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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

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香港観光 2014-11-24~28  ⑤ [海外旅行2014年]

11月27日(木 ) 曇り、時々雨


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 昨日は九龍半島側を散策したので、今日は香港島側に行くことにしました。朝、と言っても10時を過ぎていますがホテルから觀塘(Kwun Tong )の桟橋に行きます。昨日、下見をしておいたフェリー乗り場です。

 フェリーと言ってもカーフェリーのような大きな船ではありません。小さな渡し舟です。航路は九龍半島側の觀塘(Kwun Tong )と香港島側の北角(North Point )を約20分で結び、一時間2本程度の就航です。

 ちなみに MTR の場合は一回の乗り換えはありますが4駅で正味10分ほどです。料金は同じようなものですが、観光と云う観点からは、不便で待ち時間が多くてもフェリーに軍牌が上がります。

お天気はあまり良くないけれどビクトリア湾は波穏やかです。周りの景色もビルばかりで絶景とは言えませんが、潮の香りが心地良かったです。


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DSC_9088.jpg フェリーを降りて大通りに出ると MTR の北角(North POint )駅がありました。近くのアジアンフードが集められているフードコートで朝昼兼用の食事です。アジア各国のお店が入っていて簡単に安く食事が出来ます。もっとも昨今の円安の影響もあり価格は日本並みです。寧ろ、日本の方が安いかもしれません。

 麵が美味しそうだったのでタイの麵を食べました。トマトスープに鶏肉と細い麵が入ったラーメン風の麵です。好きなパクチも入っていて美味ですがメチャ辛かったです。


 香港は何処に行っても食べ物屋さんが多いです。高級レストランから屋台まで様々です。中国料理は四大料理全てがありますが、やはり広東料理が多いです。広東料理の本場の味を楽しむには香港が最適でしょう。また、国際金融都市ですから世界各国の料理も楽しめ、グルメ通には嬉しい街です。


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 MTR で金鐘(Admiralty )に向います。十数分で到着しました。香港は狭いせいもありますが、何処に行くにもMTR で簡単に早く行けます。
この金鐘(Admiralty )駅と次駅の中環(Central )駅の周辺は香港ショッピングを楽しむ人々で溢れています。国際的なビジネス街ですから西洋人も多いですね。特に有名なのは金鐘(Admiralty )駅に隣接するパシフィック・プレイスと中環(Central )の一等地にあるランドマークです。

 パシフィック・プレイスは一大複合ビル群でシャングリラやマリオットなどの高級ホテルが林立し、香港ブランド、外国ブランドのショッピングエリアにもなっています。またデパートも集中しているエリアです。中環(Central )のランドマークはグッチ、ルイ・ウ‘イトンなどの高級ブランドショップが集中しています。

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 金鐘(Admiralty )周辺のメイン道路は学生デモ隊のテントで一杯です。数百メーターは続いていそうです。日本のテレビでもよく見かけるお馴染みのテント村です。周辺道路も警察が封鎖していて非常に不便です。香港市民の怒りがよく解ります。タクシー、バスや香港名物のトラムもこの一帯では利用できません。仕方が無いので歩きますが広範囲の道路封鎖のため疲れます。(^_^メ )

` この金鐘(Admiralty )駅近くに香港特別行政府庁がありデモ攻撃の目標とされています。

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 デパートや高級ブランドショップを歩き廻ったので疲れ果てました。日本よりセンスが良い商品が多くて楽しめましたが価格が高い。日本のほうが安いし、偽物を掴まされる恐れも無しです。歩いた割には何も買わなかったですが、元々、ブランド品には昔から縁がありません。


 日も暮れてきたので早々に帰路に就きます。MTR に乗りますが、もう慣れたものです。中環(Central )駅乗車、油麻地(Yau Ma tei )駅で乗り換え、觀塘(Kwun Tong )駅下車です。

