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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

硫黄岳 2007-11-07 (水)快晴 [山行記録2007年]

 朝、5時半自宅を出た。中央高速の大月辺りまでは小雨が降っていたが小淵沢 ICを出る時には申し分のないエエ天気になった。最近の天気予報はスゲー。

 美濃戸口まで車で入ったが、とんでもない道だ。ガリガリと車底を2~3回擦った。勿論、ダートですれ違いは不可。そのうえ、白樺やシラビソの葉が道を覆っていてしかも濡れている。カーブでスピードダウンすれば上がれない。
雪道と全くウナジだ。一度バックして勢いをつけなければ登れない。
今回の山行で一番手こずったのがこのダートの運転だ。
なんとか美濃戸8時着。予定通りだけれど・・・

 8 時20分 登山開始だネー。予定は本日、硫黄岳山荘まで。
明日は横岳、赤岳、できれば阿弥陀岳もと愚考。まぁー余裕だネ。

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 この辺りはまだ紅葉が綺麗だ。北沢に沿っての登りだ。
林道を暫く登ると沢沿いの登山道になる。7~8回右岸、左岸と木の橋を渡る。
登山のプロセスのうち、このような登山開始、または登山終了間際の林道もしくは沢筋が一番好きだ。

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 赤岳鉱泉に着いた。-10:10  スバラシー。
大パノラマ。絶景かな、絶景かな。

 横岳の西面だ。大同心、小同心もバッチリ。

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 天候良し、体調良し、今のところ気力充分。やったんがなぁー。
登るにつれ硫黄岳の稜線が見えだした。
コルの裏側に今宵の宿、硫黄岳山荘がある。
このペースでは早く着きすぎる。超スローペースに変更だ。
そんなに慌てることはないス。

 赤岩の頭直下で昼食と大休止。風を避ければ暖かい。
申し分のないお天気・・・やはり、こうこなくっちゃネー。

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 横岳の西面だ。大同心、小同心の正面壁には雪が着いてない。
この辺り、冬季登攀には最高のエリアだなぁー。
アプローチは短いし、晴天率も高いし、積雪も少ない。
スケールも手頃だ。この歳じゃ、今は昔の物語れ~す。

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 硫黄岳山頂に着いた。天狗岳の向こうに蓼科山が見える。
まだ冠雪はないようだ。

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 硫黄岳の爆裂火口だ。なかなかの景観だネ。

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 赤岳、中岳、阿弥陀岳も絶景だ。

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 硫黄岳山荘に着いてしまった。13 時を過ぎていた。
もう少しゆっくりしててもよかったなぁー。

 小屋はコルの東面に建てられている。冬の強い北西風を避け暖かい場所だ。

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 夕食まで4時間ほどある。
小屋の前でのんびりと同年配の男性とおしゃべりした。
小屋泊まりの単独行者だ。まぁー、同じ穴のムジナちゅうところだ。
本日の宿泊者は他におかあさんと息子さんの二人連れを含め計4人だ。
さすが、この季節、平日だし、こんなものか。稜線で営業しているのはここだけだし。ここも今週末で閉鎖だと。空いているのはエエことだ。

 夕暮れが迫ってきた。山の斜面が赤くなっている。

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 静かな小屋だ。トイレが清潔で綺麗だ。臭いが全くしない。
食事は贅沢言えないがシャワー施設があれば最高だけれど・・・
大部屋だけれどストーブや炬燵もあり暖かい。
広いので好きな場所で好きなだけ毛布、布団が使える。

 夜の星はスゲー。コメントできないほど圧巻れーす。
幸せ一杯、腹も一杯。おやすみ。



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