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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

剣岳 (3/3 ) 2013-08-09 (金 ) 晴れ [山行記録2013年]


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 昨夜の小屋は何故か空いていた。8人部屋の上階定員4人スペースに2人だから、布団2枚に一人。大の字になって寝ても、まだお釣りが来る。シャワーも使えるし食事も美味い。予約制が徹底されているせいかも。定員オーバーになると予約してない登山者は断られるようだ。溢れた登山者が向かう釼山荘はこの時期いつもすし詰め状態かもしれない。勿論、緊急時は別だと思うが・・・。

 従業員の人達も良く気が付くし親切だ。小屋番さんが、到着する登山者に明日の予定を聞きコースの情報を提供する。特に釼岳が始めての登山者には注意事項を含め丁寧に説明している。是非、もう一度泊まりたい山小屋だ。来年まだ元気なら、平蔵雪渓から本峯、三ノ窓へと歩きたいものだ。誰か、同伴者がいればいいのだが・・・。

DSC_5799.jpg 今朝、寝ていたら「5時半から朝食ですよ~」と起こされた。山小屋の朝は早い。7時頃、出発。ガスが濃いけれど晴れそうだ。テント場で昨日のMさんが撤収していた。重そうなザックだ。少し同行したが、疲れが残っているのでのんびり行くことにし、先に行ってもらった。さすが、テント泊で独りでバリエーションやる人は違う。

 途中、ガスのためか、少し左に行ってしまった。傾斜が強くなるので、おかしいとは思ったが、登山道が明瞭なのでどんどん登った。前後に誰もいない。独り登山は気分がいい。登り詰めたところ、分岐に出た。立山方向に出てしまった。一瞬、立山経由で下山も考えたがプラス2~3時間は年寄りにはツライ。諦めて別山乗越方面へ下降する。ガスの中1時間弱のアルバイトだった。

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 別山乗越からはガスも晴れ、素晴らしいお天気になった。雷鳥沢沿いにのんびり下るが気分爽快。雷鳥平から室堂ターミナルまでの観光道路の登りはキツかった。舗装された道と階段は雪山用の硬い靴には適してない。本当は前日の疲れが残っていただけだがね。歳は取りたくないネェ~。11時頃、室堂ターミナルに到着。ヤレヤレだ。
 
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 三日間、お天気も良く恵まれていた。特に長次郎のコル直下からはガスも晴れ、ルートファンティングが容易だった。無事に帰れて感謝・感謝。秋には北岳、初冬は富士山、再度、挑戦してみようかなぁ~。 别得意忘形啊!

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山子路爺

長次郎谷完登……素晴らしいですねぇ。
じっくり読ませていただきました。
未だに剱岳には手をつけたことがありません。そのうちと思っているうちにだんだん歳をとってしまいます。焦ります。でもきっとそのうち。

ポチッ!

by 山子路爺 (2013-08-26 11:21) 

官兵衛

まったく、その通りですね
山登りはタイミングが難しい
年齢との戦いもキツイです

by 官兵衛 (2013-08-30 21:27) 

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