SSブログ

傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

北海道 ドライブ 2014-07-17~23  ⑥ [観光]


7月22日(火 ) 曇り 

 今日の予定は苫小牧です。ルートは二通り考えました。一つは釧路から北上し浦幌で有料道路の道東道に入ります。苫小牧まで約 300Km で6時間ほどです。ただ大半が有料道路か高速道路で山間部の走行となります。北海道の中央部を走るので山の景色は良いかもしれません。

 もう一つのルートは襟裳岬を経由して苫小牧に至るルートです。苫小牧まで約 400Km で10時間の所要、大半が一般ルートになります。景色の変化をを楽しめる点では時間は掛かっても襟裳岬廻りでしょう。北海道の道路環境から推察して、ナビゲーターの所要時間の70%程度かと思います。ということで、襟裳岬を目指して出発。

DSC_8438.jpg

 釧路市内を出てR38(釧路国道)を走ります。概ね、太平洋を左に眺めがら走りますが、海は結構荒れています。広尾を過ぎると車が極端に少なくなり、前後に車が無くなります。信号も無い。海岸線沿いに舗装された立派な道路がどこまでも続きます。時々、車を停めて海を眺めます。霧のため視界は悪いが癒されます。晴れて良し、霧も良しということでしょう。

DSC_8456.jpg

DSC_8473.jpg

DSC_8498.jpg

DSC_8506.jpg 襟裳岬に到着です。日高山脈の末端になり、沖合いまで岩礁が続いています。日高山脈が海底に沈んでいく姿です。岩稜の尾根か稜線が海中まで続いていることになり豪壮です。花が咲き、海鳥が舞っている。歌の文句に出てくる光景ですが癒されますね。岩礁地帯にはアザラシも生息しているとのことです。

 あいにく霧が深くて視界不良。風が強い。突端には展望台も兼ねた「風の館」と呼ばれている立派な施設があります。食事も出来ますし、おみやげも売っています。森進一や島倉千代子の歌がヒットしてから有名になった観光地ですが、四十数年前には何も無かった記憶があります。


 昼食後、今宵の宿泊地、苫小牧に向け出発。太平洋も襟裳岬の東側と西側では様相が変わります。午前中走行した釧路から襟裳岬までの海は波が高く、荒れていましたが、岬から苫小牧に至る西側の海岸は穏やかでした。道路も西側は町が多く車もそこそこ走っています。

 午前中走った東側は80km/時近くで走行できましたが、午後は60~70Km/時まで落ちました。それでも信号も少なく快適な走行を楽しめます。
苫小牧60Kmほど手前、日高門別 IC から有料道路の無料区間を走ります。無料区間が終わる沼ノ端 IC で降りると苫小牧はスグそこでした。今日は400Kmほど走ったので少し疲れました。朝9時半頃の出発で、夕方5時前に到着です。街見物は止めて早目に就寝となりました。

DSC_8489.jpg




7月23日(水 ) 曇り 

DSC_8511.jpg

 昨日で今回の北海道観光は終わりました。今日は新千歳空港から帰るだけです。空港まで約30分だから朝遅く出発です。レンタカーを返した時点で通算走行距離は 1611Km となりました。お天気に恵まれたとは言えませんが事故も無く快適な走行を楽しめました。感謝・感謝です。

 今回は年初の流氷見物の延長で、主に道央とオホーツク海、太平洋側を楽しみました。来夏も元気なら是非訪れたいものです。次回は函館から稚内の日本海側を散策したいと考えています。

 北海道の次は沖縄、宮古、石垣、西表、与那国の島々を巡りたいものです。日中関係が改善されれば中国にも行きたいですね。当分、健康で長生きしなくっちゃね。 ♪~♪ d(⌒o⌒)b ♪~♪


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(4)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 ドライブ 2014-07-17~23  ⑤ [観光]


7月21日(月 ) 曇り 

1406203362928.jpg1406203373248.jpg

 朝食後、宿の傍の公園を散歩しました。別海町鉄道記念公園です。平成元年にJR北海道の標津線が廃止され、廃駅となった西春別駅の跡地です。近辺の地名は今でも「西春別駅前〇〇〇」「駅前錦町」のような地名が未だ残っています。近くには陸上自衛隊駐屯地や航空自衛隊飛行場もありますが、人気の無い辺鄙な街です。廃駅になると周辺の街は寂れてしまいます。北海道にはこのような場所が沢山あります。寂しいものですね。

1406203355486.jpg

DSC_8348.jpg

 今日の予定は納沙布岬を廻り、釧路泊です。距離はそれなりにありますが、関東近辺とは道路事情が全く違うので問題ないと思います。

 西春別のホテルを出発しR243(パイロット国道)を走ります。網走の女満別空港を基点として根室に至る国道ですが、途中、中標津空港近くを通るのでこの名称が付いたのかもしれません。どこまでも続く一直線の道路。信号も無く車も少ないのに完全舗装されていて走り易い。気持ちよくのんびり走れます。のんびりと言ってもスピードは70~80Kmです。周りの環境からこの辺りのスピードが一番快適ですね。

 厚床からはR44(根釧国道)を走ります。一時間ちょっとで道の駅《スワン44ねむろ》に着きました。眼前に風連湖、奥には春国岱(しゅんくにたい)と呼ばれている砂州が広がる絶景のポイントです。ハクチョウの飛来が有名で、根室湾に直接面している汽水湖(淡水と海水が混ざった塩分の低い水をたたえる湖で、砂洲によって海と隔てられた潟であることが多い)です。根室湾に面する砂州には湿原や原生林、砂丘など人の手が付いてない変化に富んだ自然が広がっています。この道の駅は眺めが最高で、絶好の休憩場所でした。

