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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

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大連・瀋陽 ④ (10/2) [海外旅行2007年]

2007-10-02(火)曇り時々小雨 4日目

 最終の観光だ。朝も9時半発、まったりだ。雨も少し降っている。
小雨煙る大連か・・・。霧が多い街らしい。飛行機が飛べない時も多々あるとのこと。

 旧ロシア人街。さすがロシア人観光客が多い。
そぎゃなこと、あったりまえということだろう。

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 午後から帰京。無事成田着。執着至極と言うわけだ。
中国は行く前に想像していたよりスゲー。オロロイタ。
大連、瀋陽にしても大都会だった。北京、上海、香港等まだまだ沢山の大都会を持つ。何しろ人口13 億人というが実態は良く解らんという国だ。

 現在都市化が進んでいて20 年後には都市化率60 %を超えるようだ。実際はもっと急ピッチで都市化が進んでいるため経済成長も毎年8%以上を要求される。これはオトロシイ数字なのだ。

 都市における貧富の格差もますます広がるだろう。当然、不満分子の増大にによる暴動等も発生し政治不安は日本にも大きな影響を及ぼすだろう。
車は現在10 人に一台、将来は三人に一台、当然石油の大量消費。

 Groval worming もますます進行するだろう。地球は中国を中心とするアジアの各国策に運命を委ねられていると感じる。
日本がリーダーシップを取れるか、否、不可能。
二、三十年後の地球は・・・その頃、もう死んでる。でもネー・・・。
駄文で失礼すました。

 今回の旅でエエかった点は食事が旨かった。毎回腹一杯だ。中華だが東北料理は油っぽいと聞いていたが意外とサッパリしていた。ホテルもアメニテイを除きまぁー Goo!だネー。

 帰宅しても疲れが感じない。時差がマイナス1時間というのが良かった。
12 月初めにも上海、杭州を予定してみよう。オリンピックまでに北京を含め中国全土を観光したい。テレビなどでもオリンピックが近づけば中国関連特集が多くなり再度楽しめる。我ながらエエ考えだ。フント !



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大連・瀋陽 ③ (10/1) [海外旅行2007年]


2007-10-01(月)曇り時々小雨 3日目

P1020325.jpg 列車の後ろに見える高層ビルが昨夜の宿泊ホテルだ。四つ星だけれどなかなかのもんだった。ただ、アメニティーで置かれているコーヒー、紅茶などは飲めたものではない。昨夜はお湯を沸かし、持参したブルックスコーヒーを飲んだ。
マイウゥゥゥ~~~。



 朝は最上階のレストランで食事をした。窓の際にバッグを置いていた。
ボーイさんがバッグ動いていると注意してくれた。数メーター離れたところに移動していた。廻るレストランだったのだ。抜群のロケーション。

 前に座った女性と会話をした。お互いたどたどしい英会話だが楽しかった。
ロシアに住んでいるがドイツ人とのこと。一週間ほど滞在と言っていた。
ロシアからのリゾート地でもあるようだ。特に冬は大連など避寒地となるとのこと。やっぱり英語は世界共通だぁー。Happy・・・

 瀋陽7:30 発大連行きの特快に乗車。往路と違い3 時間30 分で着く予定だ。最高速度160 ㎞だから大したもんだ。座席は日本の在来線特急のように2列シートになっている。乗り心地もよろしい。車掌は全て女性だ。たびたび車内販売におばさんが現れる。カップラーメンとお湯を持っている。これが中国の駅弁らしい。11 時頃、大連駅へ到着。

 大連市内。兎に角、人、人、人と車の洪水だ。エジプトほどではないが車優先社会だ。信号が変わってもどんどん車が突っ込んでくる。歩行者も負けじと果敢に車の前を横切る。じーっと信号変わるまで待つのはバカちゃうかということだって。と現地ガイドがのたまう。(^_^;)そりゃ汗が出ますがなぁー。

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 老虎灘(ろうこたん)
大連の海辺の景勝地だ。虎のモニュメントがあり公園になっている。道路はカップルロードと呼ばれている。トイレがあった。有料で1元取られた。

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P1020376.jpg 日本の満州時代からの古い建物だ。中山広場周辺に数棟残っている。旧ヤマトホテル、旧満鉄本社。満鉄社章入りのマンホールの蓋まで残っている。遺構だが、やはり日本人観光客向けのサービスにも感じる。建物は全て日本の満州支配の象徴のはず。バロック様式またはゴシック式建築の重厚な建物だがいすれ取り壊されると愚考する。

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世界貿易大廈展望台から俯瞰した大連市内。

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 その他車窓からの観光は人民広場、オリンピック広場、アジア最大の星海広場など。そうそう旧日本人街もあったが都市開発による取り壊しが進んでいるとのことだ。

