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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

中国 重庆(重慶) 2012-8- 6 ~ 7 [海外旅行2012年]


8月 6日(月) 晴れ

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 今日も良いお天気だ。ホテルのレストランで朝食を取る。一人12元で簡単なバイキングが食べられる。安くて、美味しい。これでコーヒーがあれば言うことないのだが・・・。中国では四つ星以上のホテルでないとコーヒーは見かけない。コーヒー好きのあたしには少し辛い。今日は予定が無いので重慶市内を観光することにした。

 重庆(重慶)は中国4番目の直轄市で、人口も3千万人以上の大都会だ。
勿論、日本の成田からの直行便も毎日ある。
日本の技術援助で造られたモノレール(軽軌)や地下鉄の路線も数本あり、現在も建設中。

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 ホテルから歩いて数分、モノレール牛角沱(niujiaotuo)駅からモノレールに乗車。途中、地下鉄に乗り代えて終点の小什字駅で下車。30分も掛からない。

 大都会は公共の交通機関が発達していて大変便利だ。駅から少し歩くと長江の川沿いに出る。それにしても坂道の多い街だ。歩道にも階段がある。川沿いの丘陵地帯を開発したのかもしれない。高層ビルが林立していて人口密度も高そうだ。道路の幅も広い。片側、数車線。信号は意外に少なく歩行者専用の横断地下道が多いのでありがたい。

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DSC_1325.jpg 長江の川沿いは公園になっていて川風が気持ち良い。この重慶は中国の三大釜土と云われ南京、武漢と並び、とても暑い。40度を超える日も多々ある。車が多いので空気も悪く蒸し暑いが、川の近くは爽快だ。長江沿いに少し歩くと朝天門広場に着いた。長江と嘉陵江の合流点になる。


 画像は長江三峡クルーズの出発点で大型船も接岸できる。明日の夜はここから三泊四日の長江三峡クルーズに出発することになっている。

 朝天門は昔から客船や貨物船の港として栄えてきた交通の要所だ。ここから上海への六泊七日の豪華客船のツアーもあるが、我々は宜昌(yichang)までのクルーズだ。

 長江は中国でも一番暑い武漢、南京の都市を通り上海で東シナ海に注ぐ。途中の三峡ダムの完成(2009年)により水位が上がり川幅も広がった。お陰で五つ星クルーズ船のような何千トンもの大型船の運行も可能になった。

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 昨日までの麗江と気温が違いすぎる。15度は違うかも。暑くて頭がボーっとしてきた。市内循環バスがホテルの近くを通るので乗車する。バスの中は涼しいし空いている。時間もまだ早いので市内観光を兼ねて終点まで乗ることにした。

 百貨店や高級ホテルが立ち並ぶ繁華街、片側数車線以上もある大通り、坂を登ったり下ったりで楽しめた。乗り降りする乗客の様子も楽しませてくれる。市内循環バスだが、終点で降ろされた。再度2元払って乗車しホテルの近くで降車。安い市内観光だったが結構面白かった。

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 近くのスーパーに寄り果物やパンを買う。果物は豊富でドリアンは切り売りしている。パンも美味しい。店内は綺麗で清潔だった。重慶は最近急速に発展した大都会のためか、街は比較的綺麗だし、地下道なども落書きは多いがゴミは少ない。スーパーを出て歩いていると、唐辛子専門店があった。大鍋で唐辛子を炒めている。

 重慶の名物は火鍋。中国全土にもチェーン店を展開している。シャブシャブなのだが、鍋の真ん中に真っ赤な唐辛子のスープが煮立っている。日本ではポン酢やゴマダレとなるが、こちらでは熱々の真っ赤な唐辛子スープが漬けダレとなる。あたしにはとても無理。

 重慶はこれだけ暑いのに色の白い人が多い。男女ともにだ。一説によると唐辛子のせいとも言われているが真意は解らない。でも確かに顔が白い。そういえば、韓国の人も色が白い。ただ、この重慶に来るまで、北海、昆明、麗江、香格里拉のような紫外線の強い地方を旅してきて、黒く日焼けした現地の人々の顔を見慣れていたせいかもしれない。

 夕食はファーストフードで済ます。大都会だけにメニューも写真が付いているので解りやすい。麺類と何かを食べ、マンゴジュースを飲んだが美味しかった。中国のファーストフード店もなかなかのものだ。安いし、美味しいし、店内も綺麗だ。暑いので早々にホテルに戻り洗濯してのんびり過ごす。

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8月 7日(火) 晴れ

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 今日は夕方から朝天門で乗船だ。船に乗るのは何年振りだろう。楽しみだね。勿論、朝はゆっくりだ。
ホテルに荷物を預けて足ツボマッサージに出掛けた。一時間半で幾らだったか忘れたが、日本では5~6倍になるだろう。中国のマッサージは安いので嬉しい。サービスに花茶のような飲み物とミニトマトが出たが美味しくはなかった。今日は、午後五時頃に乗船予定だが、今夜の夕食は付かない。スーパーで果物、パン、その他色々と買い込みホテルに戻る。

 荷物を引き取りタクシーで朝天門の乗船桟橋へ。乗船場所はビルの一階になっていて定期航路のチケット売り場も兼ねている。特に待合室というような部屋は無いが椅子が壁際に少し置かれている程度。クーラーもあまり効いてないので蒸し暑い。一番困ったのが案内の掲示が無い。乗船予定は午後6時なので早く着き過ぎたせいもあるが、何の標示も無い。係員に聞くと乗船場所は間違いないようだ。5時過ぎに再度係員に尋ねると、もう乗船できるという。電光の掲示も無いし案内のアナウンスも無い。まぁ~、これが中国だと思って納得。

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DSC_1390.jpg 中国船名は美维凯娜(meiweikaina)、英語船名は Victoria Anna となっている。カタログでは乗客308名で6200トンの船だ。一応、星級は五つ星になってはいるが、実際の評価は四つ星といったところ。乗船手続きをしたが、税金か保険かで一人130元を払う。ポーターが部屋まで荷物を運んでくれたが、しっかりとチップを取られた。西洋人も多く乗船しているようなのでこの船のルールだろうね。

 出航は午後10時だし、まだ明るいので船内の見物をしたが、特にこれといって書くことも無い。海洋豪華クルーズ船と違って川船なのでスケールが違う。と言っても日本国内のカーフェリー船しか乗ったことの無いあたしだから期待が膨らむのは仕方が無い。最上階のデッキは広いので気持ちが良い。船室は普通のホテルと全く同じ。ただ小さなベランダが付いているのが嬉しいネ。

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 夜、10時頃出航。重慶市内の夜景が素晴らしい。大都会の夜景を船から眺めるのも乙なものだ。揺れも殆どないので船に乗っている感じがしない。軽いエンジンの振動が心地よい眠りを誘ってくれた。 (-_-)°zzz・・・

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コメント 2

kです

又、随分移動したね雲南省から重慶までやっぱ大陸だけある重慶の都市かにはビックリ、長江の川に浮いて居るのは客船、ホテル、?の大きさには又>>>夜景も素晴らしい、、、
地図を見ながら楽しんで居る。・
by kです (2012-09-27 11:03) 

官兵衛

中国は広いので、長距離の移動は飛行機が便利。
ただ、中国国内の航空運賃は列車と比べるとバカ高い(#-"-)
by 官兵衛 (2012-10-02 18:57) 

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