 駅に隣接する「apm 」内のレストランで鍋料理の夕食です。まずは鶏の脚が入ったスープです。少しグロテスクですが味はいいですよ。次に鶏鍋でお腹一杯です。帰路、ジューススタンドでマンゴージュースを買い、飲みながらホテルに帰りました。歩き疲れた一日でした。

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11月28日(金 ) 曇り


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 今日は午後、帰国です。朝、觀塘(Kwun Tong )駅に隣接する「apm 」に向います。途中、ビル修復の工事現場がありますが、足場は全て竹製で、シートもボロボロです。中国本土も台湾も同じようなもので足場は竹製です。金属製のパイプと較べると柔軟性に優れているようですが、安全上どう違うかあたしのような素人には解りませんが、これもお国柄なのでしょう。

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 今朝も飲茶です。飲茶は朝昼兼用には最適です。お茶をタップリ飲みながら点心をお腹一杯頂きました。

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 ショッピングセンターの朝はレストランやフードコート以外はガラガラです。やはり香港は夜型ですね。

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 日本出発前はマカオにも行こうと思っていましたが、日帰りの往復は疲れるので次回にしました。カジノに行くわけではないし、グルメだけなら香港だけでも充分でした。香港では特にローカルな庶民的なレストランが美味しいですね。飲茶は何度行っても飽きないです。点心の種類が多くて本場の広東料理が楽しめます。

 香港は観光的に、特に風光明媚なところはありませんが夜景だけは素晴らしかった。観光旅行と言うよりグルメ・ショッピング旅行に最適です。

 また、今回は学生デモを見物できてラッキーでした。いつかまた、飲茶を食べたくなったら出掛けてみようと思います。次回は尖沙咀(Tim sha sui )のペニンシュラホテルに泊まって部屋の窓からビクトリア湾の夜景を楽しみたいものです。(へ_へ;)


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香港観光 2014-11-24~28  ④ [海外旅行2014年]


11月26日(水 ) 曇り

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 昨日は一日中歩き回ったので疲れました。今日はどうしても見たい、行きたいという所はありません。朝、10時過ぎにMTR 觀塘(Kwun Tong )駅に隣接しているショッピングセンター「apm 」内で食事です。今回の旅行は毎日朝寝坊でしたので必然的に朝食と昼食が兼用となります。朝から営業しているレストランが多いので助かります。

 香港では広東料理のレストランならどこでも飲茶が楽しめます。たまたま入った所でしたが、味は最高で良かった。 鲜虾饺(エビ入り蒸し餃子)、肠粉(クレープ状で牛肉やエビ入り ) や包子、スープなどお腹一杯食べました。

 ここは観光地ではないので周りは地元の人ばかりです。席には案内されたものの、注文の仕方が解りません。隣の席の人に注文のやり方を教わりましたが、オーダーシートに自分の食べたい料理をチェックし服务员に渡すだけです。

 食べ方も周りの人の作法を真似します。注文したお茶が来たらその一番茶でお皿、お椀、湯飲み、箸、レンゲを洗います。陶器のボールのような大き目の器の中でお椀をくるくると回して洗いますが、なかなか面白いものです。お茶も色々と選べますが、烏龍茶の鉄観音茶があたしには美味しく感じられます。点心はオーダーが入ってから蒸すのでホカホカの出来立てが食べられます。

 飲茶に関しては書きたいことが多々ありますが、また次回にしましょう。約2時間お茶を飲み、お腹一杯食べて大満足でした。

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 高層アパートの下を通ると怖いですね。上から物が落ちてきたらアウトです。一階には色々なお店が入っています。日本食も売っていますが高いですね。日本円に換算すると、おにぎり1個が216円、幕の内弁当が1,049円、鯖の味噌煮やトンカツのオカズだけが493円、「お~~い、お茶」 やポカリスエットが1本154円、シャケやホタテ、イクラ等が入った北海弁当は、なぁ~んと1512円でした。若いサラリーマンらしき人達が買っていきますが、給料幾らなんだろうと心配してしまいます。