 今日は早めにホテルに戻りハッピーだ。ゆっくりと持参のコーヒーを楽しむ。明日はもう日本だ。



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大連・瀋陽 ② (9/30) [海外旅行2007年]

2007-09-30(日)晴れ時々曇り 2日目

 今日は朝からエエ天気だ。いよいよ我がルーツ鞍山市を通る。楽しみだ。
早朝の大連市内。明日から国慶節なのだ。7日間程度の大型連休となるそうだ。

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P1020216.jpg 朝の大連駅。日本の上野駅を真似て造ったとのこと。古い建物のようだ。明日からの大型連休のため駅構内は相当な混雑。
今日1日で約30 万人の乗降だそうだ。
大連発 8:00 、瀋陽まで約4時間。快速というレベルの列車だ。座席はまぁまぁで2シートづつ向かい合わせになっている。
日本の昔の急行列車みたいでなかなか楽しい・・・

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 車窓からの眺め。兎に角、広いのれ~~~す。時々、小川があるが全部汚い。
トウモロコシ、小麦、リンゴの木などだが全て人間の手で収穫しているようだ。収穫している人は沢山見えるが機械類は見当たらない。さすが中国と感心する。

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鞍山市だぁ~~~

 何の建物か良く解らんが看板に鞍山市と書いてある。国旗が掲揚されていることから公共の建物らしい。
駅名を車窓から撮ったが暗いためか下手なのか・・・上手く写らなかった。
停車時間が解らないのでホームに出られない。ホームに出てて扉が閉まってしまえばそれでチョンでしょう。とてもオッソロシイです。

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P1020251.jpg 瀋陽駅到着。
人口700 万人の大都会だ。1月の平均最低気温約-18 ℃だ。最低温度の記録は-45 ℃とか現地ガイドさんが云っていた。
Oh,No! びっくり~でーす。

 なかなかの大都会だ。毛沢東の像らしい。町中は何処でも人が溢れている。

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 瀋陽故宮だ。世界遺産になっている。北京、台北と並んで三大故宮だ。
清朝の皇帝が昔住んでいた場所ということだ。
現地ガイドの説明聞いたってすぐ忘れるのでその辺をプーラ、プーラ。
いいではあーりましぇんか。ゴメンチャイ。

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 昭稜だ。清朝初代皇帝の陸墓。お墓と云うわけだ。ここも世界遺産だ。なんでこんなに広いのー。門から入って墳墓の近くまで2~3㎞はありそう。
もっとも往復ともバッテリーカーに乗ったので楽チーン。
しかし、皇帝の墓とはいえデッケーのれーす。

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P1020319.jpg これで本日の観光は終わり。
今日は世界遺産を二つも観光してしまった。お寺見学みたいでさほど面白いもんではない。街の中の光景のほうが食指をそそられる。
明日はまた、大連に戻る。天気も良かったし鞍山も車窓からだけれど我が目にしっかりと焼き付けたし、大満足というところだ。



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大連・瀋陽 ① (9/29) [海外旅行2007年]

 2007-09-29(土)曇り 1日目

 ちょうど3ヶ月ぶりの海外旅行だ。
中国は初めてだと言いたいが、何故か中国が生誕地なのだ。
遼寧省鞍山市で生まれた。戸籍謄本にもそう記述されている。
要するに引き揚げ者ということだ。

 下手すれば残留孤児となり今頃中国で食うや食えぬの貧困生活を送っていたか、否、とっくにあの世に行ってたかもしれん。終戦後、両親が苦労して日本に連れて帰ってくれたから今のあたしがある。ありがたいことだ。

 勿論、60 年以上の歳月が過ぎているので生誕地と云っても現実味を感じる訳ではない。心の問題ということにしておこう。
父親は10 年前、母親は今年亡くなった。日本→満州→日本と我が両親は移動した訳だが詳しいことは話さなかったなぁー。

 いつか詳しく聞こうとおもっているうちに死んじゃった。
我がルーツであり親のプロセスでもある満州・・・・
今回は列車で我が生誕地の鞍山市を通る。
しかも特快(日本での特急)の停車駅だ。
帰ったらお墓に報告する。観光は大連、瀋陽(昔の奉天)が中心だがどちらも両親から聞いたことのある地名だ。

P1020163.jpg JALはやっぱり安心感が違う。
今回の旅行は天気に恵まれなかつたため画像を小さくしてみた。それでもボケた画像ばっかりだ。相当なウデの悪さということになる。納得!

