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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

マルタ共和国 ③ (2/1) [海外旅行2008年]

2008-2-1(金)晴れ 3日目

 今日はヴァレッタの観光だ。当ツアーのメインだね。
歴史・・ムニャムニャ・・いろいろあるが、まぁーそれは置いといて、1600年頃に築かれた城塞都市だ。半島の先端にあり城壁と堡塁に囲まれ攻めるに難しい町といえる。旧い建物も約300以上も遺っていて現在もマルタの政治、経済の中心である。マルタストーンにより町全体が薄い飴色で統一されている。

 ↓ シティゲート前にあるバスターミナルだ。年代モノだけれど愛きょうのある楽しいバスだ。市民の大事な足となっている。

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P1040149.jpg 今日からカーニバル(謝肉祭)だ。直訳は肉を断つ日だが、現在は何かを自制する日ということらしい。でも、お祭りにかわりは無い。

この城門がヴァレッタの町に入るシティ・ゲートである。リパブリックストーリートの起点となる。町の中はマス目状に道路が真っ直ぐ通っていて解りやすい。

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 ↑ ここは首相官邸で内部の見学は不可。1600年頃に騎士団の宿泊所として建てられたそうだ。なんと、日本でいえば戦国時代の建物が首相官邸として現在も使われているということになる。

 ↓ 子供は何時の時代も何処の国でも無邪気で可愛いものだ。子供と飴色をしたマルタ・ストーンで造られたバロック様式の建物が見事にマッチしている。ヴァレッタの町にはこのような小さな車が走っている。電気自動車なのか?。
旧市街では一般車両は制限されているのかもしれない。フント、建造物と空の色がこの町にエエ雰囲気を醸し出しているようだ。

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 ↓ これは聖ヨハネ大聖堂だ。この教会はマルタ騎士団のオエライさんであったヨハネさんに捧げるために建てられた。

 そもそもマルタ騎士団って何なのだ?。
世界史は苦手だが、十字軍遠征のためマルタにヨーロッパの騎士が集まった??? ホンニャラ・フニャラ・・・中はスゲー、豪華絢爛そのものれす。
中央祭壇とは別にヨーロッパ各国の祭壇が両側に並び、絢爛さを競っている。美術館も併設されていて宗教画が一杯飾られていた。

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 カーニバルだ。子供も大人も楽しんでいる。日本では見られない色彩感覚だ。隣のゴゾ島ではもっと盛り上がっているらしい。小さな国なので楽しみが少なそうだ。日本では何でも手にはいるし楽しみも千差万別だ。この国のように、楽しみもほどほどしか手に入らない方がエエ。何でも手に入るのは良くないことだと思う。

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P1040201.jpg ←大人もブラスバンドで楽しんでいる。良い時期に観光に来たと感謝する。カトリック、感謝祭、気候もGoo。マルタの人々もエエ。誠実さを感じる。小さい国だが紀元前5000年以上の歴史を持っている。英国統治が長かったせいか人々は誇り高い。



 pillow tip を置いておくと housekeeper の手書きの感謝メツセージが置かれている。なかなか気持ちのエエ人々なのだ。

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P1040199.jpg  騎士団長の宮殿だ。
ここも歴史がホンニュラ・フニャラとありガイドの説明は聞かなかった。
聞いても聞かなくってもスグ忘れるから聞かないでジックリ自分の眼で見て何かを感じ取るほうが好きなのだ。
まぁー、世界史が苦手の言い訳れすがね。

 この甲冑の重さは約30Kg らしい。
鉄なのか銅なのか解らんけれど何処を突かれても切られてもOKかも。
日本でもそうだが、こんな重いモノ着けて戦場を走り回っていたなんて現代人には想像しがたいことれす。


 この建物の階段は重い甲冑を着けていても動き易いように段差が低くなっている。そういえば砦の階段も段差が低かった。
日本のお城の階段はどうなんだろう???

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  午後からはスリーシティーに移動した。3つの町の総称だ。3つの町が何かは聞いて無かった。左がヴァレッタの旧市街で、右が聖アンジェロ砦だ。なかなかの絶景だ。これぞマルタ・・・その感じは否めましぇーん。

 聖アンジェロ砦にマルタ国旗と騎士団のフラグが誇らしげに翻っている。
↓ヴァレッタの町

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P1040218.gif  スリー・シテイのうちの一つ、セングレアにある監視塔。
ガルディオーラというんだと。町の突端で海に突き出ている。目や耳が装飾されていてオモシロイ。

 マルタは全て絵になる。16~17世紀の家が沢山残っていて今でも人々が住んでいるという驚き。ここじゃ珍しくもないことだろうが・・・。

 全て石のためか、町のなかでは緑が少ない。でも何故かポイント毎に上手く緑が点在している。
いいではあ~~りましぇぬか。
それはそれで絵になることかも。

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セングレアの街並み。

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  セングレアの町のゲートか?。 城塞都市そのものだ。

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 ↓ 港だ。ヨットで埋まっている。ヨーロッパの富裕層のものということだそうだ。意外と漁船は見当たらない。昼食の魚のスープも生臭く、海に囲まれている割には魚が現れない。釣りをしている人も見かけない。何故だろうか?市塲に行けば魚がズラーリかもね。

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 ↑ 教会だ。立派なもんだ。有名な教会なのだろうか?歴史に圧倒されると疲れるものだなぁー。

 ホテルに戻った。部屋は豪華さはないが清潔で整っている。
寝具もパリッとしているし、バスタオル等もくたびれてはいない。
ベランダもあり海が見える。

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 水道の水は主に雨水と海水を利用していて少しショッパイ。でも殺菌されているため飲んでも大丈夫とのことだ。少し飲んでみたがショッパクて不味いのでミネラルウォーターにした。歯磨きは No problem.

 食事に二人で出掛けた。三人で行く予定だったが一人体調が良くないとのこと。近くのホテルにある小さなカフェのようなところで食事した。シーフードパスタを注文したが昨日のようには美味しくなかった。量はは日本での倍はありそうだが。コーヒーもインスタントのようだし、チェックも結構高かった。期待ハズレでクッシュンれす。

 今朝、カードキーを残したまま部屋を出たため慌ててレセプションで再発行を依頼した。三回再発行して貰ったが全てNG。最後にマスターカードを使ってドアーを開けてくれた。最初からそうせいちゅうんじゃー。
(怒り)でも、自分が悪いのだし、一生懸命対応している誠意は伝わってくる。
これがマルタなのだろう。
明日はゴゾ島の観光だ。最終日でもある。いい天気になぁーれ。


④に続く



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