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傘寿も過ぎ気力・体力不足に悩む日々。旅もスキーも年貢の納め時かも。まだ少し残っている知力・気力・体力を使い何をしょうか?

赤岳、阿弥陀岳 1/2 2008-6-2 (月) 曇り [山行記録2008年]


P1050342.jpg 急に高い山に登りたくなった。手っ取り早いのが八ヶ岳だろう。今日一日ぐらいは天気が持ちそうなので急遽出掛けた。平日は車も空いていて 7時過ぎ、順調に美濃戸着。前回、車の底を擦った林道も今日は何故か快適に通過。とりあえず、一日分の駐車料金1000 円を払い出発する。
一応、計画は日帰りだ。曇ってはいるが雨になるような感じではない。

 南沢から登ることにする。時間も充分あるので途中から沢を忠実に辿ることにした。

P1050347.jpg 右岸左岸と渉り歩く。ここ数日の雨のためか水量が多い。一時間ほど歩くと綺麗な滝が出てきた。
傾斜は45度程度か?。 勿論、滝の名前など解りましぇ-ん。直登は濡れそうだしここで神経使うことも無いだろうと、断念する。でも、なかなか綺麗な滝だった。もっと上流には南沢小滝、大滝があるがこの辺りで登山道に戻ることにする。
ここで地図を取り出して見ると登山道は右岸を巻いている。左急斜面を木に掴まり登っていくと登山道に出た。緩やかな沢沿いの道をのんびり歩くのも気持ちがエエ。途中、仕事のメールなどで30分のロスタイム。

 一人の山行は気儘に出来るから止められない。横岳の稜線が見えだした。大同心もよく見える。

P1050349.jpg この辺りは沢が伏流水になっていて、広河原と呼ばれている場所なのだ。
ここから道は左岸の樹林帯に入る。
雪道になるが問題なし。鹿が数頭前方を横切った。相当離れている。警戒心はカモシカと違い強い。ほどなく河原に出たところで赤岳も見えてきた。
行者小屋も近い。

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P1050363.jpg  ←行者小屋だ。背景は大同心。小屋の前で小屋番のお兄さんがバイオリンを奏でようとしていた。左テーブルの上にバイオリンが置いてある。なかなか粹なことをするネ。南沢でのんびりし過ぎたので、休憩もそこそこにし、地蔵尾根に向かう。緩やかな樹林帯を登っていくと急登になる。
文三郎尾根より傾斜はキツイ。省エネ登山道だ。左に横岳の西壁が見える。

 大同心の向は硫黄岳だ。樹林帯は上部まで、まだ雪が残っている。直登したりトラバースしたりで楽しめる。

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↓ 地蔵尾根上部から見た中岳と阿弥陀岳。まだ、樹林帯の上部は新緑萌えるとはいかないが、この梅雨が明ける頃には雪も消え本格的な夏山だ。夏山は好きだが人が多いので敬遠気味。あたしにとって、一番エエのは晩秋か初冬の平日だろう。

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 地蔵尾根上部にお地蔵さんがある。
この辺りが一番傾斜の強いところだ。
最上部は細いリッジ状になっているが、初冬の雪では問題なさそう。
2月、3月の雪壁では雪質次第?。
キックステップが効く程よく締まった雪なら最高。

 誰か連れて行ってけれ~。一人じゃ、怖いけんネー。それにしても、この辺りのザレ場は風化のためいつか、大きく崩壊しそうだ。

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 ↓ 地蔵の頭だ。背景は横岳から硫黄岳の稜線だ。お地蔵しゃんの赤い色が目に染みる。先程、携帯でニュースを見たら今日から梅雨入りだそうだ。でも今日一日は大丈夫だろう。西の空も明るいし、風もなく穏やかな登山日和だ。まだ11時過ぎだが本格的にお昼ご飯とする。といってもコンビニのおにぎりとサンドイッチだ。コーヒーを湧かして飲んだりしていたらまたもやタイムオーバー。
まぁ、エエっか。

P1050403.jpg

2/2に続く




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