 大連周水子国際空港だ。まずは大連市内の観光から始まる。

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 空港近辺は広々としている。大連の人口は約600 万人。大都市だネー。
海に面しているのに大陸性気候の影響なのか、夏は涼しく1月の平均気温は
-5 ℃とのことだ。市内は坂道が多いため自転車はあまり走っていない。

P1020168.jpg 道路脇でリンゴを売っている。
日本ではありえない光景だ。
1個2元ぐらいかなぁー。

 水師営会見所。日露戦争終結時の日・露両軍の会見場所だ。まるで日本人観光客のためのみ存在しているかのようだ。歴史も建物も今の中国の発展から鑑みるとどんどん風化している。中国人は全く興味ないと思われるし、ロシア人にいたっては屈辱の場所だもんなぁー。

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P1020179.jpg 203高地。乃木将軍がロシアから奪回した高地だ。標高203 メーターある。
旅順港に向けて砲撃できる最高の拠点になる。現在、旅順港は中国海軍の基地のため近づくことができないし、写真撮影も禁止されている。

 日露戦争後、乃木将軍は高地に散乱していた砲弾などを集め日本に持ち帰り、「爾霊山」と称した弾丸型の記念碑を作りこの高地に建てた。

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 大連自然博物館だ。中国の青銅器、漆器、書画、ミイラ等いろいろなものが展示されている。恐竜の化石や隕石などもあり中国の広さを再認識した。

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 大連市内だ。市電だね。高層ビルと遊園地、中国版お台場???

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 ホテルから俯瞰。32階の部屋だ。
絶景・・・アッハッハのハッハッハ




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エジプト・トルコ旅行記 ⑧ (7/6,7/7) [海外旅行2007年]

2007-07-06(金)快晴 12日目

 今日は最終日だ。気合いを入れてスーツケースをパッキング。
オーシ。これで良し。ドアーの外に出した。アァァァァァ~~~。
ドアーがバタンと閉まったのだ。まだ部屋の中には手荷物が残っている。
 
 フロントで、 I left a card key in my room. と言ったら、 OK. 
と言ってスグ、カードキーを出してくれた。
That's very nice of you. といったらYou're welcome.  
自分のたどたどしい英語が通じたのが嬉しい。

 ホテルのプールサイドから見たクフ王、カフラー王のピラミッド。

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 午前中はOPとなる。ギザより約10Km南下。サッカーラへ向かう。
道路の両側はナツメヤシの農園になっている。
今日は金曜日なのでエジプトの休日なのだ。そのせいか車も少ないし、
観光客もまばらだ。

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 ダフシュールの赤ピラミッドだ。
最古のピラミッドの一つである。周りが砂漠なので映える。

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 有名な屈折ピラミッドだ。

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 赤ピラミッドの中に入った。斜路の天井が低い。下に降りるほど臭いが
キツイ。アンモニャの臭いのようだ。息苦しくなるほどだ。
玄室には何もなかったが何故か不気味な雰囲気が漂っている。

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メンフィスのラメセス2世の像。体長が15メータ。巨大だ。

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 スフィンクスもある。

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 エジプト絨毯工場でトイレ休憩。子供が働かされている。
子供の指は細いので絨毯を織るには最適だとさ。ひどいね。
文盲率が30%近いというのも納得。しかし割り切れない。
日本がエエと云うわけではないんだが・・・

 道路脇をのんびり移動している。見ていて飽きない。
下の人物はロバに乗っているのだぞ。

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 山羊だぁー。

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 馬車だぁー。

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羊だぁー。

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 ナツメヤシの実だ。9月頃に赤くなったところで収穫するのだそうだ。
油の原料だろう。

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 ジォセル王の階段ピラミッドだ。
高さも約60メーターあり、ギザのピラミッド
に次ぐ大きさだ。

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レンガ壁の跡、神殿跡のようだ。

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 ラクダに乗った警官がパトロールしている。

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 子供がロバに乗って水を運んでいるようだ。

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これもピラミッドだ。殆ど崩れているが。

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 遺跡だ。何の遺跡か解らん。ガイドが説明しているが暑くて堪らん。
砂漠の真っ只中だからとにかく暑いのだ・・・日射病になるよ・・・

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カイロに戻りナイル川の畔で昼食した。

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 午後、カイロ空港に向かう。エジプトともこれでお別れだ。
是非、もう一度訪れたい国だ。
成田まで帰路は約12 時間のフライト予定。
往路より2時間以上も短縮される。少しは楽だろう。



2007-07-07(土)曇り 13日目

 機内食を2度食べてようやく成田着。
エジプト航空の機内食は計6回食べたことになる。
味に慣れたせいかだんだんおいしく感じられる。

 まぁー、無事で帰れてよかったと素直に喜ぶ。
今回、エジプト・トルコを駆け足で観光したがエジプトはもう少しゆっくり滞在したかった。アブ・シンベル、ルクソール、シナイ半島等も行ってみたい。

