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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

横岳、赤岳 2007-11-08 (木) 晴れ [山行記録2007年]


 今日もエエ天気。小屋発7時10分だ。のんびり行こう。
左から中岳、大同心の頭、阿弥陀岳。
阿弥陀北稜や北西稜も見える。北面になるため雪が付着している。
奥に見えるのは南アルプスの北岳か???

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 横岳の稜線だ。こういう岩稜は飯より好きなんだ。
写真を撮りながら楽しむことにする。

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 硫黄岳の稜線の奥に蓼科山が見える。

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 ご親切に橋が架けられている。横岳の頂上だ。後ろは阿弥陀岳。

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 赤岳の勇姿、中岳から阿弥陀岳。後ろに見えるは権現岳。
背景は南アルプス。いつか、この位置から積雪期の勇姿を見たいものだ。
これ以上のコメントは不要。

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 阿弥陀岳。どっしりとした姿だ。

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 横岳から地蔵の頭までの稜線。

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 それにしても鎖や梯子とやたらに多い。安全上やむを得ないかもしれんが興ざめだネ。昔、こんなにあったっけ。

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P1000199.jpg 地蔵の頭から見た赤岳方面(上)、横岳方面(下)。


What a beautifull day !





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 赤岳展望荘到着。屋根にはライブカメラが赤岳方向と横岳方向に設置されている。小屋は先週で閉鎖されている。

 下は赤岳稜線から俯瞰した赤岳展望荘と横岳。杣添尾根が長大だ。
地蔵尾根は積雪期に登り易そうだ。

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 砂礫状のザラ場を登り赤岳頂上小屋へ到着。この登りはキツ~~~イ。
冬季単独で登る自信はあるが、はたして下降できるか???
見下ろして凍った雪面を想像。ふ~~~ん。クワバラ、桑原。
この小屋もも先週で閉鎖されている。

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 赤岳山頂到着。-9:20
久し振りに高いところに登ったなぁー。
伊達や酔狂で高いところへ登るわけじゃないけれど・・・
まあエエか。ここで大休憩とする。疲れもなし。気分最高。硫黄岳山荘を出発後ここまで誰にも会わなかった。この時期の平日はこれだから堪えられん。
大休憩していると阿弥陀のほうから同年配の男性登山者が一人登ってきた。
暫し語り合う。岩陰は暖かい。

The weather is gorgeous today !


 赤岳頂上から俯瞰した権現岳方面。

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 富士山が雲海に浮かんでいる。

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 赤岳から中岳への下降だ。この辺りも傾斜がキツイ。
積雪期の単独下降は???
想像したらとってもオットロシイれす。強風もコワ~~~。
アイゼンひっかけたらそれでチョンれしょうネ。

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P1000248.jpg 文三郎尾根分岐に到着。-10:30
時間はタップリある。阿弥陀へ登るか、登らないか・・・ヤァーメータ。

 今日はのんびりモード全開だ。ここでも大休憩。
阿弥陀岳は次回の楽しみに残しておこう。ウシシ・・・


 分岐から俯瞰した中岳、阿弥陀岳の稜線。夏の北アルブスを彷彿とされる。

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 行者小屋方面を見下ろす。

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 文三郎尾根途中から見た横岳西面。遠くは硫黄岳。

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 ここから見える中岳は立派なもんだ。中岳沢は雪がありそうだ。

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P1000260.jpg 中岳沢の分岐点だ。大パノラマも終わりに近づいた。少しお腹が空いてきた。
行者小屋まであとひといきじゃ。行者小屋到着。-12:20

 お昼ご飯としょう。硫黄岳山荘で作ってもらったお弁当だ。鮭も入っていてそれなりに旨かった。ごちそうさまれした。


 南沢を下山予定だったが、先日の雨で橋が流され通行不能と表示されている。
どこかで渡渉すればエエけれど濡れるのも嫌だし、高巻きも結構時間を喰うもんだ。中山乗越から赤岳鉱泉へと決定。天気もエエし約30 分のプラス程度だ。

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 赤岳鉱泉に到着。大同心と小同心をズームアップ。少し脆そうだなぁー。
冬季登攀向きかもね。

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 美濃戸へ向けて出発。柳川北沢をのんびり下山。
突如灌木の中からギョエエエ~
カモちゃんだぁー。特別天然記念物だぞぉー。3メーター程度しかない。
慌ててカメラを出す。じ~~~っとこちらを見ている。カワイイ~~~。
そのうちゆっくりと時々振り返りながら去っていった。感動したネ。
昨日は林道で鹿を2頭見た。このような動物を見ると嬉しい。自然を大事にしなっきゃと心から再認識した。しかし、ギョットしましたエー。

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 美濃戸へ到着。-3:00
今日はのんびりペースだったがハッピーエンドれす。山荘のベンチに山小屋で昨夜一緒だったお母さんと息子さんがいた。お母さんの方が下山途中で足を捻挫したとのこと。よくここまで辿り着いたもんだ。相当痛いはずだが。昨晩のお話では40 年のベテランとのこと。67 歳だからスゲー。

 あたしも文三郎尾根末端でよろめいて片足をスパッツに引っかけた。アイゼンを付けていれば間違いなく転倒。場所によっては滑落・・・ヤバー。
幸い転倒は免れたが危ないもんだ。

 いつも家の扉を開くまで登山なのだと自分に言い聞かせているが登山道の終わりに近づくと意識しないでも気が緩んでいるのかもしれん。疲れも溜まっているし歳をとればバランスも悪い。お母さんには悪いが今後の教訓にさして頂くことにする。二人を最寄りの駅まで送ってから帰途についた。

 今回は考えさせられることが多かった。一つは単独登山、もう一つは冬季の登山。好きで単独行をしている面もあるが良いパートナーがいないということでもある。現在、所属しているハイキングクラブで見つかるとエエけれど。冬季登山もウナジれす。単独はリスクが大きすぎる。でも雪山に行きたい。北八ヶ岳ならなんとかなるかもと愚考するが、侮るとオッソロシイことになる。まぁー、年寄りは炬燵に入ってテレビでも見とれということかもしれん。クシュンれす。



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CARRERA

私も今夏赤岳に子供(小6)を連れて登ってきました。
赤岳頂上小屋に泊まって見た星の洪水が忘れられません。
今の時期更に綺麗に見えるんでしょうね!
by CARRERA (2007-11-11 18:46) 

官兵衛

赤岳は急峻です。小学生が登るとは驚きです。
並の大人じゃ負けますネー。フントニ・・・
きっと、お父さんのご指導が立派なのでしょう。
by 官兵衛 (2007-11-12 17:59) 

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