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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

台湾(2011-10-25~30 )その① [海外旅行2011年]


2011年10月25日(火)

 旅行仲間から、台湾に友達がいるので行こうとお誘いがあった。約二十年前に仕事で数度訪れたことがあるが、台北市内と高雄を観光しただけで殆ど記憶に残ってない。今回は大半を台南でのんびりと過ごす予定となる。飛行機は台湾のEVA航空だが機内は明るく座席毎に液晶モニターも付いていて快適だ。

 台北の桃園空港に予定通り午後5時頃到着。数日前に予約しておいた台北のホテルに向かう。台北市内行きのバスは5~10分おきに出ているので便利だ。料金は日本円換算で約330円程だ。ラッシユのため1時間半程かかり市内中心の忠孝復興に着く。ここから地下鉄に乗り一つ目の大安駅下車。ホテルに7時30分頃着いた。

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P1000013.jpg 雨のため少し見通しが悪いが、ホテルの窓から TAIPEI 101 が綺麗に見える。ランドマークタワーで高さは508M、台北のシンボルでレストラン、ブティック、ショッピングモール等が入っていて89階には展望台もある。
 台湾は日本の九州ほどの大きさで人口は約2300万人、正式国名は中華民国で台北が首都になる。

 公用語は中国語だしホテルなどでは日本語も通じる。日本人にとっては中国本土より適応し易い感じがする。

 台北は雨のせいか肌寒い。気温は日本と同じような感じ。フロントで地図を貰いホテルを出て夜の街をブラブラする。夕方に機内食を食べているのであまり食欲は無いが、小吃の店に入る。トウモロコシのお粥のようなものを一杯食べた。日本円で100円もしなかったが美味しかった。雨も降っているし、疲れてきたのでコンビニに寄って水を買いホテルに戻る。水は種類が多く日本の約1/3の価格だ。海外の一日目は疲れる。爆睡・・・(-_-)zzz



2011年10月26日(水)

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P1000045.jpg 雨が止んでいるが肌寒い。今日中に台南に着けば良いので午前中は台北の観光に費やすことにした。ツアーではあまり訪れない台北郊外の猫空(maokon)を散策することにする。ホテルに荷物を預けておいて徒歩1~2分の大安駅からMRT(台北の地下鉄の正式名)文湖線に乗って終点の動物園駅で下車。20分も乗ればもう台北郊外となる。

 台北市の面積は東京都の約半分。MRTの路線も10線ほどありスゴク便利だ。平日のせいか車内もガラガラ。座席はプラスチック製なので固くて座り心地は良くない。列車の幅は日本と同じようなものだ。地下鉄の切符は自動券売機で買った。切符はプラスチック製のコインで改札機にタッチして入る。出る時は改札機に入れて出る。料金は距離により違うが概ね50円~150円ほどだ。地下鉄と言っても地上も走る。遠くから見るとモノレールカーのような姿だ。

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 動物園駅から少し歩いた所にロープウエイ乗り場があり、乗車する。 6人乗り用だが平日のためかガラガラだ。床が透明でスケスケの箱に乗車する。高度感もあり楽しい。雨模様だが下には茶畑が広がり遠くには台北101タワーも眺望出来る。途中、動物園内駅と指南宮駅があるが、終点の猫空(maokon)駅で下車。台北市内一望とはいかなかったが気持ちの良い空中散歩をした。標高も400メーター程あり、雨も降っているので寒い。ハイキングコースも沢山あるが雨のため駅近辺の散歩だけにした。

 お昼時なので茶芸館に入っり休憩。店の人がテーブル毎にヤカンでお湯を沸かして一服立ててくれる。お茶菓子はクッキーを食べた。今朝のホテルでの朝食が遅かったので、これで十分だ。雨の茶畑を眺めながら美味しいお茶を飲むのも一興だ。