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 午後は觀塘(Kwun Tong )周辺を散策しました。ホテルから7~8分歩くとフェリー乗り場がありました。觀塘(Kwun Tong )と北角(North POint )を結んでいます。沖には昔の国際空港だった敬徳(カイタック)空港のターミナルが見えます。1998年に閉鎖されましたが、当時は世界一着陸が難しいことで有名でした。着陸コースは九龍城地区上空から90度右旋回してビルの谷間に降りていきます。着陸誘導灯もビルの屋上にあったようです。勿論、事故も多発していましたね。しかしパイロットが超緊張状態を強いられたためか、ビルに突っ込むような大惨事は無く、当時、ビルの谷間に降りて行く航空機の写真は迫力があり圧巻でした。

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 昨日の疲れも取れたのでMTR に乗り、旺角(Mong Kok )に出掛けました。駅構内にも警察官が溢れています。今日もデモがあるようです。昨日とは違う出口から出て女人街を散策しました。女性物の衣料品が中心だけれど、男性の衣類もあります。アクセサリーや雑貨類も多くおみやげグッズを探すには最適のエリアです。狭い通路の両側に露天がぎっしりと並んでいます。雨が降ったらどうするのだろうと心配になります。露天の裏側にもレストランやスポーツ用品店、靴屋などの色んなお店が並んでいて賑わっています。兎に角、人が多く疲れます。

 この旺角(Mong Kok )エリアは香港で一番賑やかでエネルギッシュな街です。観光客も多く、ショッピングセンター、露天、レストラン、屋台、サウナ、マッサージ、風俗店、麻雀店等なんでもありますよ。

 暗くなってきたのでお粥店に入り夕食です。お粥やスープ、麵など軽く(?)食べました。ウエイトの逆戻りに注意と思っても、香港の食べ物は旨すぎです。
食後、ジュース屋で小豆がタップリ入ったミルクティーを買いましたが、店内の椅子に座ろうとしたら有料と言われました。台湾もジューススタンドが多いですが店内に座っても、持ち帰りでも値段は同じです。
香港は値段も高く厳しいですね。レストランでも10%のサービス料が請求されるし、別途にチップ5%を要求されることもあるようです。

 近くにあったビルの谷間の小さな公園でのんびり休憩です。喧騒な街の一角にこんな静かな場所があるとは驚きです。公衆トイレもありラッキーでした。

 連日、夜遅くまでウロウロしていたので、今夜は早帰りです。觀塘(Kwun Tong )駅近くで果物を買いましたが、南国の果物が多いです。マンゴスチンとレンウーが特に美味しかったです。

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香港観光 2014-11-24~28  ➂ [海外旅行2014年]

11月25日(火 ) 晴れ (2/2)

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 尖沙咀(Tim sha sui )駅から MTR に乗り、三つ目の旺角(Mong Kok )駅で降ります。香港で一番の繁華街で、人口密度も香港一です。改札口を出て、近くのスーパーに入りました。肉もタマゴも果物も高いですね。食料品の価格は日本と変わらない印象を持ちました。高級スーパーだからかもしれません。

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 駅構内も警察官が一杯いましたが、地上に出ると夥しい数の警察官です。一般市民と学生のデモ隊の間に入り騒動が起きないようにしているようです。デモ隊は道路を占拠し、地下鉄の入り口の屋根の上で絶叫しています。デモ隊と警官がマイクで怒鳴りあっています。反面、女性の警官も見受けられ、長期間続いているせいか馴れ合いの雰囲気も感じられます。熱気ムンムンで、見物していても血が騒ぎます。若さとエネルギーが充満しているので、あたしのようなジジイには良い刺激です。日本でも毎日報道されている現場を生で見物できたので大満足です。

