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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

上海世博会 ① 2010-9-1~4 [海外旅行2010年]


9月1日 (水) 晴れ

P1020162.jpg 中国語の研修旅行とかホンニャラフニャラで上海世博会(万博)に出かけた。本来なら9月末頃にでも独りで行こうかなぁーと考えていたのだが・・・お誘いがあったので参加させていただいた。中国語会話を学んでいる人達のメンバーで先生も参加されているので心強い。女性4名男性3名のグループで出かけることになった。


 ↑ 世博会入場券  1枚160元(約2000円)
結果的には色々な面で参加させていただき良かった。独りで行ったとしたら苦労したうえに、つまらなかったことと思う。

 成田発15:05のフライトだが約1時間遅れで出発となった。滑走路に向かって進んでいたようだが途中でストップ。最初は確か、管制塔の指示待ちとかアナウンスされていたが結局はエンジントラプルということでターミナルに引き返した。出発ロビーで待つこと約3時間・・・ようやく午後8時頃再出発。少し動いたが再度エンジントラブルでストップ。また、ターミナルに戻ることになれば今日の出発は駄目だろうと諦め気味だったが、暫くして「修理完了したので離陸します。」とアナウンスがあった。「おいおい、ちょっと待てくれぇ~・・・」と思っているうちに離陸してしまった。離陸してからのアナウンスでは左エンジンの部品を交換したからもう大丈夫ですとのこと。AIR CHINA だから、まぁーエエか・・・。おおらかことは好ましいのだが、なんとなく落ち着かないフライトだった。

 浦東空港に着いたのが現地時間で11時を廻っていた。虹橋エリアのホテルまで車で1時間、何だかんだと・・・寝たのが深夜2時過ぎ。
チカレタァー。お腹も空いたぁぁぁぁ~~。 (-_-)°zzz・・・



9月2日 (木) 晴れ

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 昨夜が遅かったので、朝食を食べてホテルを出たのが9時過ぎになつた。短い睡眠時間だったが熟睡できたし、ホテルの朝食も美味しかった。
「我身体很好」「一切都好」

 タクシーを拾って地下鉄9号線合川路駅まで行く。上海の朝は活気に溢れているのでこちらも元気になる。タクシーは初乗り運賃12元(約160円)で合川路駅に到着。馬当路駅で13号線に乗り換えて世博大道駅まで行くのだが4元(約55円)だ゛。

 地下鉄初乗り運賃は北京では2元だったが、上海は3元のようだ。ICカードの切符は券売機のタッチパネルを操作して購入するが、乗換駅を確認してから券売機を操作する方が良い。日本と違い購入枚数を打ち込み料金が明示されてからお金を投入する。簡単な手荷物検査は北京と同じ。改札は勿論自動でICカードをタッチするだけだが回転バーがありタイミングが必要だ。少しでもモタつくと回転バーが作動しないのでやり直しとなる。途中、10駅ほどあったが車両は新しくて気持ちがよい。日本の地下鉄と違い広軌のせいか、かなり幅が広く感じられる。

 13号線は世博会場の中に乗り入れられているので便利だが世博会のために部分的に開通させた路線のようだ。改札を出る時はICカードが回収される。地下鉄は概ね北京も上海も同じ感じだが少しの違いに戸惑う。もっともあたしの場合は東京の地下鉄でも戸惑うから気にならないがネ。 (^^;ゞ

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 今日は台風の影響だろうか、蒸し暑い。会場の入り口では徹底的に検閲があり、たまたま持っていた錠剤の種類まで問われ、財布の中まで調べられた。中国のおおらかで少しいい加減な国民性は大好きだが、このような国家権力を背景にした処置には閉口する。もし、大麻や覚醒剤でも所持していたら永久に日本には戻れないかも・・・クワバラ、桑原。あたしは降血圧の薬しか持ってないもんね。まぁー、テロ防止、安全第一はエエことだが・・・。

 あまりにも広くてどこの展示館に入ってよいのやらまごつく。兎に角、行列のないところを目指すことになった。シンガポール館やマレーシャ館あたりが最初だったと思うがはっきりとした記憶が無い。館内はどこも同じようなものでその国の歴史、観光名所、特産品や未来の姿を映像で見せたり展示したりが多い。民族を強調したショーなどもあり楽しめる。館内は光と彩色に満ち溢れ、演出は館ごとに異なりお国柄が出ていて面白い。

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P1020207.jpg お腹も減ってきたので昼食となった。どこも人で一杯だったがファーストフード店のようなところで食事をした。美味しかったが量が多くて食べきれない。
 午後は世博中心館を見学した。世博会の主題館でもあり地球の環境破壊や温暖化がテーマとなっている。映像も壮大だし仕掛けもスケールが大きく楽しめた。


 この辺りは公園もあり、人も少なく歩き疲れを癒すには良いポイントだ。午後も暑いが午前中のような蒸し暑さではない。東京よりはよほど凌ぎやすいと感じた。

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P1020219.jpg 中国館にやって来た。詳しくは解らないが中国館に入館するには朝一番に並び当日の整理券を入手する必要があるとのこと。入館するには、また2~3時間並ぶことになる。見学する気なら少なくとも半日以上の覚悟が必要なので当初から諦めていた。ただ、70歳以上の人に対しては整理券が不要なのか、並ぶ必要がないのか良く解らないが、何か特権があるようだ。

 あたしは対象外れぇ~す。中国館の建物には中国国家館と中国省区市聯合館の二つがあり国家館の方は記述の通り入館が困難だ。今回は聯合館に入館したが殆ど並ぶ事無く入館できた。外観からの想像より内部はかなり広い。北京館から上海館まで31館もあり中国情緒タップリだし一番楽しめた場所だった。この中国館を観なくて何が上海世博会だということだろう。

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 外に出ると薄暗くなってきたので夕食とする。小食堂街で海鮮焼きソバ風の麺とスープをいただいた。美味しかったし量も充分。15元(約200円)の夕食だが満足だ。値段が安いことは嬉しい以上に心を豊かにしてくれる。

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P1020237.jpg 日が暮れた会場は日中の暑さも和らぎ素晴らしい景観だ。あちらこちらのイルミネーションに目を奪われる。音楽噴水が始まるまで一時、夕食後の休憩も兼ねてのんびりと過ごす。黄浦江で音楽噴水が始まった。音楽に合わせて水の柱が移動し、姿を変える。色とりどりの光線が水煙に映え、いやがうえにも会場を盛り上げる。


 黄浦江からの涼しい夜風も頬に心地よい。日頃の生活では決して味わうことのない無縁のこの光景は普段と違った心の状態を引き起こす。山上で夕日が落ちる時に感じるあの寂しさや哀しみに近い思いを抱いていたようだ。強烈な思い出となったのは確かだが、あえて自分に追求しないほうが気持ちの上では楽だし、そんなことをしたところでどうなるものでもない。

 混雑を避けるためショーが終わる前に会場を後にした。
地下鉄とタクシーを利用し約1時間程でホテルに到着。
有点儿累。 晩安! (-_-)zzzZZZ

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