 成田からリムジンバスに乗った。車窓から見る風景。あまりにも整然とした風景。緑も豊かで清掃が行き届いている。エジプト人から見れば気持ちが悪いかもしれない。でも、これが日本なのだ。この環境で残りの人生を全うすれば本当に幸せなのかなど、いろいろと考えているうちに自宅近くに到着。

 さぁー、これからまた現実と対面だ。
良い日もあるし、悪い日もあらぁーな。
毎日、反省したあとはスッパリ忘れよう。明日に持ち越さない。
毎日、精一杯生きればエエ。エジプト流だネ。



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エジプト・トルコ旅行記 ⑦ (7/5) [海外旅行2007年]

2007-07-05(木)快晴 11日目

 今日からまたエジプトだ。カイロの喧噪が懐かしい。
日本を発ってもう11日だ。
いよいよ旅も終盤。終わりに近くなると身体のほうも快調になってきた。
カイロのJRラムセス駅より特急列車でアレクサンドリアへ。
8:15定刻発車。まさか、定刻に発車するとは・・・驚いた。
1等車なのだ。右側2席、左側1席。
広くてエエ。ただお世辞にも綺麗とは云えない。座り心地も悪くはないが、日本のJRのような白いシートカバーなんか無い。ようは、この国では清潔感とかいう思考はあまり感じられん。でも、外国の鉄道ってエエもんだ。
THE外国がひしひしと伝わってくる。

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 車内販売の女性だ。シャーイ、菓子類を売っている。アルーコールはない。
Can I take your picture? と断ってパチリと1枚。でもなんか嫌な顔してる。

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 ナイル川に沿って走っているので常に緑が豊かである。ナイル川沿い以外は殆ど砂漠のような乾燥地帯だそうだ。但し、アレクサンドリア地方はナイルのデルタ地帯でもあり、地中海性気候に属すため緑豊かである。スエズ運河周辺も住みやすそうだ。その他はオアシスを除き全部砂漠か、乾燥地帯。

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 駅を通過。普通列車が止まっている。

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 なんか、くたびれているが扉を開けて走っている。

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 沿線沿いの風景だ。画像にすると解らないがゴミがスゲー。

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 アレクサンドリア駅11:15定刻通り到着。沿線風景が楽しめた。
しかしトルコもエジプトも意外と時間通りに運行されている。驚きだ。
我々が乗っていた特急列車だ。こうして見るとなかなかのものだ。

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 アレクサンドリアの街風景。

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 漏電しそうだが、全てこんな感じなのだ。

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 アレキサンドリアの駅周辺はごちゃごちゃしていて面白い。
地中海性気候のせいかカイロやギザより涼しいし、少し湿気もある。
ギザで感じる、あの乾燥した暑さはない。カタコンベの教会を見学する。
ただ、地下に墓があっただけ・・・

 ポンペイの柱だ。1本だけしかない。
紀元前300年前は400本はあったと云われている。
図書館の柱の1本だそうで27メーターの高さがある。
スフィンクスもある。

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 街の風景だ。

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 チンチン電車が走っている。

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 裏通りだ。

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 アレクサンドリア国立博物館。
古いものは紀元前2000年のものもあり海底からの発掘物は興味深い。

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 地中海だ。この辺りはリゾート地のせいか綺麗だ。ヨーロッパからの保養地となっているようだ。
アレクサンドリアからカイロへ帰る。
特急の1等車だ。クーラーも良く効いていて快適だ。座席は日本のグリーン車よりも一回りは広い。

 夕方、カイロよりギザのホテルへ向かう途中で見たピラミッド。

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 バスと比べて鉄道列車は実に楽しい。バスのように窮屈でないのもエエ。
まぁー、1等車ということもあらぁーネ。
トルコもエエけどエジプトは不思議な楽しさがある。
ごちゃごちゃとした街並み、何屋さんか解らん店も多い。
日本のようにショーウインドがあり小綺麗にしている店は見かけない。
これがまたエエんだなぁー。
観光も後1日だ。早いものだ・・・
LE MERIDIEN PYRAMIDS HOTEL 泊



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エジプト・トルコ旅行記 ⑥ (7/3,7/4) [海外旅行2007年]


2007-07-03(火)快晴 9日目


 午前中、OP参加しなかったためゆっくりできた。
朝食のあと2時間ほど眠った。お陰で身体もスッキリ。

 昼食のレストランテラスからウチヒサルの景色を観賞した。絶景だね。
岩の上に家が建っている。道路はどうなってるのだろうか?
村全体が要塞に見える。

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 ゼルヴェの谷のパシャーバ地区にあるキノコ岩。
巨大な「しめじ」だわー。なかなか面白い光景だ。

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 首都アンカラに向けてバスは走る。ひまわり畑、オリーブ、いちじく等、農業大国なんだなぁー。大半の山は赤茶色で樹木が生えてない。
乾燥地帯ということだろう。

