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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

中国北京・山西省14日間 その④ [海外旅行2011年]

7月22日(金 )

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 今日は太原市の観光だ。地元の観光バス(ガイド付き)が太原駅前から7時に出発する。ホテル前からタクシーを拾って駅前到着6時40分頃。十数台のバスが集まっているがその中から指定されたナンバープレートを探して乗車する。ガイドさんは中国人の若い女性。勿論、全て中国語の説明だからあたしには殆ど聞き取れない。我々以外は全て中国の人だけれど、田舎から太原市の観光に出てきてるみたいだ。ペラペラとよく喋るガイドさんだが我々日本人には親切そうなので一安心。

 昨夜、夜店で買ったパンや饅頭を朝御飯代わりに食べたがおいしかった。久しぶりに雨の心配がなさそうなお天気だが、それにしても太原市内の朝のスモッグはひどいものだ。昔から石炭の街だし、兎に角、車が多い。中国の地方都市の典型的な姿なのだろう。

太原市のナビ
http://www.airogroup.com/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%8E%9F%E5%B8%82


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 橋家大院の駐車場に到着。 上半身裸の男性が多い。お腹だけを出している人も多い。黒シャツ、黒ズボン。大抵はポッコリお腹だ。太原は標高500m以上あるせいか、東京と緯度は同じだがそれほどの暑さは感じない。お腹出しは一種のファションかもしれない。若い女性の化粧も日本のあのケバケバしさと比べるとスゴク好感が持てる。ノーメイクの女性も多い。この自然なおおらかさは大好きだね。ひまわりの種も売っている。買いそびれてしまったが・・・。

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 橋家大院の観光だ。太原は地下資源が豊富なため商人が集まった。この昔の大金持ちの大邸宅が橋家大院だ。

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 ガイドさんが一生懸命に説明してくれるが早過ぎてじぇんじぇん聞き取れない。もっとも、ゆっくり喋ってくれてもウナジだがね。使用人や召使いが沢山いたとか装飾品や家具が立派とか、ホニャラフニャラと話しているようだがこれも想像だけど。

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 庭も広い。今もそうだが中国のお金持ちは桁外れだね。大金持ちは無理としても小金持ちのはしくれぐらいにはなりたいなぁー。いまさら無理だけれど・・・。

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 橋家大院の観光を終えて平遥古城に向かう。お昼時なので途中で昼食となる。画像の蜂巣状のモノは麺だ。日本人の感覚では麺は長いモノと相場が決まっているが色々な形の麺がある・・・猫の耳の形をした麺もある。これでご飯や饅頭のお代わりは自由だから呆れる。煮魚もあり、とても全部は食べきれない。煮魚は淡水魚を蒸したものだったがとってもおいしかった。幸せだネ。

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 食後、平遥古城の観光となるが入り口近くでガイドさんとはぐれてしまい少し焦った。なんとか見つけて入城できたが、心配になったのかこれ以後ガイドさんは我々日本人グループに付きっきりだった。ここは世界文化遺産なので観光客も多いが日本人は見なかった。このような城壁に囲まれた街は西安にもあったがここではまだ人々が暮らしている。四合院のような家屋もあり、なんだかよく解らないがスゴイ風景だ。城壁の上を歩いたが暑くて大汗かいた。

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 外敵を防ぐためかお堀のような箇所もあり面白い。それにしても壁も床も全部小さなレンガの組み合わせでできている。

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 広大な場所だ。城壁の先端が見えない。もっともスモッグのせいもあるが・・・。

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 屋根の上には温水器なども設置されていて日頃の生活が偲ばれる。この下で沢山の人達が生活しているのだが暑そうだネェー。

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 城壁から降りて街の中を電動カートに乗って観光する。ガイドさんが一緒なので迷子にならなくて良かった。こんな広いところで迷子になったら・・・恐ろしい。

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 ↓ 街の中には沢山のおみやげ店があり楽しめる。ただ、迂闊に触らないことだ。Cさんが琴のような飾りものを弾いたら三元取られた。後で気が付いたが弾けば三元と小さく書いてあったそうだ。詐欺みたいなものだが中国では騙されるほうが悪いとなる。しかし、元中国人のCさんが引っ掛かったので内心可笑しくて笑いが止まらなかった。ククククク・・・。(^◇^)

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 ↓ 日升昌旧址にも立ち寄る。中国銀行の発祥地でもある。太原の街は商業で発展してきた。現在でも特にこのスポットは商業に携わっている人々が多く訪れているようだ。

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P1030821.jpg 平遥古城の観光も終わり、これで今日の予定は全部済んだと思ったが、おみやげ実演販売のお店に案内された。刃物の実演販売で、日本でのテレビ販売と同じ。バスにじーっと座っているのも苦痛だから助かる。海外のパック旅行などで添乗員が必ず連れて行くのと同じ。誰も買わなかったようだがトイレ休憩には最高だ。


 次は山西省の特産物を売っている大きなスーパーのようなところだ。乗り合わせた中国の人達は山西省名物の黒酢などを沢山買い込んでバスに持ち込んでいた。多分、山西省に住んでいる人達ではなく、もっと遠くに居住している人達かもしれない。

 太原駅への帰路、ホテルに近いからということでバスを途中で降ろしてもらった。ところが間違った場所で降りてしまったようだ。夕方のためタクシーも拾いにくいので乗り合いバスに乗った。運賃は1元だから約13円。しかし、車内は大混雑。二階建てで長いバスだ。二駅ほど乗車したが周りは若い人達で一杯だった。中国での乗り合いバスは初めてだったので楽しかった。

 夕食は軽くということでお粥に決定。ホテルの近くのお粥専門店で色々なお粥をおいしくいただいた。一人あたり20元だから約250円だ。嬉しくなってくるほどの安さと旨さだ。食後、タクシーでホテルに戻り爆睡。 ↓ 下の画像は道端に停まっていた三輪トラック。こんなのが街のあちこちで走っているかと思えば、ベンツ、BMWなどの高級車も沢山走っている。これが中国なのだ。

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山子路爺

スモッグといえばだいぶ前の東京を思い出します。
最近はすごく良くなりました。

最後の改造(?)バイクに興味有。
by 山子路爺 (2011-08-16 09:28) 

官兵衛

中国ではバイクも面白いですが自転車も面白い。くたびれた自転車に何故か大半がモーターを付けている。車道であろうと歩道であろうとお構いなく走ってます。
by 官兵衛 (2011-08-16 22:58) 

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