中国北京 ② ( 4/28 ) [海外旅行2010年]
北京観光 2010-4-28 (水 ) 晴れ 3日目
今日は北京市内の散策だ。朝、7時過ぎにホテルを出発する。行き先は天壇公園だ。公園はまだ8時前なのにお年寄りで一杯だ。太極拳や剣の舞踊、ダンス、羽蹴り、中国の碁や将棋のようなもの、カードゲーム、その他いろいろとやっている。大きな公園は有料のようだが65歳以上は無料とか・・・。兎に角、老人が一杯集まってなんだかんだと騒々しい。
なんとパワーフルな人達だと感服する。公園は老人の健康にかかせないものであり遊戯具も老人のための健康器具らしい。
天壇は昔の皇帝が豊作を祈って祭祀を行った場所で今は大きな公園になっている。天壇公園の奥にある祈年殿だ。三層で円形の立派な木造建築だ。歴史的にはホンニャラフニャラ・・・。それにしても緑豊かな大きな公園だ。勿論、ここも世界文化遺産に登録されている。北京市内の中心部にあり北京の人達には憩いの場所となっているようだ。
天壇の観光を終わり、ツアー恒例のお茶屋さんで休憩。そういえば昨日もツアー恒例のシルク店に寄ったっけ。でも、おみやげ屋さんに連れていかれるのも悪くは無い。買う意志は全くないがお茶を飲んでトイレに行ってゆっくり休憩できるのでありがたい。休憩後、先農壇の中にある北京古代建築博物館によったが、ほとんど失念したので省略。
北京の中心部より少し離れるとまだまだのんびりしていて風情がある。タイで見たトゥクトゥクのような三輪バイクも多い。チェーンを弛ませた三輪自転車も面白い。上海と比べると道路が広いためか渋滞も少なそうだ。
↑ 昼食後、王府井を歩く。歩行者天国になっていて上海の南京東路と同じような場所だ。日本の銀座のような場所とも言える。ホテルもスグ近くなので明日にもう一度来てみょう。
午後からは故宮(昔の紫禁城)の観光だ。この故宮から天安門広場にかけての観光が当ツアーのメインイベントとなる。コースは神武門から入って午門を通って天安門方面に至る。北から南へと辿ることになり歩き疲れそうだ。明や清の時代に皇帝や皇后、その一族が暮らしたというが兎に角広大だ。建造物も沢山あり一日ではとても散策出来るモノではないし、また面白いモノでもない。
↓ 珍宝館に入り宝物を見たが台湾の故宮と比べると見怠りするように感じる。一説では一級品は蒋介石が全て台湾に持ち去ったとか・・・。
沢山の宝物も見飽きた。一品毎に『何でも鑑定団』のように推定価格が掲示されているともっと楽しめるのだが・・・そんなことはあり得ないがネ。建物から出るとスゲー壁があった。 ↑ 九匹の龍が描かれていて九龍壁と呼ばれているが見事なものだ。中国では九が縁起の良い数字のようだ。
↑ 保和殿に巨大な一枚岩があり龍が全面に彫られている。これも見事なもので圧巻だ。何処を見ても珍しい貴重なモノばかりで目疲れする。
この故宮(紫禁城)は明から清の時代に建造されたものだが万里の長城と同じく皇帝の絶大な権力の象徴となっている。周りはお濠と高さ10メーターの城壁が囲んでいて昔は別世界だったことだろう。映画ラストエンペラーの世界だネ。中国は昔も今もスケールが大きい。また、その壮大さが魅力なのだろう。日本と比べると人口は10倍、国土の面積は25倍だもんネェー。
↓ 故宮の正面口にようやく辿り着いた。疲れたなぁー。午門を潜り真っ直ぐ天安門に向かう。
↑ 天安門を振り返る。テレビのニュースや写真でよく目にする風景だ。毛沢東の大きな写真と中国の国旗。これぞまさしく中国だ。
↑ 天安門の右に見える建物が私達が泊まっている北京飯店だ。地の利は最高のホテルだが・・・。
天安門の前にはバカッ広い道路が走っている。その向こうにはあの有名な天安門事件や文化大革命で名を馳せた天安門広場がある。広い地下道を通って容易に天安門広場に到着。ホゲー、バカッ広い広場だ。これを本当の広場というのかと感心する。公安の車が目に付く。故宮を含めたこの界隈は国家的にも最重要なエリアのため警戒が厳しい。日本の国会議事堂にあたるのか、人民大会堂の建物には赤い国旗がズラーっと掲揚されている。ここに佇んでいると正に中国そのものを感じる。
歩き疲れたところで今日の観光も終わり。夕食に北京ダックをいただく。北京で毎日食べられる家鴨はなんと一日4万羽とのこと。日本ではパリッとした皮だけを食べたと思ったがこの北京では肉も一緒に食べる。パリッとした触感は無いがこれはこれで大変美味しい。上海では皮だけが出てきたと思ったが・・・。家鴨にはなんとも気の毒な話だ。合掌。
夜、王府井辺りをブラつこうと思っていたが今日の観光で疲れてしまった。明日はフリーの日だがTさんと早朝から天津に行く予定なのでホテルでゆっくりすることにした。
ブログ拝見、中国第二都市上海の高層ビルにはビックリ又夜景も綺麗なんだろうな、今は上海万博開催中、万里の長城等は行って見たい所で有るが写真で満足、絵はがきと違って行った人が写したのでライブである、足腰が強くなくてはだめ、北京、上海と違って中国って感じがするがそれでも高層ビル、それにしても天安門前広さにはこれもただただ、建物や店の商品などはカラフル、いいですね新幹線に乗ったり、地下鉄では席を譲ってもらってよかったですね??タクシーの事故等、それにしてもトイレのドアー、と仕切り無いのにはこれまたいかに?良い旅をしましたね、なかなか上手く打てなくて、こんなもんで、又を楽しみにしています。
by Kです (2010-05-18 16:40)
Kさん、キー操作が上手になりましたネ。
慣れるまで大変ですがそのうちに巧くなりますよ。
中国で何か自分を変えるきっかけを見つけたい
なぁーと思っています。5月末からまた中国です。
by 官兵衛 (2010-05-18 21:40)