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 夕方になったのでデモ隊も引き上げるようです。白バイが先導して道路封鎖を解除します。一般市民が先導する白バイに拍手をしています。一般市民は学生たちの言い分は理解しているけれど、デモにより生活に支障を来たしているので取締りの警察には協力的です。繁華街のど真ん中でもあり、見物客も多いので緊迫感も感じられない。報道機関や見物客向けの馴れ合いデモの印象を受けました。

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 デモが解散したあとも人・人・人で大混雑です。さすが、この界隈は香港一の人口密度です。デモの喧騒さにお腹が減ったことも忘れていました。

 朝が遅かったので朝食兼昼食を一回摂っただけです。香港では広東、上海、北京、四川料理の他にも世界各国の料理を食せます。でも何と言っても点心がお奨めです。専門店も沢山あります。お店も老舗からこだわりのお店、高級店から庶民的なお店と色々です。お腹が空いていたし、無難なところと考え、デパートに付属している点心店に入りました。高級な雰囲気でとても美味しかったです。特に鲜虾饺(エビ入り蒸し餃子)が美味しい。皮が薄く、新鮮なエビのプリプリ感が堪りません。日本人好みの点心です。各種点心、スープ、野菜などお腹一杯食べましたが、料金は日本並みでした。本場の味を楽しめ幸せ一杯。


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 食後、MTR で尖沙咀(Tim sha sui )に戻りました。日暮れまでに少し時間があったのでペニンシュラホテルに入りました。泊まる気など毛頭さらさらありましぇんが・・・(へ_へ;) ただの見物です。さすが香港でもトップホテルに君臨しているだけのことはあります。ロビーの雰囲気が素晴らしい。一度は泊まってみたいホテルです。

 この界隈にはハーバービューを誇る高級ホテルが多く、コンチネンタル、リッツカールトン、シェラトン、ハイアット、シャングリラ等、集中しています。このクラスなら何とかなりそうなので次回のお楽しみに取って置きましょう。時間があるのでペニンシュラホテルに隣接するペニンシュラ・ショッピング・アーケイドも散策しましたが、一流ブランド店ばかりで縁もゆかりも無しです。目の御馳走にはなりますが・・・。(i_i)

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 暗くなったのでお昼に来たアベニュー・オブ・スターズのプロムナードに向います。ビクトリア湾の夜景が圧巻・絶景です。湾の幅は1.5Kmほどです。香港島中環と、九龍尖沙咀、どちらからの夜景も絶景です。二晩続きで夜景を堪能しましたが年寄りにはキツゥ~~イ。疲れ果てて帰途に就きました。

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 MTR で觀塘(Kwun Tong )に戻りました。觀塘駅に隣接して巨大なショッピングセンターが深夜まで営業しています。名前は「apm 」。am からpm まで、朝から深夜まで営業していると言う意味のようです。レストランも多く、ホテルからも近いので明日にでも散策するつもりです。今日も疲れ果ててバタン・キューでした。(-_-)°zzz・・・


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香港観光 2014-11-24~28  ➁ [海外旅行2014年]

11月25日(火 ) 晴れ (1/2)


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 昨夜が遅かったので今朝は朝寝坊。今日も特に予定は無いので、ただ街歩きを楽しむだけです。中国語では逛街(guang jie)と言ってブラブラ歩きです。

 10時前、ホテルを出てMTR(地下鉄)觀塘(Kwun Tong)駅まで歩きます。この辺りの歩道は、金融街のせいか出勤途上のサラリーマンで一杯です。香港は夜型の街なので朝は遅い。狭い路地裏にも人が溢れ、小吃店(軽食)も朝から営業しています。香港は狭いので日本のような一戸建てはありません。殆どの人が高層建築に住んでいます。朝御飯は外食か、持ち帰りのようです。働く女性が多いのと台所の狭さのためでしょうか・・・これが文化なのでしょう。
駅まで10分も掛かりません。人が多くて、ぶつからないように歩くのも大変です。地下鉄の車内も混んでいます。どこもかしこも人・人・人です。

