SSブログ

傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

台湾周遊(3/8 )  2013/04/23 ~ 05/07 [海外旅行2013年]


4月27日(土)曇り時々雨

DSC_4528.jpg 朝から雨が降っている。今日、明日の土、日曜日は高雄で過ごす予定だ。観光地に行っても混雑しているし、ホテル代も高い。昨晩宿泊したこのホテルは今晩空いてない。その上、内容の割には高い。とりあえずチェックアウトし、荷物を持って高尾駅周辺のホテルを探すことにした。


 四つ星以上のホテルはそれなりに高いので、勿論三つ星程度となる。土曜日は少し割高になるが仕方が無い。数件当たった結果、駅から約5分の某ホテルに二日間泊まることにした。台北と違い高雄のホテルは安いので助かる。

 高雄駅で台南方面に向かう仲間と別れ、さぁ~何処へ行こうかと考えた。雨は止んだがお天気も芳しくない。とりあえず海を見たいので旗津(qijin)半島に行くことにする。高雄港の前面に位置し、幅200m、長さ11Km程の砂州だ。

 MRT(地下鉄)で一つ目の美丽岛站で乗り換え終点の西子灣站下車。15分ほどの乗車だ。
MRT(地下鉄)の乗り方は簡単だ。自動券売機のタッチパネルで目的の駅をタッチ、左上の人数をタッチすると料金が表示される。人数ボタンをタッチしなければ一人料金が表示される。お金を入れるとトークン(画像の青いプラスチック)がお釣りと一緒に出てくる。
券売機はコイン専用機と紙幣も使えるものとがある。バスにも使えるICカードもあるが、短期滞在者には不要だ。トークンを改札機のセンサーにタッチすればゲートが開き中に入れる。出る時はトークンを投入孔に入れるとゲートが開く。まぁ~、台湾も日本も中国も大きな違いは無い。

DSC_4525.jpg

DSC_4536.jpg

DSC_4540.jpg MRT終点の西子灣站で下車。観光案内図を頼りに10分程歩いて鼓山輪渡站に着く。ここからフェリーに乗船する。片道で全票(普通料金)15元だ。半票(老人、障害者等の優待料金)8元だ。勿論半票で乗船する。台湾元の約3.5倍が日本価格だから28円でフェリーに乗ったことになる。

 台湾の交通費はバカ安! 台湾が気に言っている理由の一つでもある。殆どの乗り物や入場料が優待料金で3~5割引。所によっては無料だ。年齢確認のため、パスポートのような証明証を要求される場合もあるが大抵は笑顔で”どうぞ”となる。

 となると、あたしもそれなりに老人に見えていると言う事になり少し抵抗がある。敬老料金が適用されるのは満65歳以上だから堂々と申告すれば良いのだが、少しでも若く見られたい本能があるようで哀しい。

DSC_4557.jpg

DSC_4555.jpg

 フェリーと言っても自動車は乗せない。バイクだけだが自転車は免费(無料)だ。フェリーは高雄港を横切り10分程で旗津輪渡站に到着。この旗津半島は細長い砂州だが高雄港の防波堤のような島だね。台湾本島とは繋がってないが半島と呼ばれている。ただ、海底トンネルで台湾本島とは繋がっているので車も走っている。あいにくの雨模様なので海の景色も今一つだ。

DSC_4563.jpgDSC_4562.jpg

 フェリーを降りると目の前から旗津海産街となり観光客で賑わっている。両側に多くの海産料理店が集まり旨そうな匂いが漂っている。街の入り口には旗後天后宮という高雄市でもっとも古い寺廟があるので参拝した。海産街を通り抜けると海が広がっていた。台湾海峡だ。この辺りは有名な海水浴場だが、あいにくの雨模様のため泳いでいる人もいない。野良犬が数匹寝そべっている。お天気が良ければそこそこの景色だろう。ただ、砂が黒っぽいのがマイナス。

DSC_4571.jpg

DSC_4579.jpg

DSC_4585.jpg

DSC_4586.jpg 雨が降ってきたので一度、フェリー乗り場の旗津輪渡站に戻ったが、時間もタップリあるので車夫付きの人力車に乗ることにした。一時間ほど周遊して200元。レンタサイクルだと100元だが、小雨の中、汗を掻いての自転車漕ぎは勘弁してよとなる。車夫は選べるので出来るだけ若そうなおばさんにした。

