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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

槙寄山 2012-2-18 (土 ) 晴れ [山行記録2012年]

 今日は低山冬山ハイキング。久し振りの奥多摩だ。総勢16名。バスは圏央道あきるのICから五日市駅、檜原村を過ぎ仲の平登山口へ。登山道は数馬集落の端から始まる。北面のため日陰には雪も残っている。冬枯れの雪道を歩ける自分の幸運に感謝・感謝。

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 大岳山も特異な山容を見せている。大きな立派な姿だ。目に痛いほどの緑の季節の山も良いものだが、この季節の枯れて寂寞さを感じさせる山容も捨てがたいものだ。

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 今日は今年初めての山行だ。振り返ってみると昨年は一度も独りで山に入らなかった。今年もたぶん独りで登ることはないだろう。気力、体力の衰えもあるが、以前のように立ち向かっていく情熱が失せてしまった。心境の変化とも云える。山を登る行為に心の中の何かドロドロしたものを吐き出していた自分が懐かしい。

 昨年の三月頃から心中が穏やかになったようだ。東北大震災の影響もあったのかもしれない。勿論、頭の片隅では穂高や剣なぁ~んて想ってはいるが、夢・幻だネ。仲間と低山をハイキングしているのが相応しいと思えるようになってきた。

 情けないとも悲しいとも思わない。淡々としたものだ。自分では第三の人生を歩み始めたと考えている。人生いろいろ、人それぞれ・・・山に登るも良し、麓から山を眺めるも良し。

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 分岐を右に折れるとまもなく槙寄山(まきよせやま1188m)山頂に到着。南側は開けていて富士山が正面に鎮座している。いつ見ても飽きることの無い佇まいだ。山頂は広いが風が冷たいので早々に退散。まだ時間も早いので笹尾根を笛吹(うずひき)に向かう。予定通り笛吹峠で昼食とする。

 峠から下山開始。北面の尾根筋を下るが、雪が凍っている部分もあり歩きづらい。いつものように雪の多い箇所を選んで歩くが雪の下に氷が隠れていて少し手こずった。でも、良いも悪いも含めて雪道は楽しいものだ。午後2時過ぎに笛吹の登山口に無事到着。穏やかなお天気で幸せ一杯の一日だった。

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山子路爺

いよいよ山登り始めましたね。
by 山子路爺 (2012-03-11 14:53) 

官兵衛

たかが山登り、されど山登り・・・
始め良ければ終わり良し

by 官兵衛 (2012-03-12 21:09) 

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