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 香港の乗り物は面白くて楽しいですね。中でも6路線あるMTR(地下鉄)は便利です。ライン別に色分けされているので乗り換えも迷わない。
九龍半島側と香港島とは3路線が海底トンネルで繋がっています。車なら10~15分掛かる所をMTRは3~4分で通過します。


 MTRは香港の中心部は地下を走りますが郊外では地上を走ります。車と違い渋滞も無く、本数も多く終電も遅い。ホームはスクリーンドアーが設置されていて安全です。左の画像のマークがMTRの駅入り口です。切符(カード)は一回券や一日乗り放題もありますが、何と言ってもプリペイカードのオクトパス(八達通)が便利です。日本のスイカやパスモと同じで、タクシー以外の殆どの交通機関で利用できます。

 オクトパスカードは自動販売機で購入もチャージも出来ます。
あたしの場合は65歳以上の 長者/ELDER カードが適用されます。半額で交通機関を利用でき、ありがたい制度です。窓口でパスポートを見せて購入しますが外人もOKです。香港や台湾は老人に親切なので大好きです。料金は最低 4HK$からです。円換算で約70円ですが、あたしの場合は半額で35円となります。 ヽ(●^ o^●)ノ



 油塘(Yau Tong )で乗り換え鲗鱼涌(Quarry Bay )で下車。お腹も減ったので遅い朝御飯です。駅近くのファーストフード店に入り電光掲示板のメニューを見て注文。話し間違いか聞き間違いか、意図したものとは違うものが出てきました。日本のインスタントラーメンに似た味のソバです。大きなソーセージが2本乗っかっていました。

 電光掲示板のメニューは早餐,午餐,晚餐でメニューが変わるようです。日本より進化しています。ただ、トイレはカウンターで鍵を貰い外のトイレを利用します。MTRの駅にもトイレはありません。香港はトイレに要注意です。

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 ここから香港名物のトラムに乗車します。2階建ての路面電車で、香港島の北側を東西に結ぶユニークな交通機関です。混雑した街の中を、道路の真ん中を悠々と走ります。スピードは遅いですが次から次へと来ます。
停留所も多く、何処からでも乗れる感じです。ただ、車内で停留所の案内放送は無いので、駅の屋根に表示された名前を自分で確認します。

 2階の最前列に座りトラムで街の観光です。上環(Sheung wan )まで乗るつもりでしたが金鐘(Admiralty )の手前で降ろされました。金鐘(Admiralty )の線路の上にテントを張ってデモ隊が街の中心部を占拠しているようです。この辺りから通行止めや規制が多くなり、市民や観光客は大迷惑です。不謹慎ですが、あたしは世界的なニュースを生で見られるのだからウキウキです。

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 バスに乗り換えて中環(Central )に向います。香港のバスは全て2階建てなので2階の最前列に座って景色を楽しみます。と言っても周りは高層ビルばかりで圧倒されます。
ビルの谷間に、カジュマルに似た樹木を時々見かけます。香港の気候が亜熱帯に属する証でしょうか。そろそろ12月だと言うのに建物も交通機関も冷房が入っていて、半パン半袖の姿も見かけます。

 ここ中環(Central )は道路脇の歩道が狭いせいか、道路に沿って空中歩道が延びています。歩行者用の標識もあり沢山の人が歩いています。屋根の掛かった横断歩道橋が道路と平行に延びている感じです。お目当てのビルの中にも直接入れます。信号も無く歩きやすい空中連絡通路です。

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 バスが中環(Central )のビル街に入ったので、適当な所で下車。お目当てのヒルサイド・エスカレーターのある場所を道行く人に尋ねます。ここ香港では、現地の人なら誰でも北京語は通じると思っていましたが、広東語しか通じないことがままありました。特に高齢者や掃除などを生業としている年配の人達には通じません。もっとも、あたしの北京語もヒドイものですから偉そうなことは言えませんがね。