 小姐がいないので仕方が無い。最初に50元のチップを渡した。そのせいか一生懸命に漕いで、早口で案内してくれるが殆ど意味不明。お寺の歴史やフニャラ・ホニャラと話しているようだが、あたしにとっては日常会話ですら大仕事なんだから・・・。

 イカ焼きを食べ、マンゴウジュースを飲みながら後席でふんぞり返っているのもいいもんだ。フードもあるので雨にも濡れない。ライチを買いたいので果物屋に寄って貰ったが、まだ時期が早いと言われた。一時間を少しオーバーして旗津輪渡站に戻ったが、楽しい一時だった。

DSC_4596.jpg

DSC_4611.jpgDSC_4613.jpg

DSC_4617.jpg 雨も止んだのでその辺をブラブラ歩いてみる。この細長い半島は幅が200m程しかない。片側は大海原の台湾海峡、反対側は船の往来の激しい高雄港に面し、変化の有る景観が楽しめる。高雄港の先には高雄市で一番高い東帝士85ビルも遠望できる。半島の高台に登って行くと旗后砲台跡に出た。

 清時代に高雄港の防衛のために築かれた軍事的な施設の跡だ。お天気が良ければ絶景となるのだが。旗津半島の観光地は旗后灯台、海岸公園や風車公園など、まだまだ沢山あるが、歩き疲れたし蒸し暑いので帰ることにした。今旅行中、天気の良い時、もう一度訪れたいものだ。

DSC_4626.jpg

DSC_4629.jpg

DSC_4633.jpgDSC_4530.jpg

 西子灣站からMRT(地下鉄)で高雄站へ。台北と同じで、ここ高雄もMRTは何処に行くにも便利な乗り物だ。料金は20元~60元と安い。日本の半値以下だ。開通して間もないこともあるが、ホームは綺麗で安全。安全ゲートも設置され、電光掲示板や地上への出口案内なども申し分ない。ただ、将来の人口増に備えてかホームが長い。使用されているのはホーム全長の半分だから歩く距離が長くなる。また、車内は飲食禁止でチュウインガムでも駄目。罰金は日本円で約5000円と厳しい。

DSC_4641.jpgDSC_4644.jpg

DSC_4832.jpg お昼前に、イカの丸焼き一本食べただけなのでお腹が空いた。高尾駅の真正面に牛丼の吉野家があったので入った。牛丼なんて何十年ぶりだろう。まさか高雄で食べようとはね。旨かった。御飯は日本の米だろうと思う。アイス紅茶がセットで付いていて125元だった。日本円で440円ほどだから、たかぁ~い 太贵了。

 日本より高いのだ。そういえば今年の始め、台北で食べた豚骨ラーメンも高かった。日本食は高級なのだろうか。街中ではやたらに日式〇〇〇と書かれた看板が多い。台湾人は中国人ほどメンツにこだわらないのかもしれない。中国本土で日式〇〇〇と看板を出すとスグ壊されそうだ。桑原・クワバラ・・・。

 あたしも、なにも台湾まで来て牛丼や豚骨ラーメンを食べなくてもと言われそうだ。でもその時の状況で旨いものを食べれば良いので全くこだわりは無い。台湾料理、中華、和食、洋食なんでもこざれだ。口に合わ無くても旨いものも有る。ただ不味いものは食べたくないだけだ。

 晩御飯はホテル近くの持ち帰り専門の快餐厅(ファーストフード店)で排骨饭(骨付き肉飯)を買った。野菜のおかずを2点トッピングしても70元だった。日本でお弁当屋でお弁当を買うようなものだ。

 果物屋が近くにあったので寄ってみた。なあぁ~んと、荔枝(ライチ)があったのだ。少し古そうだったが安い買い物と思い一山50元でゲット。あと、パパイヤの生ジュースを買ってホテルに戻った。貧しいのか豪華なのか微妙な晚餐だが、ボリュムタップリでそれなりに旨かった。ただ、排骨饭(骨付き肉飯)の油が強かったせいか夜中に胸焼けがしてマイッタね。(へ_へ;)


ポチットオネガイ

旅行・観光(全般) ブログランキングへ

nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 2

K

久しぶりにパソコンを開いた、台湾は良いねキレイだしノンビリしていそう、優雅な期間だったね、うらやましいゾ、
by K (2013-06-07 08:15) 

官兵衛

台湾は何度来てもいいですねぇ~
今年、もう一度行こうかなぁ~
by 官兵衛 (2013-06-08 22:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。