台湾周遊(6/8 ) 2013/04/23 ~ 05/07 [海外旅行2013年]
5月 1日(水 )雨のち曇り
朝から雨が振っている。朝食を摂っていると少し空が明るくなってきたので出掛けることにした。墾丁(kending)国家森林遊楽区の公園散策となるが、単に海岸から見える奇怪な山の麓を自転車で走るだけ。公園と言っても広大な敷地のため簡単に廻りきれるものではないが、山の上から海を眺めるのも一興だろう。
自転車はホテルで無料で貸してくれた。山道を自転車で登って行くが、ハイビスカスの花が咲いていて癒される。南国ムード一杯だ。途中、脇道に入ると道路が雨で流されていた。大きな牧場もあり自然が溢れている。
どんどん登って行くと見晴らしの良い場所に出た。ここから先は遊覧区になっていて入場料が必要となる。観光客が数人いたが、入場料を払って入る人はいない。入らなくても充分景色は堪能できた。
大尖山が近くに見え絶景だ。事故が多いので登山禁止との事だ。あいにくのお天気だが、上から俯瞰する珊瑚礁の海は雄大だ。小雨も止まないので戻ることにした。標高差で200m程登ったので帰りは楽チン。約2時間掛けて登ったが下りは20分ほどでホテルに到着。良い運動になった。
昼御飯はセブンイレブンのサンドイッチとお菓子で済ませた。雨なので昼寝をしたりでマッタリと過ごす。夜はホテルのレストランで食べ、その後、夜市をブラブラしたが雨にも関わらず賑やかだった。
5月 2日(木 )曇り時々雨
今日は先日にも訪れた恆春(hengchun)に行く。バスでも30分ほどの距離だ。海辺を走るが、曇っているので絶景とはいかない。恆春は町としては台湾の最南端にあり、バス便の要となっている。また、この町は、共鳴胴が満月のように丸い弦楽器「台湾月琴」で有名だ。街中ではこの月琴をモチーフとした街灯や看板を多く見かける。
老街を歩いてみた。狭い道路の両側に商店が隙間無く並んでいて、昔ながらの台湾の雰囲気を醸し出している。日本では見かけない光景も展開していて楽しめる。豚肉はその場で解体して売っている。大きな蛙もあちらこちらで売られている。恆春(hengchun)の人達は蛙料理が好きなのかもしれない。
上は歯医者さんのようだが、日本人では・・・(^口^;)。治療して貰うには相当な勇気が必要だろうね。下は床屋さんだが、お国が変われば面白いものだ。
恆春(hengchun)は熱帯気候に属し冬場でも平均気温が20度を下回ることが無い。恆春を舞台とした台湾映画「海角七号」のロケ地でも知られている。街の真ん中には恆春古城が昔のままの姿を残している。東門付近の城郭にの上に遊歩道があり城郭や恆春の街並みを見渡せる。恆春散策にはお奨めの場所だ。南門は明都門とも呼ばれていて恆春古城にある四つの門のうち一番原形を留めている。日本統治時代にはこの門を貨物列車が通り抜けていたとの事だ。恆春のシンボル的な建造物となっている。
城壁に隣接する公園で蓮雾(lianwu)の木を見つけた。和名でワックスアップルと呼ばれているシャキシャキとした歯触りの果物だ。味は甘酸っぱくてサッパリしている。木の枝から捥いで食べてみたが実が熟してないので酸っぱかった。味そのものは露天で売られているものと同じ。さすが南国の公園だネェ~。
お腹も減ったので小吃の店に入った。台湾独特の細い麵を炒めた炒米粉を食べたがシンプルで旨い。スープを頼んだが味噌汁が出てきた。具は豆腐と葱だ。味噌汁をスプーンで飲んだが味が薄く、コクが無い。麵とスープで二百円にも満たないので許せる。食後、街中を少し散策した後、警察署隣のバスターミナルでバスに乗車し帰路に就く。恆春(hengchun)は人口3万人程の小さな田舎町だが、都会と違い30年前の台湾の雰囲気が残っていて街歩きが楽しかった。
ブタの解体販売……
マグロの解体販売とは少しイメージが違いますねぇ。
by 山子路爺 (2013-07-11 12:41)
魚と違って四足は残酷だなぁ~~ (ーιー ;;;
by 官兵衛 (2013-07-25 21:16)