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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

藤坂ロックガーデン 2009-10-15 (木 ) 晴れ [山行記録2009年]


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P1030820.jpg 久し振りの藤坂RGだ。終日、我々5人で貸し切りだった。平日だから当然だろうけれど。それにしても秋晴れの素晴らしいお天気だ。

 朝一番に、支点の構築とリード、フォローのビレー操作を確認し合う。大昔、こんなことはしなかったが、非常に大事なことだと思う。ビレー器具も色々あるので誤った使い方をすれば致命的になる。今日はレスキューの練習は割愛となったが又の機会に再確認したい。

 岩トレは今日で3回目だ。ようやく岩に慣れてきたようだが、まだリードで楽しめるというレベルには程遠い。

 原因は身体の柔軟性、特に股関節が固いのとバランス能力低下となる。凹角のルートで、昔は「こんなところ足を開いて突っ張ればなんてこたぁーない。」と思い強引にづり上がったが、股関節がギクッときた。しばし、悶絶・・・。年寄りの冷や水と言えばそれまでだがネー。

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 昔は単純に『岩登り』と表現していたが今は、フリークライミング、エイドクライミング、スポートクライミング、アルパインクライミング、アイスクライミングなぁーんて頭が混乱する。最近ようやくそれぞれの意味が少し解った。

 フリークライミングのフリーは自由ではなくて、何も無いという意味で使われている。用具を何も使わないで登るということだ。ロープ、ボルト、ハーケン、ヌンチャク等はよじ登る手段として使用してはいけない。あくまでも安全上使うだけということになる。カラビナをホールド代わりに使ったりハーケンをスタンス代わりにするとエイドクライミング(人工登攀)となる。

 また、狭義ののフリークライミングがスポートクライミング(競技者は一人なのでスポーツではない)となりワンピッチのみで絶対的な安全が前提となる。ラペルボルトのみのルートとかで自分の判断でプロテクションは取れない。クライミングジムなども含まれるということだ。

 アルパインクライミングとなると・・・自然条件が加味されると何でもアルパイン? ゲレンデでも雨に濡れた岩ならアルパインとなるのかも。フリーソロなぁーんて言葉もある。あたしにとってはどうでもエエことだ。感覚的には全て昔通りの岩登りの範疇に入る。

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 また、昔は基本の三点支持だけで岩を登ったものだ。ごく自然なことだった。片手片足で岩にしがみついていると怖いもんネ。
ただ、超一流のクライマー達は華麗なムーブを駆使し憧れの存在だった。ガストン・レビュファなどのようにネ。

 あたし達、四流五流のクライマーはドタ靴履いて岩にしがみついていた。今は岩の状態、形状毎に色々なムーヴやホールディングを駆使して登っているようだ。登攀技術の進化はスゲー。昔、チンネ左稜線のオーバーハングはアブミを使ったが今はフリーだそうだ。

 ここ最近、ようやくロープワーク、ビレイ、ブロテクシヨン等にも慣れてきた。次は登攀技術の習得だ。華麗なムービング・・・あり得ないか・・・。
クライミングジムのスクールに入校してみょうかな・・・。
また、年寄りの冷や水になりかねないが。



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山子路爺

こんばんは。
じっくり読みました。クライミング出来るなんていいですネ。
文中に懐かしいガストンレビファの名前がありました。
昔、彼の本を読んだ記憶があります。内容は忘れましたが。

by 山子路爺 (2009-10-20 22:33) 

官兵衛

クライミングといったって、大したことはやってません。
・・・というより出来ません。 
道迷いで余儀なく沢を下降する時などでは多少役立ちそうですが。

一番大きなメリットは精神的に若返るということでしょうか?。また、登山の幅も広がりますネ。
但し、自分のクライミング能力は確実に把握し、過信はしないことだといつも戒めています。


by 官兵衛 (2009-10-22 09:49) 

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