筑波山 2007-04-26(木) 晴れ [山行記録2007年]
膝の具合を検証するにはぴったりの山行だと考え出掛けた。
天気も良かったが、何より新緑が素晴らしかった。ここ最近はスキーばっかりだったためか緑が目に染みる。ケーブルカーやロープウェイもあり誰でもが登れる。あたしも膝の具合が悪化すれば下山はケーブルカーと考えていたが幸いにも自分の足で下山できた。本調子ではないが、これからも登山ができそうだ。
本当に嬉しかった。
想像していたよりも山並みは立派だし懐も大きかった。時計の高度計では筑波神社と女体山とは標高差約630メーターだった。登山道も整備されていて充分自然を楽しめた。コースは筑波神社から男体山、御幸ヶ原、女体山へ。
下山は弁慶七戻りの岩の間を抜けて筑波神社に戻った。
自宅発6時。一般道を走り9時頃筑波山市営駐車場着。ガラガラだけれど料金500円前払いだ。平日ぐらい無料にしたらと思うがそれでは不公平かなぁー。
駐車場から見た筑波山。独立峰ではなく連山だ。
筑波山神社に参拝した。お賽銭も入れた。願い事はしなかった。悩みもあるし、困っていることもたくさんあるが・・・・・。
現状を報告し、毎日自分の出来ることは一生懸命やるから見守って下さいと話したけれど、これってやっぱり願い事なんだなぁー。
筑波山神社の山門
神社の本殿
神社の境内
急ぐこともないので神社の境内でのんびりしてから登山開始。9時30分。
途中、綺麗な花が咲いていた。何故か感傷的になる。歳のせいか???
花の名前は、苦手なのだ。
11 時に男体山頂上。頂上には祠があった。
見晴らしはいまひとつだ。直下には神社の出張所みたいな建物があり神主さんがおみくじを売っていた。1本100円だったけれど買わなかった。今年からは神頼みはしないことにしている。見晴台もあるがこの場所食事禁止と掲示あり。
少し離れた頂上直下の岩陰で昼食だ。コンビニの握り飯とお茶だが大変美味かった。幸せを感じる一時だ。この場所は少し岩を登って下降したところだからまず人は来ない。おしっこも気兼ねなくできた。それにしても鳥の鳴き声が心地よい。ウグイスも鳴いている。あたしにはウグイスの鳴き声しか解らんけん。
しかし、稜線には鉄塔やアンテナが目立つ。
関東平野一望だからしゃあーないということか。
男体山から見た女体山
北側には山並みが続く。縦走もできそうだ。
筑波山は双耳峰なのでそのコルが御幸ヶ原になる。
土産物屋さん、食堂等が尾根上に並んでいる。結構広い場所だ。
トイレもあるし。展望台、おまけに望遠鏡まであった。
平日なのに、おばちゃんの団体、小学生の遠足、中学生の課外授業?等で混雑している。これじゃ休日、連休は大変だろうと想像する。
年配の男性はあまりいないみたい、というか目立たない。おばちゃんパワーに圧倒される。ケーブルカーやロープウェイで来たみたいだ。
ほどなく女体山頂上へ着いた。
ちょうど12時だった。
百名山の標識だ。男体山より6メータヘ高くて標高877メーターだ。
なんで高い方が女で、低いほうが男なんだろう?
まぁー、どっちがどっちでもエエけど何か理由があるんだろう。
天気は良いが、モヤっていて眺望は今ひとつだ。
期待していた富士山も全く駄目。
関東平野は広いなぁーちゅうことだけは良く解った。
関東平野、遠くが霞んでいる。
女体山頂上にも祠があった。勿論、拝みました。
のんびり景色を楽しんでから下山開始。
途中、奇岩、怪石いろいろ。面白い。このルートは静かで良い。
勿論、おばちゃんの団体には会わなかった。
弁慶七戻りというところだ。チョックストーンだ。
登山道はその下をくぐっている。
説明書きがあったが読まなかった。
この山は説明の立て札が多い。悪くはないがあまり多いと食傷気味になる。
なにもないと見つけた時の驚きが強いと思うが・・・
あたしの場合、見落としちゅうこともあるから何とも言えんけれども。
こんなところまで祠がある。信仰の山なんだなぁー。
一路筑波山神社へ。
駐車場着は2時少し前だった。5時間ほど山で遊ばして貰った感じ。
しかし、下りは膝が少し痛かった。まだ本調子ではないが少しづつ良くなっているようだ。明るくてエエ山だった。気候のせいもあるが。
家族と一緒に来られたら最高だろうなぁー。
樹齢何年か解らんけれど、相当でっかい杉等もたくさんあり古い信仰の山の雰囲気が漂っている。初めて登ったが、来年もこの時期に是非登りたいと思う。
帰りも一般道を走り約3時間かかった。のんびりドライブもエエもんだ。