DSC_8357.jpg

 お昼御飯にはまだ早いので根室市内を通過して納沙布岬を目指します。根室市内から納沙布岬へはR33を走りますが、太平洋側と根室湾側、どちらからでも行けます。行きは太平洋側を走り、帰りは根室湾側を走りました。途中、海沿いにある歯舞という町を通りました。さびれた町でしたが歯舞群島を実感しました。

 やがて岬の灯台が見えてきました。晴れていればその奥 7kmの所に水晶島が見えるはずですが、残念ながらまたもや不発です。
納沙布岬には岬の灯台、望郷の岬公園、四島のかけはし、北方館、望郷の家、望郷の塔などが置かれています。離島を除けば日本最東端です。8月の月平均気温が16.5℃と、全国で一番低いそうです。

 この日も曇っていたせいか寒かった。北方館には双眼鏡(無料)が設置され、ここから歯舞群島の水晶島を見ることが出来ます。晴れていれば平坦な島の上に、ロシアの監視塔や、レーダー施設も見ることが出来るようです。

DSC_8358.jpg

DSC_8365.jpg

1406203764822.jpg
 
 公園内に食事処があったので昼食です。花咲きカニが半匹入った花咲カニラーメンを食べました。花咲カニはズワイ、タラバ、毛ガニと較べると味が落ちますが、お腹が減っていたので美味しかった。話の種ということもありお奨めです。

 四十数年前に根室駅前で湯掻きたてを食べたことがありましたが、大きさが違うし味も違う気がします。まぁ~、お金次第で美味しい花咲カニが食べられるのかも。

 公園内には霧が立ち込めています。海からどんどん這い上がってきます。冷たい海霧です。北海道のこの根釧地方では夏季頻繁に発生する現象のようです。

DSC_8390.jpg

DSC_8399.jpg

 岬からの帰りは根室湾側を走りました。牧場もありますが、見渡す限り原野が広がっています。道路は一直線に延びていて殺風景な景色です。

DSC_8418.jpg

 今晩の宿は釧路です。納沙布岬から150Kmほどありますが北海道では問題無い距離です。釧路駅前のホテルにチェックイン後、街を散策。人気に乏しい閑散とした街です。駅の隣に新しい教会が建っていたので驚きました。

DSC_8429.jpg


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 ドライブ 2014-07-17~23  ④ [観光]


7月20日(日 ) 晴れ 

DSC_8230.jpg

DSC_8234.jpg 朝、起きると小雨が降っていて霧も掛かっていました。お天気が良ければもう一度摩周湖に寄ってもと考えていたのですが諦めました。今日の予定は知床辺りを見物して、時間があれば野付半島も散策したいものです。お天気も少し回復してきました。窓を開けて走ると少し寒いですが爽快です。

 車のエアコンは不要ですね。一昔前、道内ではエアコン装着車は稀だったはずですが、近年は温暖化のせいで殆どがエアコン装着車のようです。途中、川湯温泉近くの硫黄山に寄りました。アイヌ語でアトサ(裸)ヌプリ(山)と呼ばれ、現在でも硫黄の噴煙がゴウゴウと音を立ててあちこちから立ち上がっています。標高512mで、硫黄の臭いが強烈な活火山です。

 近くの屈斜路湖(くっしゃろこ)にも寄りました。日本最大のカルデラ湖で世界第二位の大きさを持っています。中央には日本最大の湖中島の中島が浮かんでいて、スケールが大きい湖です。強い酸性湖のため魚類は少なく漁業権も無いようです。湖畔の砂を少し掘ると温泉が湧き出てきました。四十数度ありそうです。湖の水を少し混ぜると丁度良い湯加減になります。湖畔のキャンプ場ではキャンパーが砂を掘って温泉を楽しんでいました。

DSC_8238.jpg

 川湯温泉からJR釧網本線沿いに走り知床斜里に向う。知床斜里は今年の冬にも来たので懐かしかったですね。ここからオホーツク海を左に眺めながらR334(知床国道)を走ります。お天気は急回復し快晴です。でもこの周辺の天候は目まぐるしく変わりますから過度の期待は禁物です。ウトロの街に入る手前でオシンコシンの滝を見物しました。

DSC_8244.jpg

DSC_8257.jpg

 オシンコシンの滝は海から歩いて5,6分登ったところにあります。日本の滝百選にも選ばれていますが、名前の由来はアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味するようです。落差は大したこと無いですが、正面から見ると横に広がっていて迫力がありました。オホーツク海の海の色も綺麗ですね。

DSC_8260.jpg

DSC_8276.jpg

 ウトロから知床連山を横断する知床横断道路を走ります。海から山に入ると天候は急変し、小雨と濃い霧です。本来なら知床横断道路の中間点である知床峠からは知床連山、羅臼岳、や国後島まで俯瞰できるようです。運が悪いのでしょうか、摩周湖に続き、深い霧のためライトを点灯して走ることになりました。摩周湖、とこの知床の羅臼岳は是非見たかったのですが・・・。次回、再度挑戦しなければとも考えました。

 オホーツク海側から知床半島を横断し、根室海峡沿いの羅臼町に到着。道の駅「知床・らうす」で昼食です。生うに、生カキ、ハモのカバ焼き丼、ホタテの味噌汁・・・『旨いぃぃ~~。』