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 トゥズ湖だ。トルコ第三の湖だ。といっても見渡す限り塩、塩、塩・・・
塩湖だって。日本では絶対見られない光景だ。奥のほうに水があるようだ。
推進は深くてもたった1メーターとのこと。30%近くの塩水で魚はいない。
とにかくこの辺りはメチャクチャ乾燥しているのだ。

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 塩の上を歩く。ちょっと舐めってみたらショッパかった。

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 アンカラ駅に到着。午後10:30発のイスタンブール行きのアンカラエクスプレスに乗車。トルコ国鉄TCDD。
日本で云えばJR夜行寝台特急、ブルートレインだ。

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 コンパートメントの1等個室を1人で占拠。定員は2名だけれど。
少々古くてガタがあるが、まぁまぁ快適だ。冷えない冷蔵庫もあり簡素な洗面所もある。クッキーとチョコレートがサービスで置いてある。
勿論部屋には鍵も掛かるのだ。窓が広くてエエ。

 上部の換気用窓がガタついていた。紙を差し込んで固定した。これぐらいは許す。窓にはトルコの印が付いている。

 12時近くになってようやく車掌がベットメーキングに来た。1ドルのチップを渡した。

 広野を走り続ける。満月が丘の上に見え、満点の星空だ。素晴らしい夜だ。
睡眠薬を飲んで爆睡モードに入った。今夜は車内泊だ。

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2007-07-04(水)快晴 10日目

 広軌のせいか思ったより揺れが少ないし、静かだった。グッスリ寝た。
ベッドは少し狭かったので落っこちるのが心配だったが大丈夫だった。
朝食は7時から食堂車で摂った。茹で卵とコーヒーがおいしかった。

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車窓からのマルマラ海。

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通過駅だ。

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 アジア側の玄関口であるイスタンブールの終着駅ハイダルパシャ駅に到着。
午前8時だ。出発も到着もほぼ定刻通り。トルコの国鉄もなかなかのもんだ。

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 トプカプ宮殿を見学。マルマラ海沿いにありボスポラス海峡も望める丘の上に
建っている。オスマン朝の支配者の居城だった。外観も立派だが内部には宝物が一杯展示してあった。

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 トルコのタクシーは何故黄色なのか?多分、目立つからだろう。

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 トルコ観光はこれでフィニッシュだ。素晴らしい国だった。
午後、イスタンブールの空港へ。昼食はまたエジプト航空の例の機内食。

 夕方、カイロに到着。一路ギザのホテルへ。
夜行列車の次は飛行機、これはチカレタ~~~。
LE MERIDIEN PYRAMIDS HOTEL 泊




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エジプト・トルコ旅行記 ⑤ (7/1,7/2) [海外旅行2007年]


2007-07-01(日)快晴 7日目

 旅行日程も折り返し点を過ぎた。身体が怠い。毎日快晴の連続だ。
なんでこんなにエエ天気なんだろう。日本は梅雨なのに。

 ホテルの近くにも遺跡がある。トルコはどこでも遺跡がありそうだ。

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 バムッカレの石灰棚を見学する。真っ白で不思議な世界だ。
裸足で歩いてみた。温泉で気持ちが良い。下へ行くほど冷たくなる。
天気はエエし、だんだん元気になってきた。

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 シルクロードをバスは走る。走る。
とにかく、ひろ~~~~~いのだ。北海道もびっくり。雲が綺麗。
標高も1000M程あるので暑いけれど日陰は涼しい。

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P1010589.jpg メブラーナ博物館とインジェミナーレ神学校を見学。
イスラーム建築は絵になる。好きになった。
 これだけ長時間バスに乗っていると疲れる。我が人生でも初の体験。
コンヤの今夜のホテルに到着。ここのホテルは最高に良い。
今ツアーで最高かもなぁー。
食事も旨い。部屋も清潔で綺麗。
浴室に体重計があったが、ゲゲー3Kg痩せたぁー。
でも、今夜は何故か気持ちに余裕がある。日本でのほにゃらふにゃらが頭から少し消えたようだ。帰れば、即、復活なぁーんちゃって・・・

 睡眠薬を飲んで爆睡した。 RIXOS KONYA HOTEL 泊



2007-07-02(月)快晴 8日目

 朝、部屋にあったワイングラスを壊してしまった。高そぉー。
フロントで I'm sorry. I broke a wineglase in my room.