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P1000050.jpg 午後、早めにホテルに戻り、荷物を引き取り地下鉄で台北駅へ。地下鉄は空いていた。車内は日本と違い吊り広告も無く快適だ。台北駅は高鉄(新幹線)、台鉄(在来線)、MRT(地下鉄)が集中している台湾で最大の駅だが整然としていてあの中国の喧騒さは無い。



 高鉄(新幹線)のチケットは今朝、コンビニで買っておいた。台北~台南間は一等で約4600円だが、老人は敬老で約2900円となる。嬉しいけれど、スゴク哀しかった。中国では新幹線の敬老価格は無かったので驚いた。それに較べて日本は・・・・・。

 車内は座席も荷棚も日本の新幹線と殆ど同じ。一等車はおしぼりや飲み物がサービスで付いてくる。揺れも少なく快適な乗り心地。駅構内、待合室、プラットホーム、車内等、全て静かで整然としている。

 車窓からの景色は田園風景ばかりで退屈するが約一時間四十分なので問題ない。台南に近づくにしたがい天気が良くなってきた。
台鉄(在来線)では特急でも約4時間以上掛かる。昔、台北から飛行機で高雄まで行った記憶がある。便利になったものだ。17時43分、定刻どおり高鉄(新幹線)の台南駅に到着。

 台鉄(在来線)の支線(沙崙線)に乗り換えて台鉄(在来線)の台南駅へ。バスでは一時間程かかるが鉄道は約20分ほどでありがたい。ただ30分に一本しかないので注意が必要。

 台南は台湾第4の大都市。台湾で一番早くから開発された都市でもあり、日本の京都のように歴史的、文化的な町でもある。熱帯圏に属し一年中温暖な気候で海にも面している。

 台南駅周辺は非常に賑やかで、特に西側のロータリーがあるほうは喧騒で騒々しい。ロータリーを地下道で渡り、昨夜インターネットで予約しておいたホテルに向かう。歩道にはバイクが一杯駐車されている。段差もありスーツケースを引っ張って歩くのに苦労する。台北は日本の東京のように整然とした感じだが、ここ台南は中国の地方都市と言った感じだ。雑然としていて騒々しいがエネルギーが溢れかえっている。10分程歩いてホテルに到着。4連泊の予定なので三ッ星のホテルでリーズナブルだが、朝食もついているしネットも使える機能的なホテルだ。

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P1000055.jpg お腹が空いてきたので散策がてらに街に出た。繁華街の真ん中にあるホテルなので周にりは小吃街やコンビニが多い。お店と歩道との境界がよく解らない。大抵のお店は歩道にテーブルや椅子を出している。歩道はお店の一部でもありバイクの駐車場でもある。歩くのに一苦労だ。荷物やバイクなどで通れない時は一度車道に出なければならない。

 小綺麗なお店に入ったが、巻き寿司や稲荷寿司もあり楽しめる。品数が多くて安い。皿や丼、スプーンは全てプラスチック。一皿50円前後なので200円ほどで満腹になる。豆乳やピーナツのスープが旨かった。小籠包もお奨めだ。疲れてきたのでコンビニで水を買いホテルに戻った。

 この台南は台北と違い暑い。午後の9時を過ぎてもまだ半袖でも大丈夫。さすが熱帯圏だけの事はある。暑さのせいか、夜遅くまで賑やかなので旅行者にとってはありがたい。

 台湾の交通事情は中国と較べると遙かに良い。運転手も信号を守るしウインカーも出す。歩行者が信号を守るのには驚きだ。ただ、バイクは道路の端を逆走するし、歩道もゆっくりだが走る。歩道に駐車しているので当然の事かもしれない。日本の自転車の感覚だネ。自転車は殆ど見かけない。それでも昔と違いバイクは少なくなったようだ。信号が変わると一斉にスタートダッシユする光景は昔と同じだった。懐かしい光景だ。




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コメント 2

山子路爺

台湾といえば玉山
登ってみたいなぁ。
by 山子路爺 (2011-11-25 11:35) 

官兵衛

台湾で山登りかぁー
考えた事なかった
そう言えば阿里山もある
by 官兵衛 (2011-11-25 22:01) 

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