 この辺りから近くに国後島が見えましたが、いざカメラでとなると雲がかかり良く見えません。オホーツク側は快晴だったのですが、この根室海峡側はどんよりと曇っています。

DSC_8278.jpg

DSC_8288.jpg

 時間もタップリあるし、お天気も回復してきたので野付半島に向います。根室海峡の真ん中に突き出ている釣り針のような形の半島です。上空から俯瞰したこの不思議な形に魅せられ、学生時代から一度は行ってみたい場所の一つだったのですが、齢~~才にしてようやく実現と相成りました。延長28Kmの日本最大の砂嘴(さし)です。

DSC_8291.jpg

 道道R950に入ると荒涼とした景色が広がってきます。立ち枯れた木が目立ちます。トドマツやミズナラが海水で侵食され朽ちたもので「トドワラ」「ナラワラ」と呼ばれています。湿地帯もあり珍しい風景です。

DSC_8296.jpg

DSC_8333.jpg

 半島の狭いところでは右も海、左も海です。道路が一直線に延びています。人工物が少なく、辺りには原生花園が広がっています。花の名前はハマナスしか知りませんがカラフルです。野付崎灯台の奥、16Kmに国後島が大きく見えるはずですが雲が掛かっていて見えません。

 オホーツク海の気候は変化が激しく気儘です。でも自然のままの北海道を楽しめて大満足でした。ただカメラの標準レンズが壊れてピントが合わないし露出も明るくなったり暗くなったりで散々でした。「壊れなくても同じことでしょう」と言われそうですが、そのとおりでしょうね・・・(へ_へ;)

DSC_8310.jpg

DSC_8311.jpg

 半島の先端に近いネイチャーセンターで一服です。観光客も少ないのでのんびりできます。キタキツネもウロウロしています。人間への警戒心はあまり無いようです。

 野付半島は荒涼としたところですが、さいはての北海道を感じるところです。まさに「北海道の原風景ここにあり」。来てよかったし、もう一度訪れたいものです。

 荒涼とした風景も堪能したので今宵の宿がある野付郡別海町西春別に向います。ナビでは1時間45分、約60Kmですが実際は約1時間ほどで着きました。中標津空港の近くを通り過ぎると周りは牧草地ばかりです。時速80Km以上で走っていても違和感はありません。信号は無いし、車も走ってない。これもまさしく北海道。今日の走行距離は300Kmを越えていますが、時間的には余裕でした。

DSC_8318.jpg

DSC_8319.jpg


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(4)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 ドライブ 2014-07-17~23  ③ [観光]


7月19日(土 ) 曇り後雨 

DSC_8221.jpg

 今日も遅めの出発です。予定は阿寒湖と摩周湖です。泊まりは摩周湖温泉ですから走行距離は180Km程度です。お天気も良くないのでゆっくり走ることにします。

 帯広から足寄(あしょろ)まで道東自動車道が利用できますが、急ぐ事もないので一般道路を走ります。まぁ~、上を走ろうと下を走ろうと時間的には大差ないです。却って一般道路のほうが道の駅もあり楽しいですね。
R242(陸別国道)を北上し道の駅《あしょろ銀河ホール21》で休息。
これと言って何も無い道の駅ですが休憩にはありがたいです。ここを右折してR241(足寄国道)に入ります。

 北海道の主な道路は通称名が付いていて道路脇にも表示されています。勿論、~~道路、~~国道とかだけでなく、オロロンライン、オホーックラインのような名称もあり周辺のイメージが感じ取れます。北海道全土が観光地だからかもしれません。

 R241からR240(まりも国道)を走り阿寒湖にお昼頃着きました。今年の2月に訪れた時は全面結氷していて、広い雪原にタンチョウツルや白鳥が戯れていました。今日はカモの親子がのんびりとお昼寝です。人が近づいても逃げません。有名な観光地なのに観光客もチラホラ程度で閑古鳥が鳴いている雰囲気です。

 観光シーズンだけれど、今日は雨の土曜日。平日もこんなものなのでしょう。天然記念物のマリモも生育し、近くにはアイヌコタン(アイヌの人約200人が暮らしている村)もあり四季を問わず話題の多い温泉地ですが少し寂しいですね。お天気も悪く、阿寒岳や4つの島も見えません。晴れていれば素晴らしい景色が堪能できたはずです。近くのコンビニでサンドイッチとコーヒーで軽く昼食を取り出発。

DSC_8222.jpg

DSC_8226.jpg 午後は摩周湖です。再度、R241を辿りますが、道路名は《阿寒横断道路》となっています。
途中、双湖台という展望台があります。晴れていれば、原生林に囲まれたパンケトーとペンケトーの二つの湖が俯瞰できる展望スポットです。湖は噴火によって誕生したカルデラ湖ですが、この辺りの標高の高い湖は殆ど噴火によって出来たカルデラ湖です。湖の名前はアイヌ語で、パンケトーは下の湖、ペンケトーは上の湖ということのようです。ペンケトーは北海道の形をしていると言われています。

 湖周辺は道路も遊歩道も一切ありません。頻繁にヒグマが出没する生息地であるため立ち入り禁止地域になっています。それゆえ、手つかずの原生林が残っているのでしょう。雨も降っているし霧のため視界も悪いので残念ですがここはパスです。

