平標山 2011-06-18 (土 ) 雨 [山行記録2011年]
いつものメンバーで平標山(1984m )に出掛けた。相変わらず男性の参加者が少ない。まあー、それはそれなりに悪くはないが・・・。
天気予報ではこの一帯は晴れのち曇りとなっているが、梅雨時だし山の天気は解らない。苗場スキー場の駐車場でストレッチ体操後出発―9:00。
R17の平標山登山口バス停から登り始める。空気が重く湿気もタップリ含んでいる。降り出せば引き返すことにして、行けるところまで行こうと考えてはいるが、なにもこんな天気に登らなくってもという気持ちが強い。
この時期の草木の緑には萌える若葉と違って落ち着きのある色合いを感じる。夏のあの濃い緑とも違って、柔らかな肌触りすら覚える。岩と雪が大好き人間のあたしにとっても好ましく感じる緑の色だ。あたしの美的感覚もいい加減なもんだがネ・・・。
花が咲いている。高山植物でなくても綺麗だ。どうしてこんなに色々な姿・顔立ちがあるのだろう。どんな色・姿・形であっても女性的だ。男性的な花???あまり聞かないなぁー。老いて青春を取り戻そうと足掻いているあたしにとっては、花を愛でることは大きな悦びでもある。最近、黄色の花が好みになってきたが、具体的に花の名前と問われると不知道となるが。
一時間ほど登っただろうか?ようやく鉄塔の麓に到着する。雨がひどく降ってきたので雨具着用とするが、風も穏やかで足元も安定しているのであたしは折りたたみ傘を使う。ゴアテックスの雨具でもこの蒸し暑さでは敵わない。鉄塔から20分程登ったが、雨がますますひどくなってきた。
周りが見えないが多分、松手山(1614m )直下とおぼしき地点から引き返すことにした。予定通りと言えば予定通りだ。駐車場着―12:30。
雨は嫌いではないが好き好んで雨の中を歩く気にはなれない。それでも靴はドロンコだし、衣服も濡れた。街では普段、経験できないことだからと言っても、日頃の生活にこの体験が役立つものでもない。今日は山頂の悦びを感じることができなかったが、その分、自分が山の一部に同化した気がした。雨の中の静かな山行のせいかもしれない。
官兵衛さんも雨には勝てませんか。
by 山子路爺 (2011-08-05 15:16)
最初から戦意喪失です。
by 官兵衛 (2011-08-06 10:20)