What shall I do? といいかげんな英語でしゃべると、なんと。
That's OK !ときた。あとはほんじゃらふじゃらだが、すぐかたづけに行くと言ってるようだ。Thanks. That very nice of you.と言ったら No problem !
とニコニコしていた。 チェックアウトしたが請求はなかった。エかった。

 今日はトルコのハイライトであるカッパドキアに向けて出発。
シルクロードを東へ、東へ。何処までも一直線の道路。
広野か荒野か高原か耕地かなんか解らんが広いことこのうえなし。
地平線が見える。この景色をみれば当分北海道はパス。

P1010609.jpg 途中、キャラバンサライ(隊商宿)のある町アクサライで休憩。

 絨毯屋に寄った。というより寄らされた。トルコ絨毯が一杯あった。
全部日本人用なのかも。絨毯を織っているトルコ女性。観光ショーなのだ。

 我が家とトルコ絨毯。完全なるミスマッチ。接点が全く無いのだ。


 ギョレメの谷。独特の地形だ。白い滑らかな岩の中にキノコ状のトンガッタ岩が点々とある。壮大なパララマだ。あたしの持ってる高度計では標高は1200Mほどだ。大昔からの火山活動と浸食によりできた地形らしい。

 火山灰は流されてしまうが、溶岩等の硬い岩は浸食されるが残る。
地質学者にとっては魅力のある場所なのかもなぁー。
珍しい風景だが北アルプスのような山岳風景と違う点は感動がないことだ。

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 ウチヒサルから見るギョレメ。過去は城塞に使用されたらしい。

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 カイマルク地下都市。岩窟住居だ。蟻の巣のように地下にどこまでも延びている。紀元前400年頃から住んでいたようだ。

 アラブ人に迫害されたキリスト教徒が隠れていたといわれている。
2万人ほどが一時住んでいたともいわれているそうだ。まるで迷路だね。
地下4階まで見学した。ワイン貯蔵庫や寝室等あり、真っ暗なこんなところでよく生活できるものかと感心。丸い石は敵が襲ってきた時に転がして通路を塞ぐための扉なのだ。

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 案内標識からはずれたら地上へでられないかも。大迷路だ。

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 ホテルから見た夕景。ギョレメの谷に夕日が沈む。

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 OPで今夜、ベリーダンスショーがあるがパスした。
明日も午前中ギョレメ野外博物館等の観光もOPであるがこれもパス。
ベリーダンスは見たかったが体調の調整だ。雰囲気が面白そう。

 ということで明日の午前中はフリータイム。
What do I do in my free time? I'm sleeping. の結論となる。
Don't disturbu. の札を掛けて爆睡した。
DEDEMAN CAPPADOCIA HOTEL 泊



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エジプト・トルコ旅行記 ④ (6/29,6/30) [海外旅行2007年]


2007-06-29(金)快晴 5日目

 今日から5日間程は毎日バスで数百キロの移動だ。トルコは広い。
ホテルの朝食は旨い。ダータネルス海峡をフェリーで渡りアジア側に到着。
この海峡はマルマラ海とエーゲ海を結んでいる。
マルマラ海は海峡を二つ持っていて黒海とエーゲ海を結んでいる。

 フェリーのデッキでチャイを飲んだ。おいしい。
紅茶をガラスの器で飲むだけだがこれがトルコで飲むと旨いのだから不思議。
角砂糖を入れるとチャイと言う味がする。
本当は日本で飲む紅茶と同じだが・・・
エジプトではチャイでなくシャーイと呼ばれる。全く同じものである。

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 海は穏やかだ。陸地には人工物もあまり無く広野が続いている

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 アジア側を走る。ヒマワリ畑が多い。農業国だけあって耕地が広い。
北海道の比ではない。気候は温暖で日照時間も長い。でも、水は???

 車窓からみると、どうも地下水利用のようだ。川、池、湖は見あたらない。
山は禿げ山が多い。背の低い灌木がところどころに生えている程度。
日本のように緑豊かな山ではない。

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 昼食はドライブイン兼用のレストランだ。
サバかイワシのフライだったが、久し振りの日本的な食感だ。

 トルコのトイレ事情をついでに書いておこう。
管理する人がいれば有料だ。そのかわり綺麗だ。管理人がいなければ無料。
ホテルは全て洋式だが、紙を流せないのはエジプトと同じ。

 トルコ式トイレは日本と同じでしゃがみ込んで用を足すのだ。
ただ、便器が芸術的で床が陶器状のため滑りやすそうだ。
足を乗せるところだけはギザギザになっている。水洗だが水流が弱いため穴にきちんと命中させとくことだ。基本的に流れが悪いのだ。
和式と違いドアーを向いてしゃがむ。勿論、金隠しのようなものはありまへん。

 トルコ人は紙を使用しない。左手で洗うのもエジプトと同じだし紙を使用したらゴミ箱に入れること。決して流してはいけないのだ。イスラームの国は全て同じのようだ。だからイスラームでは左手を不浄の手と言うんだ。