 山道をどんどん下ると坦々とした直線道路が続きます。北海道の直線道路は凄いですね。真っ直ぐで先が見えない・・・。自衛隊のトラックやジープが走っていますが、直線道路なのでどんどん追い越します。北海道では遅い車は左に寄り、追い越させてくれる事がたびたびありました。追い越しても気持がいいですね。反面、黄色信号で急ブレーキを掛け停止線を大きくオーバーして停まる車もいる。律儀なのもいいかげにせぇ~と言いたくなる。お陰で、もう少しで追突するところだった。いずれにしても、見知らぬ土地では慎重な運転を心掛けることですね。阿寒湖から1時間半ほどで摩周湖第一展望台に到着。

DSC_8227.jpg 小雨のため何も見えない。少し上の第三展望台まで行きましたが標高が高いので全く視界ゼロ。時間もあるので第一展望台で天気の回復待ち。標高が900mほどあるので下界が晴れていても雲の中。もっとも霧が発生し易いので ” 霧の摩周湖 ”で有名です。


 大昔(学生時代)訪れた時も霧でしたが湖面は見えたような記憶があります。晴れていればブルーの湖面に浮かぶ中島や遠くに斜里岳も望める北海道でも屈指の光景が眺望できるスポットです。

 天候が回復する兆しも全く無いので摩周湖温泉の今宵の宿に向いました。温泉に浸かり、夕食には毛蟹をいただき大満足でした。


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 ドライブ 2014-07-17~23  ② [観光]


7月18日(金 ) 晴れ後曇り

 朝はのんびりです。昨日は早朝のフライトだったので疲れました。急ぐ理由もないので9時半頃出発。今日の目的は美瑛・富良野でラベンダーの花の観賞です。朝早く発てば旭山動物園も少しは楽しめるのだが、我が老人グループでは考えられない。

 6月頃の計画では2週間の日程で、旭山動物園でも一日観光を予定していたのだが。まぁ~、何だかんだとあるので日程を半分に縮小した結果、旭川は通過だけになってしまった。今夜の泊まりは帯広なので、旭川まで道央自動車道を利用し、旭川からR237を富良野方面に南下するコースにした。

 ホテルを出て道央自動車道札幌ICに向かう。通勤ラッシュ時間帯も過ぎ、札幌駅周辺を大きく迂回したためか車は少なかった。北海道の都市周辺は車線が多い。片側4車線道路もある。右折左折は早めに準備と言いたいところだが、車が少ないので直前でも大丈夫です。

DSC_8065.jpg

 道央自動車道を旭川鷹栖ICで降り旭川市内を走る。旭川は過去2回仕事で訪れたが殆ど記憶に残ってない。最近、旭川と言えば旭山動物園。動物園としては狭いし動物の種類も多くない。でもアイデアと話題では日本一。人気も入園者もトップクラス。子供から大人まで楽しませる魅力を見たかった。日数があれば動物園でゆっくりしたかったが次回の楽しみとしょう。

 R237を富良野方面へ。美瑛・富良野のラベンダー畑の観光です。一つ目はR237沿いの美馬牛峠にある《かんのファーム》です。峠にあるためか広々としていて自然が溢れています。併設されている小さなお土産店でじゃがバターやソフトクリームを食べ昼ごはん代わりとする。

DSC_8068.jpg

DSC_8132.jpg

DSC_8152.jpg 二つ目は《フラワーランドかみふらの》です。丘の上にあるため展望が素晴らしい。北海道らしい広大な光景が展開しています。ラベンダーは今が一番見頃で楽しめます。勿論、カラフルな他の花々も咲き乱れていて、絶景・圧巻の光景です。
 突然雨が降り出し、土砂降りになりました。慌てて売店に逃げ込み、雨宿り。この農園ではメロンも栽培しているようです。おやつに食べてみたが甘くて美味しかった。大玉メロン2個を買い大阪の弟宅に送ったので高い雨宿りになってしまった。園内は広いのでトラクターを改良した乗り物で一周できるが、雨も止まないので暫し休息とする。

DSC_8146.jpg

DSC_8161.jpg

 雨も止んだので出発。三つ目は《ファーム富田》です。ラベンダー発祥の農園です。グラデーションが見事ですね。飲食、おみやげの大きな施設もあり観光客が多い。大半が中国、台湾、韓国の観光客です。観光バスが十数台停まっていました。富士山麓の忍野八海と同じで外国人向けの観光地です。メロンも先ほど立ち寄った農園より安い気がします。でも、観光地では国内外を問わず多少の無駄なお金は良しとするのが私の持論だから問題なし。それにしても見事なお花畑です。山の高山植物と違い人工的ですが、人工的もここまでくるとこれはこれで圧巻ですね。

DSC_8172.jpg

DSC_8173.jpg

DSC_8177.jpg

 遠くには富良野盆地を挟み雄大な十勝岳連峰が望めます。JRの列車も走っていて長閑な風景色です。名残惜しいけれど今宵の宿、帯広まで、まだタップリと距離が残っています。ナビは占冠(しむかっぷ)ICで道東自動車道に乗る指示ですが遠回りなので、山越えしてトマムICで道東自動車道に乗りました。山道では雨に降られ、有料道路では霧が深かったが、夕方、予定通り帯広に到着。

 今日は有料道路、一般道路を350Kmほど走行したので疲れました。運転していても疲れるし、座席で寝ていても疲れます。でも、北海道はナビの予定時間より3割ほど短縮できます。車は空いているし、一般国道も信号が滅多にないので高速道路と同じようなものです。60Km/時速制限ですが、大抵の車は80Km/時速前後で走っています。鹿やキツネの飛び出しに注意しながらスピードを出すので余計に疲れます。

