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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

中国北京・山西省14日間 その③ [海外旅行2011年]


<7月21日(木 )

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 ホテルの窓から眺めた風景です。久しぶりの青空も見える。太原市内からも離れているので空気も良い。しかし、この時期は雨も多いとのこと。山間部だから朝はヒンヤリしていて気持ちがよい。

 隣の建物で朝ご飯を食べる。10元と15元の二種類あったので15元の高い方を注文する。約190円で一人前。出てくるわぁー、出てくるわぁー、饅頭、卵焼き風揚げパンのようなもの、春巻きのようなもの、スープ、茹で卵、野菜色々・・・とても食べきれない。いつものことながら食べ物に大満足。

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 ホテルに野菜売りが来ていた。毎朝、収穫してホテルに売りに来るようだ。Cさんが野菜売りのおじさんの手伝いをしている。しかし、このような天秤ばかりを見たのは何十年ぶりだろうか。

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DSC_0133.jpg 出発してしばらくすると道が通行止め。引き返し別の道を行く。中国の田舎は交通標識も無いし地名の看板も無いので人を見つけて尋ねるしかないようだ。勿論、日本のようなナビシステムもない。夜、道を迷うと大変そうだ。



 ようやく目的地に着いた。芦芽山へのハイキング登山口となっているようだ。トイレ(勿論、仕切無しのニイハオ・トイレだが雨露は凌げる)や食堂らしきものもある。

DSC_0135.jpg でも入山料30元なりを取られた。それにしても田舎の観光地は汚い。もっとトイレを綺麗にし食堂、おみやげもの店を設置しゴミなども常に清掃すればもっと人が来ると思うが全くその姿勢は感じられない。ゴミのポイ捨て感覚が改められ無い限りムリ・ムリとも感ずる。


 まぁー、これが中国だし、あたしが中国好きな要因でもあるだのがネ。

 ここの標高は2000m 以上ありそうだ。芦芽山山頂(約2700m )まで登り2時間から3時間、下り2時間とのこと。雨も降ったり止んだり。10分ほど階段を登ったところで登山終了。というより登る意志はもともとゼロだし、とてもそんな元気は無い。周辺でお花を観賞し引き返す。涼しさと空気の旨さに救われた。

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 街に戻ってきた。お腹もあまり空いてないのでこのまま太原に戻ることになった。車中でマクワ瓜、お菓子などを食べたがおいしかった。毎日三食中華料理じゃ少しツライから丁度よかった。

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 帰る途中、寧武天池という湖に寄った。静かで山の湖らしい湖だ。ゴミが点在しているのが玉にキズ。花も咲いているしのんびりしていて気持ちが良かった。日本のようにスグに開発されて観光地になってしまうより多少ゴミが落ちていて汚くてもこのように自然のままのほうがエエねぇー。

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 太原に戻る途中、景色の良い展望台があった。これぞ中国の山並みと感動する。といっても日本の山並みと大して変わらないようだ。岩場もあり楽しい。人工的なモノが見あたらないのがエエ。空気も綺麗だし久しぶりの青空・・・。やっぱり自然はいいなぁー。

 ここから休憩なしに太原まで直行。運転手はカーチェイサーもどきに先行車両を追い抜いていく。自車より遅いと何のためらいもなく追い抜く。周りを観察していると全ての車がそうだ。対向車があっても対向車を少しでも避けられる余裕があれば追い抜く。センターラインも無いし道路標識も無い。ところどころ未舗装もあるので四駆が有利だネ。見ているより運転しているほうが怖くなさそうだ。追い越す時は手前からけたたましくクラクションを鳴らし追い抜いていく。どうもこれが暗黙のルールなのか。もっとも高速道路でも渋滞の街中でもウナジようだ。日本人どうしなら血の雨が降るかも。

 追い越されても平気だし、追い越しても平気。中国人は気が長いのか短いのか?はたまた、辛抱強いのか度量が大きいのか?さっぱり解りましぇん・・・。

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P1030794.jpg 太原のホテルにようやく着いた。先日泊まったホテルだが、また今日から三日間泊まる。運転手に払った料金が1600元(約20000円)、一人あたり換算は3000円ほどだ。勿論、ガソリン代、車のレンタルも込み。但し、宿泊費と食事はこちら持ちだが日本では考えられない価格だ。

 夕食は簡単なものを食べたいということで麺類となった。連日、フルコース並みの中華料理だったのでお腹の休養だ。刀削面などいろいろと食べた。山西省名物の黒酢をかけると大変おいしい。中国の麺は日本の蕎麦・うどんと違って短いものが多い。

 ジャージャー面や担担面のように長いものもあるが・・・どちかと云うとパスタに似ている。味も色々で香菜やネギをかけて食べる。黒酢をかけると尚おいしい。香菜はクセがあるので日本人向きでは無いかもしれない。あたしはこのクセのある香菜が大好きだ。

 食後、ホテルに戻る途中、賑やかな通りを歩いた。食べ物を売っている屋台もある。パンや饅頭、野菜や果物などをテント屋根の下で売っている。両側にお店が並んでいる。その真ん中を車がクラクションを鳴らして通る。雑然として騒々しいが面白い世界だ。明朝、早いのでここでパンや桃などを買った。明日の観光バスの中で食べる予定だ。ホテルに戻り爆睡  (-_-)zzz。

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Kです

今日も又拝見、御免又は言いか?それにしても奥地に入ったもんだん?
官さんにはもってこいの風景ではないか、食事も美味しいそう、でも顔が見いないのが少し残念である?どこの原風景もいね、有難う。。
by Kです (2011-08-11 11:10) 

官兵衛

奥地というか単に田舎の観光地です。有名な観光地とローカルな観光地では格差があります。ローカルな観光地は汚いけれど自然は一杯です。食事は身体に合っているようで何でもおいしくいただきました。
by 官兵衛 (2011-08-11 18:15) 

山子路爺

日本なら登山の対象になるような山が
ゴロゴロですね。
by 山子路爺 (2011-08-14 12:36) 

官兵衛

中国では登山が趣味という人はあまりいないようです。
当然、登山道や宿泊設備などもないのでしょう。
広過ぎて対象が定まらないと云うことでしょうかね。
by 官兵衛 (2011-08-14 16:35) 

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