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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

中国上海観光 2010-3-2 (火) 曇り [海外旅行2010年]


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P1040612.jpg 今週は仕事の関係で上海に行った。半日だけ時間が余ったので観光となった。茂名南路にある日系のホテルを出たのが午後3時過ぎだった。
今にも降り出しそうなお天気だ。ホテルの2階にあるJTBラウンジで半日観光を手配してもらった。美人ガイドと運転手付きなのだ。

 まずは黄浦江を地下の隧道でくぐり抜け浦東新区へ。上海のシンボルでもある東方明珠塔を下から見上げる。デッカイし迫力満点のテレビ塔だ。高さ468メーターだから東京タワーより高いのだが、兎に角、形がユニークだ。地球儀の形をした国際会議場もあり面白い。

 日本の森ビルが建てた上海環球中心という492メーターの超高層ビルもある。上部は雲に覆われていて見えないが100階に世界一の高さとなる展望台もある。20年前、この辺りは湿地帯だったとの事。現在は超高層ビルが林立する国際的な金融街となっている。画一的な東京のビルと違い、色々なデザインは見ていて楽しいし、そのスケール感には圧倒される。黄浦江沿いには公園もあり、道路も広い。実に気持ちの良い場所だ。上海ドリーム・・・夢とチャンスを感じさせられる。

 黄浦江の対岸は外灘だ。この浦東新区から見た歴史的な建物が並ぶ外灘のライトアップされた夜景、また逆に外灘から見たこの浦東新区のライトアップされた夜景も絶景ということだが今回は時間が無い。残念だが次回の楽しみとしておこう。といっても、もともと夜景なぁーんてものは男女のカップルで見たほうがエエのに決まっているものだが・・・。

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 ↑黄浦江の地下隧道を通り10分程車で走ると豫園に到着。まさにこれぞ中国という建物がズラリと並んでいる。日本で言えば浅草という感じだね。春節のお飾りがまだ残っているため赤色を主としてカラフルなことこの上ない。中国のイメージそのままの場所なのに STARBUKS COFFEE があり不思議だが充分中国を楽しませてくれる場所だ。

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 ↑横道に入ると道も狭くおみやげ屋さんのような小さなお店がズラーッと並んでいる。骨董屋さんなどもたくさんあるようなので次回には是非散策してみたい。夕方なのに、人、人、人・・・で大混雑だ。有名な観光スポットだが地元の人達にも人気があるということだ。小籠包で有名な南翔饅頭店にはたくさんの地元の人達が並んでいる。今度、機会があれば是非食べてみたい。頭の少し捻れた所を少し噛みきり中身をチュチューと吸うと旨い肉汁がジュワー・・・涎が出そう。

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 この店の裏側にある池には九曲橋が架かっていて途中に有名な茶館の湖心亭が建っている。茶館にも一度入ってみたいと思っていたが今回は時間の都合で見送りだ。日本の喫茶店と同じでコーヒーの代わりにお茶になるだけ。ポットにお湯を入れれば何杯かは飲めそうだ。色んな種類のお茶があり老舗では日本の喫茶店より高いという。中国はお茶に贅沢な国というのも頷ける。

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 九曲橋をジグザグに渡り終えたところに豫園の入り口がある。夕方のため薄暗かったが入園し駆け足で園内を観光することになった。園内はライトアップもなく人影もまばらで暗くて薄気味悪い。コートをホテルに忘れてきたので寒くって鼻水たらしての見学となった。

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 昔は明の時代の誰かの私邸ということらしい。園内には見事な建物や巨石もあり見るだけでも楽しい。歴史のホンニャラフニャラは美人ガイドさんが一生懸命説明してくれたので一応聞いていたのだが全く記憶に残ってない。まぁー、いつものことだが・・・。

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 園内の見所はたくさんある。もう少し明るい内に入園しているともっと楽しめたことだろう。シャチホコのような龍や獅子像、鹿や蛙の像、また妖怪のような狛犬みたいなモノもいる。お堂や楼閣もたくさんあったが中が暗くて良く見えなかった。

 建物の欄干には細かい彫刻が刻まれ見ていて飽きない。園内は2万㎡以上もあるのでじっくりと見学すると半日はかかりそうだ。残念だが時間が限られているので早々に見学を終え外に出る。辺りは暗くなっていて提灯に明かりが点っていた。

 豫園を後にして南京路へ。車で10分ほどだ。外灘(バンド)の裏手にある繁華街で新宿、渋谷のようなところだ。歩行者天国になっていて多く人がブラブラ歩いている。観光客用の小さな電気トロッコが繋がったようなものがゆっくり走っている。ネオンも多くカラフルな光景だ。デパートに入ってみたが高級品が多く商品の価格は日本と変わらない。ちょっと横に入ると刃物屋さんや筆屋さんなどもあり面白い。レストラン、ホテル、飲み屋、マッサージ等なんでもありの繁華街のようだ。上海の裕福さを感じる場所だ。

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 夜になったので観光も終わり。ホテルに帰る途中、新天地に寄った。
レトロ感満点のエリアだね。旧フランス租界当時から残っている建物が洒落たレストランになっている。高級クラブ、バーやカフェなども多くおしゃれな大人の遊び場といえる。欧米人も多い。清潔で綺麗な印象をうけるが高級感が漂うため値段も高そう。夜遊びには最高のエリアだそうだ。
日本では銀座、青山、六本木・・・。

 ガイドさんが新天地の中央にある共産党第一回大会が開かれた「一大会址」に案内してくれたが中国の歴史や、昔の上海を想起させられる場所だ。ここから車で10分も走ればホテルに到着した。
上海の中心部は意外と狭いと感じたものだ。

 上海の駆け足観光をしたがいつか時間をかけてゆっくりと散策してみたい。5月の万博が近いせいか道路にはタバコの吸い殻一つも落ちてないし、公共の場所は殆どが禁煙となっているようだ。中国語ももう少し上手く話せるようになれば独りで散策に来てみたい。

夜的上海和美人再見.我想再去那里・・・。



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山子路爺

Oh!上海でしたか。
景気が良くて活気にあふれていますか?
日本ももう少し良くなるといいですがね。
by 山子路爺 (2010-03-16 22:36) 

官兵衛

―山子路爺さん―
上海には夢があります。チャンスも転がっていそうです。
現地では少し若返った気持ちになりました。
帰るとスグに現実に戻りましたがネ。
by 官兵衛 (2010-03-18 20:17) 

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