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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

中国 北京 2012-8-11 [海外旅行2012年]


8月11日(土) 雨

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 久し振りに朝から雨模様。特に用も無いので八時過ぎに起床。窓から北京駅を見下ろすが、相変わらずの雑踏だ。

 さて、明日から何処に行くかが問題だ。今日は北京泊まりだが明日は何処かに経ちたいものだ。候補地としては瀋陽、長春、ハルピンなどの東北地方か青島(qingdao)、秦皇島(qinhuangdao)などの避暑地が挙げられる。予定ではあと一週間で帰国なので、あまり遠方には行けない。東北地方はあたしの生誕地でもあり行きたいが、北京から少し遠い。飛行機なら問題ないが、この時期はチケットが高い。列車のチケットも簡単には手に入らない。結局、北京から動車(新幹線)で2~3時間の距離となると秦皇島近辺となる。考えた末、涼しいし治安も良く海水浴も可能な北戴河(beidaihe)ということになった。

 北戴河は北京の東方向、約300Kmで秦皇島行きの動車(新幹線)に乗ると一駅手前になる。中国の政府要人が利用する避暑地となっている。7月19日に北京入り後、あちらこちらと移動し、正直なところ、もう疲れた。一週間、海を眺めてボーット過ごすのも悪くは無い。

 遅い朝食をホテルのレストランで済ませて北京駅に出掛ける。切符売り場窓口で乗車希望日を話すが、行きの切符はあるが、帰りの切符が無いとのこと。
動車(新幹線)の本数は沢山あるはずなのだが季節的な要因なのか、やはり列車の切符の入手は困難だ。

 仕方が無いので一度ホテルに戻った。ホテル内に旅行社があるので、期待はしないがとりあえず行ってみた。希望日を話したところ往復とも切符を取ってくれた。30~40元ほどの手数料は掛かったが簡単に入手できたので驚いた。
あの、北京駅の混雑した切符売り場は何だったのだろう? ホテルの快適な空調の中で若い女性と話すだけで切符が手に入る。400~500円の手数料は日本人旅行者にとっては負担になるほどの金額ではないが、ここ北京では結構立派な食事ができる。
それにしても中国は魔訶不可思議な国だね。ついでに北戴河での明晩のホテルも予約した。

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 列車の往復切符も買えたので、午後から前門(qianmen)の散策に出掛けた。歩くには少し遠いので地下鉄に乗る。小雨が降っているが、土曜日のせいか観光客が多い。雨傘を帽子のように被っている人もいて楽しい光景だ。

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 ↑ 紫禁城の防御門だった箭楼。昔のデザインを復元した路面電車も走っていてテーマーパーク化されている。

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 小さな女の子が二人、たわい無く遊んでいた。微笑ましい光景で思わず笑みがこぼれるが、二人の会話の様子から窺うと孤児のようだ。勿論、親方か仮の親がいるのだろうけれど・・・。
中国の闇の部分を覗いて、暫く後味が悪かった。我々旅行者はこれも中国と割り切るしか術が無い。

http://www.epochtimes.jp/jp/2011/12/html/d29042.html

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 歩行者天国になっている前門大街に入るとレトロな面影を残している店舗が多く楽しい。有名店や老舗の店舗が通りの両側に建ち並んでいる。ユニクロもあった。創業が清代と云う薬屋さんの北京同仁堂に入り漢方薬を少し買った。全聚德烤鸭店(quanjudekaoya)で北京ダックを食べようとしたが、行列が出来ているので諦めた。

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 天安門広場に向かうと正陽門と言われている城門がある。通称は前門(qianmen)と呼ばれている。明清時代、皇帝が紫禁城(故宮)に出入りする際の専用の御門だ。

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 地下道を潜ると天安門広場に出た。久し振りなので懐かしい。お馴染みの毛沢東の写真にも御対面。いつも、この光景を見ると、今まさに中国にいると実感する。もっとも日本のテレビでも見慣れた光景だが・・・。

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DSC_2323.jpg 天安門広場の前からバスに乗り北京駅に戻る。北京の中心部は地下鉄とバスが便利だ。本数が多いのでありがたい。タクシーは高いし、拾うのも大変だ。駅の近くのスーパ-で買い物をする。食べ物はクッキー類が無難だ。味に癖が無く食べ易い。ホテルは北京駅の真ん前だから超ラクラク。


 ピンボケ写真だが、夜の雨の北京駅。中国の都会は何処でもネオンがキラキラしていて綺麗だ。雨も降っているので晩御飯はホテルのレストランで食べた。味は良かったがすごく高い。高級レストランだから仕方が無い。日本的にはファミリーレストラン程度の価格だが中国の物価レベルに慣れるとすごく高い感じがするものだ。
今日は歩き疲れたので早目に就寝。(-_-)zzz



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