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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

荒船山 2008-7-19 (土) 晴れ [山行記録2008年]

P1070002.jpg いつもの会の月例山行だ。雲は多いがまぁまぁのエエ天気だ。もう梅雨が明けてもいいはずだが・・・。関越道、上信越道を走り、下仁田ICから内山峠登山口へ。
車内で女性の会員Uさんから茹でたトウモロコシをいただいた。早起きして朝、出発前に茹でたのこと。甘さが格別で、全員ありがたく賞味して大満足れした。
チャーターバスはありがたいものだ。

 ウツラウツラしているうちに登山口に到着。今週タイから戻ったばかりのせいか兎に角眠い。途中、車窓から荒船山の特異な偉容が見え隠れしていたが眠たさのためシャッターチャンス捉えられず。まぁー仕方ないか。しかし、いつものことだが、登山対象の山というのは撮りにくいというか難しい。

 朝が早いので眠い。気が付けばバスは登山口だし、帰りもバスはあれよあれよのうちに射程圏外を走っている。一人の場合は自分の気に入ったところで車を停め、自由に撮れるのがうれしい。

 駐車場で体操後8:40出発。
この時期にしては暑さもたいしたことなく、爽やかな風も感じられる。登山道はところどころで崩壊している。危険の程度も考慮しなければならないが、完全に整備された登山道より台風などの自然災害により崩壊した登山道にエスケープとしての踏み跡がつけられているのも悪くはない。

P1070004.jpg

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 艫岩到着10:20。
展望台は本日のメーンイベントとなる。下はスパッと切れ落ちていて高度差約150mほどはあろうか。クワバラ、桑原!ブッシュが多くて登攀向きでばなさそうだがルートは開拓されているのだろうか。遠望は効かないが雄大な眺望だ。空気が澄んでいれば北アルプスなども見えるはず。風が爽快で気持ちがエエ。

 これだけでも来た甲斐がある。久しぶりの圧巻、絶景、コメントなしれ~す。艫岩とはまさに船の船尾。船首が経塚山となる。鯨の尾ひれに例える人もいる。

P1070008.jpg 艫岩から山頂部に続く稜線を辿り荒船山最高点の経塚山へ。樹林帯の平らな散歩道といった感じで疲れも癒される。少しの急登後山頂着11:20。
艫岩展望台から40分ほどだろう。山頂は樹林の隙間から上州の山並みが少し見えるが絶景にはほど遠い。まぁー、低山だから致し方なし。


 昼食を食べていると、なんだか目眩がしている気分になる。身体が揺れている。スワツ、脳梗塞の発作か!ヤバイ、こんなところで・・・。
とかなんとか一瞬そんなことが頭の中を巡ったが、地震だった。

 エかった。カミしゃんに電話して聞くと、震源は栃木方面とかでたいしたことはないとのこと。それにしても山頂の地面に座っているせいか、揺れが大きく感じられる。山頂はおろか山中での地震も初めての経験。かくも平地の感じ方とは違うものとは恐れ入る。

P1070015.jpg 樹林帯の気持ちのエエ山頂を後にして相沢村から三ツ瀬方面へ下山開始。沢の源頭をトラバースし尾根筋を下降するが、結構、急下降だ。標高差1000Mほどを一気に駈け下る。
相沢村落の手前で飲んだ沢水がとっても旨かった。上部に山小屋等の施設もないので安心して飲んだ。自然の水は優しい。気分的なものだろうけれど。

 相沢村からはアスファルト道路を延々と三ツ瀬まで歩く。でも素朴な集落の佇まいが好ましい。車の通行もなく長閑な風情だ。花も心を和ませてくれる。

P1070018.jpgP1070019.jpg

 程なく三ツ瀬バス停へ到着15:00。
待機していた我らのチャーターバスに乗り込む。低山で、この時期だし、相当な暑さと覚悟して出かけたがそれほどではなく却って快適な爽やかさだった。
低山の宿命だが、登り下りの展望はなく山頂部も樹林に囲まれている。が、艫岩展望台からの俯瞰はそれを差し引いてもお釣りがくるほど絶景だろう。
低山としてはネ。下仁田の温泉にでも入れれば言うことなしだが・・・。



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