 でも左利きの人は右で処理したら右手が不浄の手なのかなぁー???
この疑問は、日本に帰ってうちのカミシャンに左手は不浄だと話したら左利きの人はどうなのとしつこく迫られたことから発する。

 料金は1リラか50クルシュだ。
100クルシュで1リラ。1リラは約85円程度だ。結構高い。
小でチョロチョロでも85円。年寄りは回数で勝負のためエジプトでのように気前良くはなれない。

 もっともトルコは物価が高い。勿論エジプトよりという意味だ。
エジプトが安すぎなのか? ミネラルウォーターも1ドルでトルコは1本。
エジプトでは2本だ。もっともこれは観光用料金だろう。現地の人はもっともっと安く買えるはず。ホテルでは1本5リラのところもあった。日本円で450円ほどだ。500mlでだよ。ここでも日本の常識は非常識なのだ。
日本では飲み水の値段など金輪際思考の対象にならんもんね

 ちなみに、枕チップは1ドルまたは1.5リラだ。世界的にそれなりのホテルでは1ドル程度が相場のようだ。最高級のホテルは別として。

 トロイの遺跡だ。世界遺産だ。シュリーマンがどうのこうのと・・・
石ころばかりであたしには興味が湧かん。でも何かの本で読んだのだが
幻のアトランティスがトロイの下にあるとかほんにゃら。
この遺跡もまだ発掘途中であり今後新しい伝説が生まれるかも。
でも紀元前3000年頃の遺跡だから素晴らしい。

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 かの有名なトロイの木馬。
古文に基づいた想像の産物だ。新しくてこの遺跡には似つかわしくない。
日本のディズニーランドにでも置けよと言いたくもなる。

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 アイワルクのホテルに到着。こじんまりとした新しいホテルだ。
設備も良く綺麗だ。エーゲ海に面していて白人の泊まり客も多い。

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 エーゲ海だ。言葉の響きがエエ。穏やかで水も綺麗だ。
浜辺にもゴミ一つない。Very nice twilight scene.

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 ホテルの部屋のベランダから見たエーゲ海の夕景色。エエなぁー。

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 夕食はホテルでバイキングだ。食べ物もおいしい。日本のリゾートホテルのバイキング料理に似ている。趣向を凝らした物はないが、オリーフ゛の漬け物等いろいろと珍しい。チョルパスのスープもおいしい。

 ケバフ、キヨフテは敬遠だが煮込み料理はいける。
茄子料理、焼きトマト、ヨーグルトを使った料理等、種類も豊富だ。イスラームの国だが一般的にエジプトよりお酒は自由のようだ。
観光ホテルでは当然どんな酒でもある。

 エジプトではステラというビールを飲んだ。甘いビールだがおいしかった。
このトルコでは地酒ラクという酒がある。
「ラクを飲んで楽になろう。」なぁーんてガイドがのたまっていた。ワインもビールも沢山の種類があるようだ。お腹と相談したら暫し待てということだ。

 やはり、街のレストランよりホテルの夕食がエエ。バイキングは特に・・・
食べたいものを食べられる。今夜はテレビでも見てゆっくりだと思ったが
洗濯をやっつけなきゃ。 GRAND TEMIZEL HOTEL 泊。



2007-06-30(土)快晴 6日目

 ホテルのベランダから見たエーゲ海朝景色。

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 アイワルクからイズミールを抜けセルチュクの街で革製品のおみやげ屋さんへ。トイレ休憩を兼ねている。女性はスゴイ。んん十万もするのに平気で買う。高い、安いの問題ではなさそう。雰囲気でGO!となるようだ。男には理解でけん。

 聖母マリアの家を見学し、エフェスの遺跡へ。トロイと比べても格段にスケールが大きくて楽しめる。紀元前500年程度でありトロイと比べれば新しいのだ。

 アルカディアン通りから見学スタート。体育館、競技場、大劇場、図書館、娼館、浴場、トイレ等もあり楽しい。

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 1000M程の高地だが日差しが強く暑い。でも日陰は軽井沢的涼しさだ。
アルテミス神殿跡を見学してバムッカレのホテルへ。
ホテルでは結婚式が行なわれてていたようだ。花火もパパパーン・・・

 エジプトでも同じだが、紀元前の遺跡がゴロゴロと転がっている。
まぁー持って帰るには重すぎるが不用心だ。日本なら文化庁等がやっきに
なって保存することだろう。エフェスも発掘の予算が取れないため、外国の援助で少しづつ発掘しているようだ。発掘率はたったの18%ほどとのこと。
THERMAL COLOSSAE HOTEL 泊



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エジプト・トルコ 旅行記 ③ (6/28) [海外旅行2007年]


2007-06-28(木)快晴 4日目

 完全にピーになってしまった。
調合してもらった下痢止を飲んだ。主治医に調合して貰ったやつだ。
先生の顔を目に浮かべるとなんとなく効く気がしない。
結局、あまり効かなかった。約一週間お腹の調子が今ひとつだった。

