中国 北京、瀋陽、鞍山、他 (2/4 ) 2013/08/26 ~ 09/07 [海外旅行2013年]
8月29日(木 )曇り一時雨
昨夜、寝たのが深夜1時過ぎ。朝、八時半頃起きて朝食会場のレストランへ・・・。エレベータに乗ると貼り紙があり、催しがあるので本日の朝食は八時半で終了だって。ウッソ~、早餐免费なのに・・・トホホ。そぎゃなことは昨夜チェックインした時に話せよ。クッシュンれす。まぁ~、三つ星ホテルだし、宿泊費も安いし、ここは中国、いいではあーりませぬかとなります。部屋に戻り、日本から持ってきたクッキーとコーヒーで軽く朝食代わりとするが、それなりに旨かった。
今日の予定は沈阳(瀋陽)の逛街(街歩き)だけ。昨夜は沈阳駅からタクシーに乗ったので分からなかったが、今朝、ホテルから駅まで歩いてみると7~8分ほどと近い。駅周辺の朝光景は人通りも少なく癒される。出勤のお父さんが豆浆を飲み油条を頬張る。朝食用の屋台が並んで、中国の朝の情緒ある風景色が楽しめる。
沈阳駅前で市内循環バスに乗った。終点まで乗っても、たったの1元(約16円)。感激れす。沈阳故宮の近くで下車。数年前にも訪れたことがあるので懐かしい。清朝初期の皇宮で世界遺産に登録されている。北京の広大な故宮と比べるとスケール感では劣るが、静かなのが嬉しい。北京に遷都される前の皇宮なので建物も古く落ち着きがある。敷地内には建造物や庭園が沢山あり、歩き疲れる。世界遺産なのに観光客も少なく、あの中国特有の喧騒さが無いのでお薦めだ。
お腹が減ったので麻辣烫店(ラーメン屋さんのようなお店)に入った。ハム、ソーセージ、練り物、野菜、麵、他・・・を自分でトッピングし、ボールに入れて收银台(レジ)に持っていく。小姐が重量を量り価格が決まる。野菜も肉類も同じで単純に重量計算だから大雑把なものだ。
辛くしないでくれと言ったが、もともと辛いスープは共通のベースなので無意味のようだ。出来上がったので引換券を渡しテーブルに持ってきた。具が自分で選んだものと違う気がしたが、ここは中国。少し他の人の具が混ざったのだろうと思いちょっと食べた。どうも、そっくり他の客のものと間違っていたようだ。
店員も間違いに気付いたようで、あたしがチョイスしたものも無料で食べろとなったが 「カッラ~~~」。もともと辛いのに唐辛子がタップリと降り掛かっている。2杯で1杯分の料金25元で得した気分だが、辛くて1杯の2/3ほど食べただけ。でも辛いけれど味は旨かったので許せる。それにしてもいい加減なものだ。これが中国だね。
故宮の近くに地下鉄1号線怀远门站があった。沈阳(瀋陽)には1号線、2号線と2本の地下鉄が走っている。数年前に訪れた時には無かったが、中国の最近の発展は目を見張るものがあり、オッソロシイれす。ホームにも扉があり安全対策もバッチリだが、エスカレーターが少なく疲れる。
夕方、沈阳駅周辺で旅行社を訪ねた。満州里に行きたかったので沈阳~満州里間の软卧チケット(一等寝台券)の手配だ。やはり希望の列車チケット入手は困難だ。飛行機なら何とか取れるかもしれないとのことだが料金が高い。また寝台列車で十数時間掛けて行くのが楽しみだから、今回は諦めだ。とりあえず、予定通り明日、鞍山に行くことにする。
バスターミナルを探そうとガイドブックに記された場所に行ったが無い。道行く人に聞いたりしたが今ひとつ良く分からない。聞き方が悪いのか、教え方が悪いのか・・・。ようやく辿り付いたが移転したようだ。駅に近い新しい立派なビルだった。古い施設がどんどん新しくなって行くのが中国。古いガイドブックじゃ役立たない。駅近くの小吃街で羊の串焼きと刀削麵で夕食を済ます。まだ食べているのに片付け始めている。午後8時で営業終了らしい。中国の夜は早くて困る。
ホテルに戻り、シャワーを浴びたが、直後、水の出が悪くなった。フロントに聞くと断水だと言う。配管が破れたらしい。そういえば夕方、小吃街で水が噴き出ていたが、その影響か?この先どうなるかも解らないとも言う。そのうち完全に水が止まったので寝てしまった。
12時を過ぎた頃、フロントから電話があり、「14階は水が出るので部屋替えするか?」と聞いてきた。まぁ~兎に角、水が出るなら夜中の部屋替えも止む無しと思い、12階から14階に移った。
確かに弱いながらも水が出る。普通は上の階にいく程、水の出は悪くなるはずと不審に思ったが、昼の歩き疲れで爆睡だ。当然、翌朝起きてみると完全に水は止まっていたがね・・・。
あの夜中の慌しい部屋替えは何だったんだ。 ヽ(`⌒´#)ノ
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