 帯広駅前のワシントンホテルに宿をとりましたが地下に大浴場もあり疲れが癒されました。夕食は駅近くの繁華街でラーメン、餃子です。旨かったが油が強くお腹の調子が悪くなりました。繁華街と言っても歩いている人もまばらだしシャッターも閉じているお店が多い。地方都市の最近の現状です。帯広駅周辺をブラブラ散策してホテルに戻り、早めに就寝。

DSC_8183.jpg



ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(5)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 ドライブ 2014-07-17~23  ① [観光]


7月17日(木 ) 晴れ

 例年なら、この時期、中国をブラブラと散策となるが、昨今の日中関係に影響されてかあまり気乗りがしない。今年の冬、北海道で流氷見物をした時、今夏は北海道の広い大地を車でドライブも悪くは無いなぁ~と考えていた。たまたま旅行仲間に賛同者がいたので急遽出かけることにしました。

DSC_7992.jpg

 羽田から快適なフライト。新千歳空港到着10時過ぎ。予約しておいたレンタカーのカウンターに行くと空港近くのレンタカー営業所までマイクロバスで送ってくれた。一週間のレンタルで、保険関係も自損他損とも免責ゼロで契約した。少し高くついたが、慣れない車に見知らぬ道路、反射神経の衰えた老人(私のことかも・・・)等を考慮すると止むを得まいということです。

 宿は予め予約しているが、状況により変更するつもり。前日にキャンセルすればキャンセル料が発生しない宿を予約しておきました。計画では平均走行距離一日300Km程度だが、高速や有料道路が少ないので老人には少しツライかもしれない。でも北海道は過去、何度も来ているし、車には最新式のナビも付いているので不安要素は全く無い。とりあえず小樽に向けて出発する。

 道央自動車道の千歳ICから小樽ICまで約1時間。お天気も良く、車も少なく、まずは順調な滑り出し。小樽運河の河畔を散策し、お昼御飯とする。ホッケ定食と生ウニを味あう。観光地の食堂は高いし味も今ひとつだ。札幌で食べたほうが安くて旨いはずですね。

DSC_8016.jpg 食後、札幌へ。高速道路を札幌北ICで降り一般道路を走る。大都会なので車も多いし車線も片側3~4車線ある。でも北海道の土地柄なのか、運転におおらかさを感じる。車線変更も楽だし気持良く運転できる。東京、埼玉とは明らかに違う。

 テレビ塔を右折して大通公園の地下駐車場に車を入れ、雪祭りで有名な大通公園の散策だ。この辺りは過去、何度か来ているので土地勘がある。公園で例の焼きトウモロコシ、ソフトクリームを食べたが、昔の味とは違うような気がした。昔、もっと旨かった気がしたが加齢による味ボケかも。ベンチに座り花壇の花や噴水を眺めていると癒される。空も青く、吹き抜ける風が爽やか。まるで5月の気候のようだ。都会のオアシスですね。

DSC_80001.jpg

DSC_8003.jpg

 時計台も近くにあるので建物の中を見学した。北海道大学の前身である札幌農学校の演武場としてクラークの提言により設置されたと書いてある。明治の初めに設置され今も時を刻んでいる国内最古の機械式塔時計・・・
・・・ホンニャラ・フニャラ。札幌の街のシンボルでしょう。

DSC_8010.jpg

 大通公園でのんびり過ごしたあと、予約しておいたホテルへ。郊外にあるリゾートホテルなので、温泉を堪能する。

 夕食後、近くの藻岩山に出かけた。あいにく、夜霧のため素晴らしい夜景とは程遠かったのが残念でした。本来なら北海道の三大夜景の一つである大都会札幌の夜景を楽しめたのに。でも藻岩山観光道路でキタキツネが目の前に現れたのが嬉しかったです。

DSC_8057.jpg


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 流氷観光 2014-02-25~27 ② [観光]


2月27日(木 ) 晴れ

DSC_7291.jpg

 昨日は紋別港から沖合いの流氷見物後、バスで川湯温泉へ。サロマ湖を左に見て、計呂地、端野、美幌と内陸部へ。屈斜路湖の近くの川湯温泉に着いたのが6時過ぎでした。北海道の広さをあらためて実感した一日でした。

 今日の予定は斜里から列車でオホーックの流氷を見物し、網走から阿寒湖へ。夜、帯広空港から羽田となります。

 昨日に引き続きお天気は快晴。ホテルを出る時の外気温はマイナス17.5度。さすが北海道。日差しが強いのでそれほど寒さは感じないけれど、鼻の中がゴワゴワします。

 今日もバスの走行距離は350Kmを越えるので疲れそうです。
知床斜里駅へ向かう途中、右手に斜里岳が雄大な景観で迫ります。近くには摩周湖もあり、青春時代に散策した懐かしい一帯です。

DSC_7292.jpgDSC_7294.jpg

 JRの斜里駅に到着。ここからノロッコ号に乗車し北浜駅で下車します。ノロッコ号はJR北海道が運行するトロッコ列車です。夏・秋のシーズンには釧路湿原や富良野でも運行されますが、冬はこの流氷ノロッコ号だけが運行されています。流氷観光期だけの臨時列車です。

 観光列車のため速度が遅く、昔は窓も無く吹きさらしの貨客車だったようです。今は窓もありダルマストーブが設置され、オホーツク海の流氷を一望できるように大きな窓に面しベンチ座席も設置されています。「ノロッコ号」の由来はスピードがのろい(遅い)と、トロッコを合体させた言葉のようです。