 ついでだからトイレ事情を書いておこう。
空港、ホテル、レストランは基本的に無料だが誰か人がいる。
ドアーを開けてくれるがチップを要求する。無視しても差し支えないが
可哀想なので、つい余分にあげてしまう。釣りをくれと言っても釣りが
ないと言って全額ボッタクろうとする。やりとりが面白い。
彼等にしてみれば生活がかかっているので真剣だ。
トイレチップはエジプトでは50pt、約10円程度だろう。
少額の札やコインが無い時は相場の10倍ぐらい払ってあげた。
エジプシャンより金持ちだからね。気前よく払うのだ。

 ホテル、空港を含めどこのトイレでもそうだが、下水管が細くて紙を流すと詰まるので使用後の紙は便器に流さないで、備え付けのゴミ箱に捨てることになっている。日本人にとっては経験のないことなのでうかっと、つい便器に流してしまう。詰まったら大変なことになるのでヒヤヒヤものだ。エジプシャンは紙を使わない。水が入った缶が置いてあったり、蛇口があったりいろいろだが基本的には左手でおしりを洗う。
左手は不浄な手というわけだ。このまま料理を作られるとちょっとヤバイ。
日本人観光客の下痢の原因の一つなのかもしれない.
 
 カイロ空港だ。今日はイスタンブールへ行く。エジプト航空で約3時間だ。

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 昼食はエジプト航空の機内食。お腹の調子は今ひとつだが完食だ。
朝もホテルでは沢山食べた。お腹の調子と食欲は別なのか?
機内食のデザートの中にビニール被覆の針金が入っていた。
やはりエジプトだと再確認した。

 ここはトルコだ。イスタンブールにあるブルーモスク。
スルタンアフメット・ジャーミィーが正式の名だ。世界一美しいモスクと云われているようだが、確かに中も外も壮大で見事なものだ。
イスタンブールのタクシーは黄色だね。

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 屋内の天井も素晴らしい。

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 イスタンブールの市街だ。カイロとは全然違う。ゴミも落ちてない。
車もピカピカだ。少し年式は古いが日本車が多い。気温はカイロより少し
低いので気持ちが良い。なかなか綺麗な街だ。信号も多い。
道路、交通事情は日本的だ。カイロが悪すぎた。

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 国産車は無く、全て輸入になるためか、購入価格は日本と比較して相当
高いということだ。カローラでも高級車となる。産業は農業が中心だ。

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 ヨーロッパ大陸とアジア大陸との境のボスポラス海峡をクルージングした。
左側がヨーロッパ大陸で右側がアジア大陸だ。今宵の宿はヨーロッパ側
だが、明日からはアジア側を観光することになる。これはヨーロッパ側。
イスタンブールは「ヨーロッパとアジアの架け橋」といわれるが、まさにその通りと実感できる街だ。都市機能はヨーロッパ側に集中している。アジア側は別荘地や住宅地になっている。

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 国旗、または国旗の絵柄が目につく。愛国心の違いか?

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 観光クルージング船。我々が乗船している船と全く同じだ。

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 豪華客船が停泊している。これは貧乏人では乗れないのだ。

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 綺麗な建物やモスクもあり、なかなかのロケーションだ。

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 別荘が多い。イスタンブールは非常に物価が高く日本円換算で1人最低でも
20万円/月必要らしい。海も綺麗だしリゾート地でもある。特にこのボスポラス海峡の両側は高級別荘が多く内外の金持ちが所有しているとのことだ。

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 海峡には大きな吊り橋が2本ある。
2本とも施主は大成建設等の日本の企業らしい。

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 波も穏やかだ。船の往来は多い。この海峡は最小幅700Mだし軍事的に非常に重要とのことだ。長さ約30Kmで黒海とマルマラ海を結んでいる。

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 金角湾だ。ブルーモスクとトプカプ宮殿が見える。この辺りが旧市街でボスポラス海峡側が新市街となる。イスタンブールはトルコの最西端にありギリシャに近い。

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 イスタンブールの市街のレストランで夕食だ。ハードスケジュールのためか食欲無し。疲れた。本日の乗り物はバス、航空機、船、バスじゃ。
ほんにチカレタベー。

 夕食はチョルバ(トルコのスープ)やキヨフテが出たが口に合わない。
疲れのためもあるが、どうも羊肉は苦手だ。パンは非常に旨い。
デザートはメチャクチャ甘い菓子だ。エジプトと同じく歯に浸みるほどだ。

 トルコの水道水は現地の人も飲まない。
まぁーミネラルウォーターにも慣れたのでどうでもエエけど。
ELESIN TOPKAPI HOTEL 泊



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