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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

エジプト・トルコ旅行記 ④ (6/29,6/30) [海外旅行2007年]


2007-06-29(金)快晴 5日目

 今日から5日間程は毎日バスで数百キロの移動だ。トルコは広い。
ホテルの朝食は旨い。ダータネルス海峡をフェリーで渡りアジア側に到着。
この海峡はマルマラ海とエーゲ海を結んでいる。
マルマラ海は海峡を二つ持っていて黒海とエーゲ海を結んでいる。

 フェリーのデッキでチャイを飲んだ。おいしい。
紅茶をガラスの器で飲むだけだがこれがトルコで飲むと旨いのだから不思議。
角砂糖を入れるとチャイと言う味がする。
本当は日本で飲む紅茶と同じだが・・・
エジプトではチャイでなくシャーイと呼ばれる。全く同じものである。

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 海は穏やかだ。陸地には人工物もあまり無く広野が続いている

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 アジア側を走る。ヒマワリ畑が多い。農業国だけあって耕地が広い。
北海道の比ではない。気候は温暖で日照時間も長い。でも、水は???

 車窓からみると、どうも地下水利用のようだ。川、池、湖は見あたらない。
山は禿げ山が多い。背の低い灌木がところどころに生えている程度。
日本のように緑豊かな山ではない。

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 昼食はドライブイン兼用のレストランだ。
サバかイワシのフライだったが、久し振りの日本的な食感だ。

 トルコのトイレ事情をついでに書いておこう。
管理する人がいれば有料だ。そのかわり綺麗だ。管理人がいなければ無料。
ホテルは全て洋式だが、紙を流せないのはエジプトと同じ。

 トルコ式トイレは日本と同じでしゃがみ込んで用を足すのだ。
ただ、便器が芸術的で床が陶器状のため滑りやすそうだ。
足を乗せるところだけはギザギザになっている。水洗だが水流が弱いため穴にきちんと命中させとくことだ。基本的に流れが悪いのだ。
和式と違いドアーを向いてしゃがむ。勿論、金隠しのようなものはありまへん。

 トルコ人は紙を使用しない。左手で洗うのもエジプトと同じだし紙を使用したらゴミ箱に入れること。決して流してはいけないのだ。イスラームの国は全て同じのようだ。だからイスラームでは左手を不浄の手と言うんだ。

 でも左利きの人は右で処理したら右手が不浄の手なのかなぁー???
この疑問は、日本に帰ってうちのカミシャンに左手は不浄だと話したら左利きの人はどうなのとしつこく迫られたことから発する。

 料金は1リラか50クルシュだ。
100クルシュで1リラ。1リラは約85円程度だ。結構高い。
小でチョロチョロでも85円。年寄りは回数で勝負のためエジプトでのように気前良くはなれない。

 もっともトルコは物価が高い。勿論エジプトよりという意味だ。
エジプトが安すぎなのか? ミネラルウォーターも1ドルでトルコは1本。
エジプトでは2本だ。もっともこれは観光用料金だろう。現地の人はもっともっと安く買えるはず。ホテルでは1本5リラのところもあった。日本円で450円ほどだ。500mlでだよ。ここでも日本の常識は非常識なのだ。
日本では飲み水の値段など金輪際思考の対象にならんもんね

 ちなみに、枕チップは1ドルまたは1.5リラだ。世界的にそれなりのホテルでは1ドル程度が相場のようだ。最高級のホテルは別として。

 トロイの遺跡だ。世界遺産だ。シュリーマンがどうのこうのと・・・
石ころばかりであたしには興味が湧かん。でも何かの本で読んだのだが
幻のアトランティスがトロイの下にあるとかほんにゃら。
この遺跡もまだ発掘途中であり今後新しい伝説が生まれるかも。
でも紀元前3000年頃の遺跡だから素晴らしい。

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 かの有名なトロイの木馬。
古文に基づいた想像の産物だ。新しくてこの遺跡には似つかわしくない。
日本のディズニーランドにでも置けよと言いたくもなる。

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 アイワルクのホテルに到着。こじんまりとした新しいホテルだ。
設備も良く綺麗だ。エーゲ海に面していて白人の泊まり客も多い。

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 エーゲ海だ。言葉の響きがエエ。穏やかで水も綺麗だ。
浜辺にもゴミ一つない。Very nice twilight scene.

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 ホテルの部屋のベランダから見たエーゲ海の夕景色。エエなぁー。

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 夕食はホテルでバイキングだ。食べ物もおいしい。日本のリゾートホテルのバイキング料理に似ている。趣向を凝らした物はないが、オリーフ゛の漬け物等いろいろと珍しい。チョルパスのスープもおいしい。

 ケバフ、キヨフテは敬遠だが煮込み料理はいける。
茄子料理、焼きトマト、ヨーグルトを使った料理等、種類も豊富だ。イスラームの国だが一般的にエジプトよりお酒は自由のようだ。
観光ホテルでは当然どんな酒でもある。

 エジプトではステラというビールを飲んだ。甘いビールだがおいしかった。
このトルコでは地酒ラクという酒がある。
「ラクを飲んで楽になろう。」なぁーんてガイドがのたまっていた。ワインもビールも沢山の種類があるようだ。お腹と相談したら暫し待てということだ。

 やはり、街のレストランよりホテルの夕食がエエ。バイキングは特に・・・
食べたいものを食べられる。今夜はテレビでも見てゆっくりだと思ったが
洗濯をやっつけなきゃ。 GRAND TEMIZEL HOTEL 泊。



2007-06-30(土)快晴 6日目

 ホテルのベランダから見たエーゲ海朝景色。

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 アイワルクからイズミールを抜けセルチュクの街で革製品のおみやげ屋さんへ。トイレ休憩を兼ねている。女性はスゴイ。んん十万もするのに平気で買う。高い、安いの問題ではなさそう。雰囲気でGO!となるようだ。男には理解でけん。

 聖母マリアの家を見学し、エフェスの遺跡へ。トロイと比べても格段にスケールが大きくて楽しめる。紀元前500年程度でありトロイと比べれば新しいのだ。

 アルカディアン通りから見学スタート。体育館、競技場、大劇場、図書館、娼館、浴場、トイレ等もあり楽しい。

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 1000M程の高地だが日差しが強く暑い。でも日陰は軽井沢的涼しさだ。
アルテミス神殿跡を見学してバムッカレのホテルへ。
ホテルでは結婚式が行なわれてていたようだ。花火もパパパーン・・・

 エジプトでも同じだが、紀元前の遺跡がゴロゴロと転がっている。
まぁー持って帰るには重すぎるが不用心だ。日本なら文化庁等がやっきに
なって保存することだろう。エフェスも発掘の予算が取れないため、外国の援助で少しづつ発掘しているようだ。発掘率はたったの18%ほどとのこと。
THERMAL COLOSSAE HOTEL 泊



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