 ヒルサイド・エスカレーターは中環(Central )駅の近く旧中環市街から乗ります。山の中腹まで18基のエスカレーターと3基の動く歩道が延びています。あたしのエスカレーターの概念は駅やデパートです。香港の街、恐るべし・・・。生活にも観光にも便利です。運行時間も決まっていて、朝 6:00~10:00 までは上から下へ 10:00~24:00 までは下から上へ動きます。山の中腹には沢山の高層アパートが林立しているので通勤者も朝夕利用します。エスカレーターと平行して階段も付いているので大変便利な乗り物ですね。勿論、無料ですよ。

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 香港のエスカレーターは右側に立ちます。左は急いでいる人用に空けます。全長が約800メーターで、スピードはかなり速いです。中国や台湾のエスカレーターは日本より早い。日本は安全重視のためか遅すぎますね。傾斜が強いので歩いて登るとハァ~ハァ~・ゼイゼイとなります。下部はゴチャゴチャした生活感溢れる街の中を通過するので、人も多いですが、上部は周りが高層アパート群になり、人も少なくなります。香港の生活を垣間見れて興味深いです。途中にはSOHO(ソーホー)と呼ばれるスポットがあり世界中のグルメやショッピングを楽しめます。ナイトスポットとしても有名です。ちなみに SOHO とは South of Hollywood Rd (ハリウッド・ロードの南)の略です。終点は山の中腹の閑静な場所です。

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 この中環(Central )は香港の経済の中心になり、国際金融的にも重要な拠点となります。世界中の主要な銀行の支店や大企業の支店も多く、高層ビルが林立し、ビジネス街を形成しています。しかし、ビルの谷間や裏通りには高級レストランから生活臭漂う屋台までがひしめき合っています。特にMTR中環(Central )駅周辺はショッピングに最適です。ただ高級ブティックなどブランド店が多く、銀座、新橋、丸の内、赤坂、六本木を集約したような所です。あたしには縁が無く 「ふ~ん」 です。

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 香港の繁華街はビクトリア湾を挟み香港島と九龍半島側に分かれています。香港島では中環(Central )周辺、九龍半島側では対岸になる尖沙咀(Tim sha sui )周辺です。地下鉄では数分ですし海底トンネルではバス、タクシーも利用できます。
でも、何と言ってもスターフエリーで渡るのが楽しそうです。フエリー乗り場は MTR 中環(Central )駅から空中連絡通路で繋がっています。僅か10分程の航海ですが両岸の高層ビル群に圧倒されます。香港島の中環(Central )フェリー乗り場に隣接する海岸には観覧車も見えます。まだ周辺が工事中ですが、完成真近のようです。お天気も良く、潮風も心地よく素晴らしいひと時でした。

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 対岸の尖沙咀(Tim sha sui )にはアベニュー・オブ・スターズと呼ばれているプロムナードが海岸沿いに延びています。ロスのハリウッドを真似ています。香港歴代の映画俳優の手形などが遊歩道に埋め込まれていますが、あたしにとっては、ここも 「ふ~ん」 という感覚ですね。ブルース・リーやジャッキー・チェーンなら知っていますが・・・。ブルース・リーは数十年前に亡くなっていますから手形は無くプレートだけが埋め込まれています。このプロムナードから眺める対岸の香港島の夜景は絶景と言われているので、今夜また戻って来る予定です。

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香港観光 2014-11-24~28  ① [海外旅行2014年]