DSC_7302.jpg

 列車は知床の街の中をのんびりと走ります。建物もまばらで人影も無い殺風景な風景色です。

DSC_7303.jpg

DSC_7343.jpg

 知床の街を抜けると海が見え始めました。沖合いまで流氷に埋め尽くされています。昨日の紋別で見た流氷よりはるかに圧巻・絶景です。列車は海の傍を走っているようですが陸と浜辺と海の境目が解りません。北の最果ての地を走っている印象です。

DSC_7349.jpg

 オホーック海の流氷はロシアのアムール川河口近辺で海水が凍ったものです。風や海流で流され南下し北海道北東沿岸に接岸します。風向きによっては沿岸から離れ沖合いに漂います。今日は嬉しいことに接岸しています。流氷の上にはアザラシ、北キツネ、オジロワシ等がいるはずですが、白一色のためか生き物は見つかりません。

 列車は更にスピードを落としノロノロ運転です。写真も撮り易く、JR北海道のサービス精神を見直しました。

DSC_7376.jpg

DSC_7381.jpgDSC_7389.jpg

 網走駅の少し手前の北浜駅で下車。無人駅です。オホーック海に一番近い駅、また日本国内で最も海に近い駅とも言われています。ドラマや映画の撮影に利用されるので観光地になっています。あたしはべつに鉄オタではないのですが、ディーゼル機関車とオホーック海の流氷・・・北海道ならではです。

DSC_7393.jpg

DSC_7414.jpgDSC_7398.jpg

 北浜駅からバスに乗り換え20分ほど斜里駅方面に走ると涛沸湖だ。オホーック海の傍にあり川と海の水が入り混ざっている汽水湖で、ハクチョウ、ガン、カモなどの渡り鳥の飛来地で有名です。自然が一杯でのどかな環境が広がっています。

DSC_7402.jpg

DSC_7436.jpg

 ショッピングで網走海鮮市場に立ち寄りました。市場の前の道路を隔ててノロッコ号が通過します。道路に出て写真を撮っていましたが、気が付くと後ろに乗用車が停まっていました。慌てて後に下がりましたが、車の運転手は笑いながら手を振って走り去りました。あたしが写真を撮り終えるまで静かに待ってくれていたようです。北海道の人は心が大きくて広いですね。見習わなければと反省。

 しかし、このあたりに展開している風景を見ていると誰でも大らかになるような気がします。市場の裏に回って見るとオホーック海が眼の前に一杯広がっていました。地元の人でしょうか、氷の上に乗って棒で厚さを調べていました。辺り一面が氷なので砂浜と海の境目が良く解りませんが、何か面白そうです。

DSC_7421.jpg

DSC_7474.jpg

DSC_7438.jpg オホーック海を後にして一路、帯広空港に向かいます。途中、阿寒湖畔で昼食です。ホタテ鍋やシャケ鍋が美味しかった。

 北海道の湖は凍っているので、まるで平原のように見えます。北海道では5番目に大きい淡水湖です。


 阿寒湖を過ぎ、道の駅「阿寒丹頂の里」の裏にある阿寒国際鶴センターに立ち寄りしました。絶滅に瀕していたタンチョウ鶴の餌付けに成功してから、毎冬、この地にタンチョウ鶴が訪れるようです。頭が赤くて優雅な佇まいをしています。白鳥、カモ、鳩、カラスなども沢山いましたが、ツルを真近で見たのは初めてです。

 今回の観光はここで最後です。暗くなった頃、帯広空港に到着。一路、羽田空港へ。三日間と短い旅行でしたが、冬の北海道を堪能しました。

 お天気は三日間、晴れまたは快晴で申し分なし。反面、暖かくて少し物足らなかった。ガイドさんが言うには、「これだけ暖かくて良いお天気は今冬初めてです。」とのことでした。残念だったのはカニやウニをふんだんに食べられなかったことだけです。北海道で旨いものを食べたければ札幌、函館のような都会のほうが便利なようです。今回はツアー参加なので観光が主体でした。次回、美味しいものの食べ歩きをしたいものです。

 感動したのは北海道の広さでした。信号が極端に少ないので一般道も高速道路も変わらない。驚きです。心まで大きく、広くなった気がしました。でも家に帰ると、元の偏屈なジジイに戻ってしまいましたが・・・。(へ_へ;)

DSC_7497.jpg


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 流氷観光 2014-02-25~27 ① [観光]


DSC_7086.jpg2月25日(火 ) 晴れ

 海外旅行仲間からお誘いがあった。中国語が堪能な人ばかりなので、本来は中国か台湾の何処かとなるのだが・・・。中国は今ひとつムードが悪そうだし、台湾も少し食傷気味なので北海道の流氷でも見に行こうとなった。

 スキーで雪は慣れているが、北海道の白い大地や海の流氷となると興味津々となります。北海道は夏季、学生時代に国鉄(JR)やバスで一周した。社会人になっても春季、失業中に一周した。仕事でも何度も来たし、ゴルフでも来たものだ。冬の函館、札幌、旭川、小樽も何度か訪れた。しかし、稚内、網走等の道北を冬に訪れるのは初めてです。流氷は予てから是非見たいと思っていたので楽しみです。旅行社のツアーに参加したが国内のツアー参加は初めてです。でも旗を持った添乗員さんに付いて歩けばいいのだから気楽なものです。

