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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

那須茶臼岳 2012-4-25 (水 ) 曇り [山行記録2012年]


 今月末で完全に仕事から離れることになった。年寄りがいつまでも図々しく居座っていると害こそあれ、益は何もない。タイミングよく温泉泊まりの茶臼岳ハイキングに誘われた。五月の連休は混むのでこの時期となったようだ。

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 途中、那須塩原辺りの桜が満開で楽しめた。明日に少し回して欲しいほどの青空が広がっている。最近、桜を見るたびに来年もまた見ることが出来るだろうかと考える。若かった頃には絶対に考えなかったことだ。自分では返老還童と思っているのだが・・・


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L02B0007.jpg 昨夜は那須温泉でノンビリした。老いるに従い山に向き合う姿勢も変わる。変化したのではなく単に老化しただけのことだがね。濃い湿った朝霧が漂っている。霧が晴れれば青空という感じの霧ではない。当初はいつものように県営駐車場から鳥居を潜り峰の茶屋、茶臼岳のコースを考えていたが、お天気もあまり良くないし初心者も同行しているので往復ともロープウエイを使うことにした。

 ロープウエイは標高で300mを稼いでくれるのでありがたい。山頂駅の標高が約1700mだから山頂駅から200mほど歩いて登れば山頂だ。ごく軽いハイキングだね。霧の中を四、五十分登ると茶臼岳(1915m)山頂に到着した。

 青空とまではいかないがそこそこ視界は良くなった。福島側の山並みが絶景だ。残雪を抱いた朝日岳もガスの切れ間に時々見え隠れする。今年は例年より雪が多く楽しめる。残念なことにデジカメを車に置いてきてしまったので携帯のカメラで撮影するが上手く撮れない。

 この茶臼岳は火山の地熱のため山頂に近づくほど雪が少なくなる。しかし、地熱や火山ガスの影響で樹木も育たないので、1915mの標高に似合わない高山の風景色を持っている。冬季は冬山のトレーニングにも適している。風が強いので侮れないが・・・。

 いつものようにお鉢を一周してから下山開始。約小一時間の散歩だったが楽しかったし満足した。山登りの観点だけから考察すると不完全燃焼もいいとこだけれど、温泉泊まりの山旅という観点からすると文句なく楽しめたし充分満足だ。これからは老いるに従い温泉、山旅に方向転換していこう。山登りではなく山旅だ。当然、冬季は温泉とスキーになる。



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