中国 長江三峡クルーズ (2/3) 2012-8-9 [海外旅行2012年]
8月 9日(木) 晴れ
朝、目が覚めると奉节(fengjie)の桟橋に停泊していた。長江の朝は霧が漂っているのでお天気が良く判らない。明るいので今日も良いお天気だろう。午前中はオプションで白帝城の観光があるがパス。朝食を食べてデッキでのんびりとする。若い女性が太極拳をしていた。あたしのような素人目にも相当な熟練者に見えたが・・・。
この奉节の街は三峡の入り口にあり三峡ダム完成により大型船も停泊できるようになった。前日、停泊した豊都もダム完成により大きな恩恵を受けている。ダム完成後は上流の水位が数十メーター上がったため、水没した街、移動した街、新しく出来た街など悲喜こもごものようだ。
11時前に出航。↑ の島も、ダム完成前は山だったのかもしれない。
出航して30分ほどで三峡最西部の峡谷瞿塘峡(qutangxia)を通過。全長8Km程だが両岸がそそり立っていて素晴らしい景観だ。この辺りの景観は中国十元紙幣の裏に印刷されている。
川幅が広がってきたので昼食を食べに行く。↑ 船のエントランスだ。さすが、豪華客船?
食後、デッキに出て三峡見物。ちょうど巫峡(wuxia)に差し掛かったところだ。
両岸で十二峰の山々に囲まれた全長44Kmの峡谷だ。素晴らしい景観にただただ見とれているだけ。
三峡の途中にある巴东(badong)に到着。小型の遊覧船に乗り換えて長江の支流を遡る。
だんだん峡谷が狭くなってきた。
小さな船着場で手漕ぎボートに乗り換えて、秘境と云われている神农峡(shennongxia)に向かう。
水の色も茶褐色から緑色に変ってきた。景色は圧巻・絶景・コメントなし。
途中、狭くて流れの速い場所で漕ぎ手が二人岸に降り、斜面の中腹からロープでボートをコントロールする。若くて可愛い女性ガイドさんが一生懸命に説明してくれるが、いつもの如くあたしには殆ど意味不明。帰りにはガイドさんがこの辺の少数民族の舟歌を歌って盛り上げてくれる。
手漕ぎボートから小型の遊覧船に乗り換え帰途に就く。本船に七時前に帰船。今日の晚餐はいつものブッフエスタイルではない。時間が決まっていて、全員テーブルに着いてから料理がどんどん運ばれてくる。シャンパンも自由に飲める。一卓10人だから会話も弾む。楽しい一日だったが食後のコーヒを飲みすぎ眠れなかった。ヽ(´o`;)ノ
圧巻……切り立った崖
白い部分は水位なんですかねぇ。
by 山子路爺 (2012-10-10 23:48)
最高水位の痕跡です。三峡ダムの完成で多いところでは100メーター
ほど水位が上がったと言われています。もしもダムが壊れれば大洪水。
怖いですネェ~
by 官兵衛 (2012-10-11 20:34)
優雅な旅と又景色の素晴らしい一言の尽きる。うらやましい<<>>
by kです (2012-10-11 21:03)
Kさん
優雅とは言ってもほんの2~3日です
世界一周豪華客船に乗りたいけれど夢・夢・夢ですね
by 官兵衛 (2012-10-11 21:11)