 朝、羽田から新千歳空港に向かう。久し振りの国内線です。新千歳で稚内行きに乗換えだ。稚内行きはANAのボ­ンバルディアDHC-8-Q400 双発のプロペラ機です。久し振りのプロペラ機の振動や機内の狭さに感動しました。昔のYS-11型機を思い出しました。稚内空港に12時頃到着。

DSC_7157.jpgDSC_7103.jpg

 空港からバスで稚内市内にある副港市場で昼食。ウニ、ホタテ、蟹等、北の幸を期待してメニューを見たが東京とさして変わらない平凡なものばかり。海鮮定食を注文したが何処にでもある定食だった。ただ、イクラが美味しかったのが救い。

 昼食後、近くの稚内港に寄りました。利尻、礼文島へのフェリーもここから出ています。サハリン便も国際旅客ターミナルから出ています。また、稚内港とJRの稚内駅は隣接していて、空港からも車で15分程です。

DSC_7098.jpg

 稚内港から宗谷湾を右に見てノシャップ岬を北上し、日本海沿いに位置する抜海港に立ち寄りました。港の消波ブロックの辺りにゴマアザラシが十数頭たむろしている。またブロックの上にはオジロワシが辺りを睥睨していました。天然のアザラシを初めて見たので感激です。海にも氷が漂っています。岸辺で凍った氷と流氷が入り混じっているようです。さすがに風は冷たいですね。

DSC_7114.jpg

 バスは抜海を後にして稚内市内から宗谷岬へ。日本最北端の岬です。宗谷海峡を隔てて水平線の彼方に樺太・サハリンが見えるような気もします。また、沖合いに小さな島が見えます。宗谷岬の北西約1Km に位置し弁天島と呼ばれています。周囲0.5Km の無人島です。この島が日本国土の最北端となります。不思議なものですねぇ~。冬の北の果て・・・ロマンですねぇ~。やっぱり来て良かった。

DSC_7110.jpg

 今宵の宿は稚内空港近くのホテル。窓から宗谷湾とノシャップ半島を隔て、利尻島の利尻山が遠望できた。北海道を感じさせる寂寥とした冬景色です。圧巻・絶景・コメントなし。夕食に一人当たり毛ガニ半匹、ズワイ半匹、タラバ足2本が付きましたが小さいし味も今ひとつなのでガッカリ。ツアー食だからこんなものでしょう。ただ、温泉は露天風呂もあり大満足でした。

DSC_7129.jpg



2月26日(水 ) 晴れ

DSC_7161.jpg

 朝、まずは稚内駅に隣接する市場へ。団体ツアーのパターンです。稚内駅は小ぢんまりとしていますが新しくて綺麗な駅です。夏のシーズンは賑わうようですがこの時期閑散としています。駅ビルになっていて市民の憩いの場のようです。

 稚内市は人口3万6千人ほどの小さな市です。日本海とオホーック海に面していてロシアのサハリン州まで約40数キロと近い。昔からロシアと交流が深いため市内の交通標識や看板にはロシア語の併記も見られます。日本の最北端だが内陸部と違い冬も比較的温暖です。と言っても、年間の平均気温が7℃だから寒い。日本海とオホーック海に挟まれ、年中風が強く吹いているので実際の温度より寒く感じるようです。積雪も豪雪地帯と較べると多くは無い。サクラの開花は5月中頃で、日本での最後の開花発表となることが多いそうです。

 大昔、市内で雪が舞っている中、サクラを見物したことを想い出しました。当時は家屋も木造の平屋が多く屋根もトタンで窓にビニールが張ってました。昭和の40年代始めですが、当時は貧しかったのでしょうね。

DSC_7166.jpg

DSC_7176.jpg

 バスはオホーツク海を左に見て南下します。消波ブロックに雪が乗り、打ち寄せる波で凍るのでしょうか、面白い景色が展開します。今日のバス走行距離は約350Kmの予定ですから疲れそうです。

DSC_7190.jpg

 クッチャロ湖に到着です。浜頓別の近くにある湖です。昔はここまで稚内から国鉄(JR )が走っていました。懐かしい場所です。クッチャロ湖は海に近く海水と淡水が入り混じっているので汽水湖(きすいこ)に分類されています。コハクチョウの中継地で有名です。

DSC_7198.jpg

 コハクチョウです。といってもオオハクチョウとの違いはあたしには解りません。違いは大きさだけ? 可愛いですね。仕草を見ていると癒されます。

DSC_7204.jpgDSC_7205.jpg

 クッチャロ湖からオホーツク海に沿ってバスは直走ります。前日注文しておいたお弁当を暖かい車内で頂きます。凍ったオホーツク海を見ながらですから幸せですネェ~。昼食後、気持良く転寝していると、「そろそろ紋別港ですよ~」とバスガイドさんの無慈悲な声。

DSC_7217.jpg

DSC_7230.jpg 

 紋別港から流氷砕氷船ガリンコⅡ号に乗船し、沖合いの流氷帯を目指す。舳先に設置された二本の長いスクリューで氷を砕き、掻き分けて進みます。時々大きな氷に当たると、ゴーンと大きな音が鳴り、船体が振動します。氷の上に乗っかり、押し砕いて前進すると期待していた人は少しガッカリしたようです。でも、それなりに壮観ではありました。

DSC_7276.jpg

 デッキに出ると風が冷たく身体が冷えます。今まで見たことが無い景観ですが、少し氷が少ないです。風の影響で毎日変化するようです。周りが全部白一色と期待していたのですが・・・。でも雄大な自然を目の当たりにすると寒さも時間も忘れ感動しました。