11月24日(月 ) 晴れ


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DSC_8681.jpg いつもの旅行仲間から、久し振りに中国に行ってみようと、お誘いがありました。ただ風光明媚な景色を楽しむだけなら日本のほうが遥かに綺麗です。中国旅行の最大の魅力は何と言っても文化と歴史となりますが、最近の日中関係や反日感情を鑑みると少し躊躇してしまいます。政治色も薄く旨いものを食べて街歩きを楽しむだけなら上海か香港となり、特に香港は学生デモの真っ只中にあり日中関係どころではない。と言うことでデモ見物も兼ねて香港となった次第です。単に食い意地が張っているだけとも言えます。(へ_へ;)

 午前10時過ぎのキャセイパシフィック航空です。羽田発なのでアクセスが楽ですね。成田も京成ライナーを利用すれば時間的に大きな差はないけれど、気分的には違います。羽田はアクセスの選択肢が多いので安心です。その分少し割高になるのが欠点ですが・・・。

 新しくなった羽田国際空港は初めてですが便利で綺麗です。成田より店舗が多そうです。ホテルの施設もあり24時間利用でき、トランジットホテルとしての機能もあるようです。

 午後3時頃、香港到着です。無料送迎付きでホテルを予約したので、迎えの車に乗り觀塘(Kwun Tong)のホテルに直行。部屋の窓からVictoria Harbour が少し見えます。觀塘は東九龍の下町で昔の啓徳空港の対岸になります。ビジネスエリアになるのでホテル代も比較的安いですね。

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 夕方、ビクトリアピークからの夜景を見るため出かけました。MTR(地下鉄)を乗り換えて香港島の中環(Central )へ向います。夕方のラッシュにぶつかったため50分ほど掛かりました。

 中環站から坂道を歩いて約10分でピークトラム駅です。30分ほど行列に並びます。週末には1時間以上の待ち時間となるようです。香港で一番人気がある観光ポイントだから納得です。

 ピークトラム(ケーブルカー)は2両連結でクラッシックな内外装です。床や座席も木製で、何度もペンキを重ね塗りしています。このピークトラムは120年以上も前に造られた香港で最初の公共交通機関です。当時、香港に住んでいたイギリス人が暑さを避けるために造ったとのことです。急勾配のため窓から見える高層ビルが斜めに見え覆い被さってきます。目の錯覚ですが、珍しい体験でした。

 乗車して約8分、山頂駅に到着。約300m登りました。山頂駅と言っても、ここが本当のピークではありません。ここから歩いて30分ほど登ると山頂公園内にあります。ただ、夜景は見えません。昼間のハイキングコースになっています。山頂駅周辺は展望台、レストラン、小吃街,フアッションやアクセサリーのおみやげ屋さんなど、お店が沢山あります。

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 展望台からの眺めは格別です。さすが ”100万ドルの夜景” と言われているだけのことはあります。画像を見れば 「大したことないじゃん」 となりますが、これはあたしの撮影テクのせいです。三脚も持ってない・・・言い訳ですね。実物は圧巻・絶景。コメントなしです。ビクトリア湾を挟み、眼下の中環(Central )と対岸の尖沙咀(Tsim Sha Tsui )のビル群には圧倒されます。

 お腹が減ったので窓からの展望が良いレストランに入りました。単品は無く、コース料理だけでしたが、味は最高、夜景の眺めも最高、客も西洋人が多くて雰囲気も最高・・・。でも、値段も日本の高級ホテル並みでこれも最高 (ーιー ;;;

 夜景を堪能したので戻ります。帰りも待ち時間は約30分でした。登りには感じなかったことですが、下りは真下に落ちていくようでスリル満点です。でも開業以来無事故なので安心。

 帰りもMTRです。油麻地(Yau Ma Tei )で乗り換え觀塘(Kwun Tong)のホテル着。乗り換え時間を含めても40分程でした。一日目から香港の中心部を一周しましたが、香港の狭さを感じましたね。この狭い街に700万人以上の人が住んでいるので、何処に行っても人・人・人・・です。ビルも密接していて、殆どが高層ビルですから圧倒されます。爆睡 (-_-)°zzz・・・

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