DSC_7261.jpg


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(4)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

日光散策 2012-11-14~15 [観光]


DSC_3066.jpg

 紅葉もそろそろ終わりになるので日光に出掛けた。写真と温泉、ハイキング好きの老人仲間と一緒だ。晩秋の戦場ヶ原を歩く予定だったのだが・・・

DSC_3069.jpg

 日光宇都宮道路の両側にも綺麗な紅葉スポット点在していた。何十年ぶりかの日光東照宮を参拝する。あいにく曇ってきて小雪もチラホラ。風が冷たく寒い。紅葉も終わりに近い。東照宮は家康を神として崇めた神社ということだが、歴史は苦手なのでホンニャラ・フニャラ・・・。でも境内は自然に囲まれていて日光杉の太さには圧倒される。

DSC_3075.jpg

DSC_3076.jpg

 ↑ かの有名な左甚五郎作の眠り猫だ。
牡丹の花に囲まれ気持ちよく昼寝をしている。

 ↓ 徳川家康のお墓・・・だと思う。

DSC_3081.jpg

DSC_3083.jpg

 建物の彫刻は素晴らしい。漆や極彩色で飾られているが、維持するための補修工事が絶え間なく行われているようだ。

DSC_3088.jpg

DSC_3107.jpg

 いろは坂を登り華厳の滝に寄った。標高が上がったため紅葉は終わっている。エレベーター(有料)で下降するから楽なもんだ。中禅寺湖を水源とし、落差約100M。圧巻・絶景・豪快だけれど、とっても寒い。昔は自殺の名所と言われていたが、最近は聞いたことが無い。汚名挽回となったのかも。

DSC_3113.jpg

 中禅寺湖の夕景色。

DSC_3125.jpg

 中禅寺湖の朝景色。

DSC_3134.jpg

DSC_3144.jpg

DSC_3146.jpg

DSC_3150.jpg

 今朝は寒いけれど良いお天気だ。戦場ヶ原は薄っすらと雪化粧。標高1400mの湿原だ。男体山の山の神と、忘れたがもう一つ別の山の神とが戦った場所とされている。寒くてハイキングどころではない。二週間ほどまえにハイカーが熊に襲われ怪我をしているようだ。桑原・クワバラ・・・。

DSC_3157.jpg

 男体山も近くに見えて絶景だが観光客もいないので侘しい。軽装なので散策も諦めて奥日光の湯ノ湖に向かう。

 奥日光は一面雪景色でただ寒いだけ。道路は通れそうなのでこのまま金精峠経由で帰ることにした。圧雪道路なので行ける所まで行こうと走ったが、峠の手前でタイヤがスタック。やはり夏タイヤでは無理。

DSC_3166.jpg

 沼田から関越道は諦めて日光市内へ戻る。途中、中禅寺湖手前で竜頭の滝を見物する。奥日光三名瀑の一つだ。

DSC_3175.jpg

DSC_3179.jpg

 時間も早いので中禅寺湖対岸の半月山展望台に車で登った。湖畔から約20分ほどだが絶景が待っていた。

DSC_3182.jpg

DSC_3190.jpg

 絵葉書のような風景色。絶景・コメントなぁ~し。

DSC_3195.jpg



ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

奈良・大阪 2012-10-24~26 [観光]


 お墓参りに大阪に出掛けた。久し振りの大阪なのでのんびりと滞在することにした。予定は二泊三日。一日目はお墓参りと弟の自宅を訪問。

 弟は今年の春先に大きな手術を受けたが、元気に回復しているようなのでひと安心。両親もすでに他界し、たった一人の弟なので、いつも気に掛かるが、実家も無くなった今では会う機会も少なくなった。東京、大阪間も近いようで遠いものだ。

DSC_2953.jpg

 二日目は少し所要を済ませた後、久し振りに秋の奈良公園を散策した。難波から近鉄奈良線に乗ると40分ほどで到着。駅を出たところから奈良公園になる。右に入って興福寺境内を散策する。秋晴れの中、鹿を眺めながらブラブラするのもいいものだ。

DSC_2958.jpg

DSC_2949.jpg

 奈良名物でもあるワラビ餅を食べた。柿の葉寿司もそうだが、奈良での好物の一つだ。

DSC_2957.jpg

 次は東大寺だ。興福寺から徒歩10分程だが、境内は興福寺と同じく、とても広い。

DSC_2960.jpg

 お馴染みの奈良の大仏様も拝観したので帰途に就く。
前回の奈良訪問紀行 ↓
http://yamanoroujin.blog.so-net.ne.jp/2007-12-05

DSC_2964.jpg

DSC_3000.jpg

 旧友と落ち合い道頓堀でフグを食べる。この界隈はあたしの青春時代の想い出が一杯詰まったメモリースポットなのだ。泊まっているホテルもこの近くなので、時間を気にしないでゆっくり語り合えた。

DSC_3005.jpg

DSC_3007.jpg

DSC_3024.jpg

 翌日も良いお天気。午後の新幹線なので大阪市内を散策する。淀屋橋から観光船に乗り遊覧する。さすがに水の都だけあり、川の分岐が多く、立派な橋があちらこちらに点在していて愉しめる。

DSC_3031.jpg

DSC_3034.jpg

 造幣局・・・?

DSC_3038.jpg

DSC_3049.jpg

 大阪駅(梅田)で観覧車に乗り上から見物だ。JRの大阪駅が真下に見える。のんびりと過ごした秋の休暇だった。

DSC_3056.jpg



ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー